MALICE MIZER
+REPORT+
'99.11.5(FRI)、FM802「ROCK VISION 802」(19:00〜21:00)でオンエアされた
MALICE MIZERのインタビュー。
ご本人達の発言は、なるべく忠実に再現する様心掛けてます。
DJ:浅井博章さん
さあ、お待たせしました!ここでMALICE MIZERのスペシャル・インタビュー、お送りしましょう。
今年に入ってからフロントマンだったボーカリストが脱退し、
ドラマーを失って大きな試練を迎えたMALICE MIZER。
しかし11月3日にニューシングルをリリースして力強い一歩を踏み出しました。
今回のリリースに際して色んな雑誌のインタビューに応えている彼等ですが、
僕としては是非ともメンバーの方の肉声でね、ファンの皆さんへ、
再会の挨拶をして欲しいとオファーをしてみた所、快くOKしてくれました。
MANAさんにもお会いしたんですけどね、彼は、公の場では喋らないというか、
声を出さないという事になっていますので、
このインタビューに登場するのは当然Yu〜kiさんとkoziさんのお二人という事になります。
先日、彼等の所属事務所で僕が録ってきたインタビューです。
それでは、お聞き下さい。
ROCK VISION 802!さぁ、お待たせしました!
僕の前にはMALICE MIZERのメンバーの皆さんがいらっしゃいます。
koziさんお久しぶりです。
ギターのMANAです
いやいやいや(笑)MANAさんも僕の前にはいらっしゃるんですけど〜(笑)
はい、あの、MANA様はお話しが出来ないという事でですね、えー、とりあえず、
koziさんに、まぁ通訳がてら。
はい、koziです。
そして、
Yu〜kiです。
Yu〜kiさん始めましてですよね。
そーですね
よろしくお願いします
お願いします
一昨日になるんですけれども、ついにリリースされました、
復活シングルの「再会の血と薔薇」、まぁ、これが新しい
MALICE MIZERのストーリーの第一章になる、と。
そうですよね。ええ。
まぁ、今回例えばボーカルがどうなってるんだろうとか、
ドラムがどうなってるんだろうっていう、すごい、
ファンの皆さんが色々と想像をしていたとは思うんですけど、
結果的にこういう形になって。
たぶんファンの皆さんはね、すごく納得しているとは思うんですけど、今後?
まぁ、第二章第三章第四章と、どこまで続いていくのかわかりませんけれども、
そのストーリーをつくっていく中でですね、今後この活動っていうのは、
こういう形がメインになっていくんでしょうか?
まぁ、まだ今形態的に具体的な事は言えないと思います、
言えないですけど、うん、まぁ、歌が必要であればそれは取り入れますし、うん、ただ、
ずっとこの曲層っていうか?うん、で、こだわるって事ではなくて、
その時その時必要な楽曲と、音を提示していくと思います。
この「再会の血と薔薇」っていうのは、単発の、別にシングルではなくて、
これから始まっていくストーリーの中の一番最初の部分な訳じゃないですか。
このストーリーっていうのは、今までのMALICE MIZERがつくってきたストーリーと比較すると、
もっとこう、大きな物になるんですか?壮大な。
だから、ホント「これは単発モン」っていう、
そういうのでは全くなくって、これからの事全部にも引っかかってるし、
今までの事も含まれてるし、うん、なんていうのかな〜、ちょっとお茶飲もうかな〜。
(一同笑)
ズズ〜っ(お茶をすする音)ぷは〜。んふっ。
まぁ、いろんな受け止め方が、たぶんあると思うんですけれども、
この先続いていくその物語っていうのは、いつ位まで続くんですか?
まぁこの後、これが第一章で、二章、三章ってシングルが出た後に、
アルバムが出て、で、ライヴがあるんですけど、まぁ来年の、
…夏、ぐらいまでには今回の、うん、このスタンスというか、で、活動…うん。
まぁそこまでずーっと、CD買ったり、ライヴを観に行ったりして追いかけていくと、
やっぱりストーリーが全て把握できるように、なってる訳ですね?
どうでしょうねー、答えが…見えるとはわかんないですけどねぇ。
でも自分達ではちゃんとそこまで計算っていうか、
ちゃんと最初からもうストーリーをつくった上でやってる訳でしょ?
そうですね、だからライヴ…を、来年やるライヴ?
を観るまではまだ全貌っていうか、見えない部分ってのはたぶんあると思うんだけども、
CD…とか聴いてるだけでは?うん。だから全貌…が見えるのは、たぶんライヴ?
うん、アルバム出た後のライヴやった後だと思うんですけどね
ライヴはいろんな所でね、たぶんすでにインタビューが出ているので、
皆さんもご存じだと思うんですけど、メンバー以外の人も沢山出てくるだろうし、
どういう形で出てくるかは、まだちょっとわからないと。
そうですね、まだ今はちょっと…具体的には言えないですけど…
まぁそういう形もありうるだろうと思いますけど
今年に入ってからMALICE MIZERは、こう、結構いろんな、
波乱万丈な年になったとは思うんですけれども、その間にね、まぁたぶんね、
その…半年間位ずーっと、水面下に潜る時期があって、
まぁリリース的には今回のがまる一年ぶりになる訳ですけど、その間なんかやっぱり、
ファンの人達から貰った手紙の中の声であるとか、そういうものっていうのは、
結構励みになったりした訳ですか?
そうですね、かなりそれが励みになりましたね
やっぱり、結構、そういうのが無かったら立ち直れなくなる様な部分もありました?
う〜ん、まぁ、結構、うん、
手紙のお陰で体育座りの時間も短くなったかなっていうような…
だからその、うん、ホントに、外に出たり、人と接触する事が無かったから、
ホントにそういうまわりの人の言葉っていうのは手紙?とかでしか見る事が出来なかったし、
うん、今、ねぇ、
自分がここに在るのはその手紙達のお陰だったかもしれないっていうのはありますよね
じゃあ結構こうやって新しくスタートしてニューシングルをリリースしたっていうのはこう…
今は、ファンの皆さんへ感謝したい気持ちがすごいいっぱいなんじゃないですか?
うん…それはすごくありますね
じゃあ、まぁ、そういう人達に早くライヴを観せてあげたいという気持ちはすっごいあるでしょう。
うん…ありますけどね、ある種やっぱ、
中途半端なものは観せたくないし
MALICE MIZERの難しい所は、中途半端にできないという所でね、もうホントにこう、
時期がこないとできないという…
うん…だからホント、やっぱりどうしても
…大がかりになってしまうと思うんだけども、あの、もしライヴとかやるとしたらね。
でも単純に狭いライヴハウスとかで、こう、
なんか汗をかく様なライヴみたいなのがやりたいんだけど、そういうのもね、
簡単にできるもんでもないから、MALICE MIZERっつーのは、うん。
じゃあ今は、とりあえずはストーリーがある程度見えて、ライヴが出来る状態になるのを、
ファンは待ってくれとしか言いようが無い?
うん…そうですねぇ
まぁ差し当たってこの後の予定といいますか、
この「再会の血と薔薇」というシングルのビデオはもう撮り終えてるんですか?
一応撮り終えました。
どんな内容なんですか?
う〜ん…まあ、ダークですね
で、それをリリースする予定が?
です、えー、じゅう…に、12月あたりを予定してますね
えー、12月位には、そのビデオが、ビデオクリップが、まぁ、一本だけ入る事になりますよね?
今回のこの「再会の血と薔薇」の、うん、
一曲のビデオクリップ集みたいな。
として、リリースされるという事で、まぁファンの皆さんはそちらの方も楽しみにしていただいて、
まぁ来年、年が明けてからまた、第二章第三章が必然的に見えてくる?
はい
今それはもう作ってる訳ですね?
そうです。ええ。
それがどんな状況になっているかっていうのはもうとてもじゃないけど言えない、と。
そうですね
うぅ〜んとぅぉとぅぇむぉじゃないけど!
(一同笑)
えー、あのー、皆さんとしてはそれはもうすごく今は気になっている所だとは思うんですが、
それはもうあの、ねぇ、全貌が明らかになるまで楽しみにしていただくしかない。
ですねー
思いっきり気にしてて下さいって感じかな〜
とりあえず思いっきりじゃあ皆さんも気にしていただいてですね、えー、
待っていただきたいと思いますので、と、ゆー訳でとりあえずね、このニューシングルというか、
「再会の血と薔薇」というですね、ホントに待望の復活シングルが出ましたので、それでは最後に、
お二人の口からですね、これを聞いているMALICE MIZERのファンの皆さんへ、こう、
再会のご挨拶というか、していただきたいんですけど、一言で構いませんので。
ま、これまで、んー、待たせてしまったので、これからは、うん、
待せっと…待たせた分頑張っていきたいと思います。
…応援して下さい
ササリマシタカ?
(笑)それだけですか?…ハイ、えー、MANA様も目で、今、挨拶をして下さいましたけれども、
三人の方に来ていただきまして、本当にどうも有難うございました。
有難うございました。
有難うございました。
またスタジオの方にも来て下さいね。
ええ…気が向いたら。
気ィ向いて下さいよォ〜(笑)
ハイ、えー、MALICE MIZERの皆さんでした〜。
と、いう相変わらずのkoziさんでしたけれどもね。
今回のシングルは彼等が新しく立ち上げたレーベルからのリリースとなりました。
制作も販売もプロモーションも、全て自分達で行っています。
…つまりスタッフの数が減るという事ですから、要するに大変になる訳ですが、
より自分達の理想に近い物を作ろうとする意欲が感じられます。
こだわるバンドですからね〜、MALICE MIZERは。
…それでは二日前にリリースされた彼等のマキシシングル、お送りしましょう。
これまで僕が聴いたどの曲よりもMALICE MIZERらしい曲だと感じました。
「原点回帰」、それが彼等の出した答えでした。
この曲は、三人になったMALICE MIZERが、これから作り出す物語のプロローグであり、
亡くなったKamiさんへのレクイエムでもあります。
デビュー前からビジュアル系のキワモノの様に扱われて
理不尽な批判を受けては悔しい思いばっかりしてきたような彼等ですが、
MALICE MIZERの持つ高い芸術性が、
そういう考え方しかできない浅はかな人達を圧倒するような曲だと思います。
口ずさむことも出来ないこの曲を聴いて、
それでも彼等を待ち続けたファンは涙を流す事が出来るんです、それってすごい事だと思います。
これまでMALICE MIZERにあまり興味がなかったような人も、5分だけ、
目を閉じてこの曲を受け止めてみて下さい。
それではお送りしましょう、今夜のラストチューンです。
MALICE MIZER、「再会の血と薔薇」。