+ご協力のお願い+ → +ご協力のお願い・2+ 友人の調査にもご協力お願いします!!

既にご存知の方も多いかとは思いますが、不肖管理人、只今卒業論文の準備中でございます。
そしてそして、現在、イキナリ行き詰まっております。
つきましては、ご訪問いただきながら誠に申し訳無いのですが、 ちょっとしたご協力をお願いしたいと思います。
臨床心理学専攻の私は、テーマに「青年期の自己嫌悪感」を選びました。
しかしこのままでは仮説が見つからず、次の調査という段階に進みません。
なので、できるだけ多くの自己嫌悪感(ここでは、 「客観的事実はどうであれ、否定的な感情や事象が自分自身に由来するとし、 自分が自分自身のことをいやだと感じること」(水間,1996a)と定義します) についての記述を集め、それを元に熟考して仮説を立て、研究計画を組み立てていきたいと 考えています。
つまり、早い話が、自由記述形式を主としたアンケートに答えていただきたいのです。
研究内容・方法、現時点での計画など、詳しく知りたい方は下方に纏めてありますので、 お読みください。
但し、期待効果(被験者が研究者の意図を感じ取り、研究者が期待した通りの 結果を無意識的、意識的に出してしまう事)を避けるため、 出来るだけアンケートに答えていただいてからの方が有り難いです。

なんだかよくわからない、という方、それでいいんです(笑)
小難しい事はさておき、とりあえず心を真っ白にして、 素直に記入していただけるのが一番嬉しいので、是非お願いします。
なお、貴方がこのアンケートに記入する事により、 ご迷惑をお掛けする事は一切ございません
当然、匿名でオッケィです。
では、ご協力、お願いします。
ここまで読んでいただき、有難うございました。

+アンケート記入フォームへ+
「詳しく知りたい!」という方は、フォーム送信後左下の「戻る」をクリックしてください。
このページ下方の詳細説明に戻ってきます。


+詳細+

心理学の研究にはいくつかの方法があるのですが、今回私が選択したのは 「質問紙法」という方法です。
手順としては、まず、「これとこれは何か関係があるんじゃないか」、 例えば「こういう風に考える人はこういう特徴があるんじゃなかろうか」という 仮説を立てます。
そして、「事前調査」として、調べたい事についての 自由記述形式でアンケートを取り(これは数十名分集められれば大丈夫かな)、 それを元に尺度を作成して、今度は本番の「調査」として、 「こういう風に考える」度合いを測る尺度と、 「こういう特徴」の度合いを測る尺度を載せたアンケートを配布します。
数は、卒論レベルでも、3桁には届いて欲しい所。
項目数×4以上というのが定説のようですので、 30問だとしても120名分は回収しないといけません。
そして、その結果をひたすらパソコンに打ち込みます。
打ち込みが終わったら漸くあれやこれやと統計の作業をして、 その結果を見ながら、やっと考察が出来る訳です。
そして私の現状は、仮説も立っていない状態(笑)
そこまで到達出来れば、事前調査が必要かどうか、必要ならば大学で配布して…と 先に進めるのですが…なのでこれは、いわば、仮説を立てるための「事前調査の事前調査」です。

で、「自己嫌悪感」と何を組み合わせて検討しようか?という事を考える為、 実際に自己嫌悪感について色々な意見をお聞きしようとなったわけです。
何故「自己嫌悪感」というテーマにしたのか、今の所研究をどう進めるつもりなのか、 といった点に関しては、以下にゼミで発表した時のレジュメに加筆修正したもの を掲載しますので参照してください。

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青年期の自己嫌悪感に関する一考察

問題と目的
 青年期には、程度の差はあるがほとんどの青年が自己嫌悪感を持っている。 自己嫌悪は自分を対象化してみることを前提として生ずるため、 幼児が自己嫌悪感をもつことは稀であり、成人期にも自己嫌悪感はあるが 青年期のような深刻さはない。青年の自分に対する「こうありたい」という 欲求水準が高く、自分に関心を向ける機会も多く、しかしまだ自分の客観的姿を把握していない ということがその理由だと考えられている(詫摩,1993)。
 このように大変身近な感情ながら、自己嫌悪感に関する実証的研究がいくつか現れ始めたのは 90年代半ばと(佐藤,2001)、つい最近のことで、未だ充分な研究がなされているとは言えない。
 自己嫌悪感は否定的な感情の中に含まれるが、肯定・否定両面があると知られている 自尊心・自愛心との関連の研究(佐藤,1996,1998)などから、自己嫌悪感も否定的側面だけではなく、 他の一面も持っていると仮定でき、水間(1996b)も「自己嫌悪感には否定的な側面だけでは とらえられない複雑な様相がある」と指摘している。
 もちろん「自らの生命を絶つ方向に自分を駆り立てていくような自己嫌悪(荻野,1978)」 もあり、決して軽視することはできないが、自己嫌悪感が基礎になって自分自身を見直したり、 それに打ち勝つように努力し、それを通じて精神的な発達が促進されていく(詫摩,1993) という視点は有力である。
 以上のことから、青年期における自己嫌悪感は欠かせない重要なものであると位置付け、 青年期において各種の自己嫌悪感を感じやすい人にはどういった特徴があるかを検討し、 ネガティブな自己嫌悪感をポジティブな自己嫌悪感へと変換するための 手掛かりとなる考察をしたい。

方法
 質問紙を用いて、大学生を中心に調査する。
 自己嫌悪感を計測する既存の尺度と、自己嫌悪感と関連があると予想されるパーソナリティ特性を 計測する尺度を探して使用する予定。

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大体、研究の概要は掴んでいただけましたか?
ご協力いただいた皆様の為にも、良い論文を書きたいと思います。
また、今回のこのアンケート依頼を始め、研究の進行具合など、 将来同じ道を辿る方の参考になるとも思いますし、 心理学と接点が無い方に実際の研究のはしくれを知っていただく きっかけとも成り得ると思いますので、少しずつ纏め上げ、 ホームページの中の一つのコンテンツとなる様にしていきますので、 興味を持たれた方は是非末永く宜しくお願い致します。

アンケートにお答えいただくだけに留まらず、自発的に(!)トップページ等にリンクをはってご協力いただいた
勝負パンツ概論。  魔王御殿  hang out!  K.T.GuilD
以上のサイト管理人様に心から感謝致します!!

宰相音楽室管理人:みゃ


引用文献
水間玲子 1996a 自己嫌悪感尺度の作成 教育心理学研究,44,296-302
水間玲子 1996b いやな自己への向き合い方の自己嫌悪感による違いの検討 日本発達心理学会第7回大会発表論文集,208.
詫摩武俊 1993 青年の心理(三訂版) 培風館
佐藤有耕 1996 自尊心との関連からみた大学生の自己嫌悪感の特徴 神戸大学発達科学部研究紀要,4,1-12
佐藤有耕 1998 自愛心との関連からみた大学生の自己嫌悪感の特徴 神戸大学発達科学部研究紀要,6,37-49
佐藤有耕 2001 大学生の自己嫌悪感を高める自己肯定のあり方 教育心理学研究,49,347-358
荻野恒一 1978 自己嫌悪のすすめ 青年心理,9,418-426. 金子書房