by Kodai Yamase
ベ−スにおける金属パ−ツと言うと、ブリッジ、ペグ、コントロール・ポッド、フレット等が主なものだ。
そのどれもが、長年の使用によって磨耗したりサビ付いたりする可能性が有る。
何といっても一番サビやすいパ−ツなのではなかろうか。
ピック弾きの際ここに手を置いてミュートする事が多いだろうし、スタジオや家で弾くだけならまだしもライヴ等をやるようなら汗等が結構付着する。
駒やネジ、スプリング等の複数パ−ツで構成されている為、ホコリ等も入り込みやすく日頃こまめに拭いてやった方が良いだろう。
ブリッジ本体はともかく、駒(弦が乗っているパ−ツ)を固定する為のネジやスプリングはサビやすく、しかも一旦サビ付いてしまったら落とすのも一苦労だし、いざオクタ−ブ・チュ−ニングしようと思っても動いてくれなくなったり微妙な調整が出来なくなってしまうので、注意が必要だ。
ちょっとしたサビならば金属磨き粉を綿棒に少量つけて、根気よく磨いてやる事で何とかなるが全体的にサビが進行してしまったらもう諦めるしかないだろう。
もう、そうなったら楽器屋でリプレイスメント・パ−ツに交換するしかない。
スプリングにしろ、ネジにしろ、価格自体はそれほど高いものではないので、後は自分のベ−スに付いているものと同じサイズならば問題なく交換できる。
それと、以外に見落としがちなのが、ブリッジとボディ本体を固定しているネジ。
長年使用していると弦の振動等で、ここが弛んでくる事が有る。
ここが弛むとサスティ−ンに悪影響が出てくるので、半年から1年に1度くらいはチェックしてみると良いだろう。
ここも長年使用する事で金属が磨耗し、ガタ付きが出たりする。
またフェンダー等のオ−プンギア・タイプだと、金属が接触する部分のグリスが落ちて、ペグが回しずらくなったりする事も有る。
ガタ付きが出てしまったら、早めに交換した方が良いだろう。
弦の振動で変なノイズが出たりチュ−ニングが微妙にやりずらくなってしまう。
回しずらくなったペグは接触部分にグリスや接点潤滑剤(クレ556みたいなの)を適量塗ってやる事で解決。
またペグの回転する軸部分に六角レンチやドライバーで調節できる穴やネジが付いている場合は、ここを弛めたり締めたりする事でペグを回す際の重さを調節できるので、試してみると良いかもしれない。
ペグとヘッドを固定するネジも、振動等で弛む事が有るのでチェックする事も忘れずに。
出来れば、アンプのON/OFF時にはポッドのボリュームやトーンを0の状態にしておいた方が良い。
なぜならば、音が出る状態でON/OFFしたり放置したりするとポッドに焼き付きが起きて「ガリ」が出てしまうのだ。
「ガリ」が出来ると、ポッドを回した時にノイズが出るだけで無く、そのポイントで音が出なくなってしまうトラブルの原因ともなる。
ポッド自体は交換するにしても大した額ではないので、リペアショップに出しても良いし、いっその事自分で交換しても良いだろう。
ただしその際はポッドの種類が自分のベ−スに付いているものと同じタイプかどうか、確認しておかないとエライ目に逢うので注意。
また、配線もあらかじめ紙に書いておくと交換後ハンダ付けする時にあれこれと悩まずに済むし、間違ってつないでしまった日には当然ながら音が出なくなるなんて悲惨な目に逢わずに済む。
とにもかくにも、日頃のマメなメンテをしておく事で、「ある日突然」トラブルに見舞われる事も回避できるし、弾き心地も良いのではないだろうか。
そんなわけで、今回はこんな所で。
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