fullcircle rogo

 

FULL CIRCLE TOUR Live In Japan 
International Forum Hall - A
2003 9・14、15
Jon anderson, Chris Squire, Steve Howe,Rick wakeman,Alan White
 

9/14 Setlist

Firebird Suite
Siberian Khatru
Magnification
Don't Kill The Whale
In The Presence Of...
We Have Heaven
South Side Of The Sky
And You And I
To Be Over
Clap
15分休憩
Tulip
Show Me
Wakeman Solo(Catherine Of Aragon〜Catherine Howard〜Jane SeyMour)
Heart Of The Sunrise
Long Distance Runaround
Fish〜 Whitefish(Tempus Fugit〜
On The Silent Wings Of Freedom〜Fish)
Awaken
(encore)
I've Seen All Good People
Roundabout

9/15 Setlist

Firebird Suite
Siberian Khatru
Magnification
Don't Kill The Whale
In The Presence Of...
We Have Heaven
South Side Of The Sky
And You And I
To Be Over
Clap
15分休憩
Tulip
Show Me
Wakeman Solo (Catherine Of Aragon〜Catherine Howard〜Jane SeyMour)
Heart Of The Sunrise
Long Distance Runaround
Fish〜 Whitefish(Tempus Fugit〜
On The Silent Wings Of Freedom〜Fish)
Awaken
(encore)
Owner Of A Lonley Heart
Roundabout

9月14日東京国際フォーラムホールA:1階17列25番 9/14チケット

YESが来日すると知ってからほぼ1年くらい経つだろうか..本来2月に来日する予定が、ジョンの怪我で延期、ファンはショックのずんどこに..とおやじギャグでも言わないと気が紛れない毎日を送っていた。PM4:00〜いまだに公演するのか?どうか疑心暗鬼になっている人、2月のチケットがどの日の振替チケットか分からない人を含めかなりの人手だ。私はネット仲間のふらさん、グラシアさん、チョーリョクさん、コロンさんらと共に入場、パンフを買うべく列に並ぶ。さすがに東京初日、グッズにも長蛇の列。イエスグッズというよりもロジャー・ディーン・グッズに違いないと思いながらホールへ。17列の25番というのが私の席。向かってアランのドラムを中央とするとスティーブ・ハウのポジションに少し近い。まぁまぁの席。ラウンドアバウトになるとトイレに行きたくなる、というチョーリョクさんの助言に従いトイレへ。なんじゃぁ〜こりゃ。男の長蛇の列...開演ブザーが鳴る中トイレを済ませ、ふと気が付いた。往年のイエスファンはトイレの近い年齢に達しているのか!?と要らない前置きが長すぎました。席について暫くすると「火の鳥」がかかり、場内照明が少し落ちる(多分PM5:10前後、興奮のあまり時間確認不可能)この足のつま先から上がってくる緊張感はイエス特有のものではないか、それもこの火の鳥が異様な興奮を高めるイエスのオープニングナンバーといっても過言で無いと思う。メンバー登場、アランは火の鳥に合わせるためすぐセットに座る。座るや否や、おぉ〜もうスイッチが入っている〜。この人は本当に偉い。ドラムの音がどうのこうのの前に、手を抜かないプロの姿勢が好き。ジョンがまるでチアガールのように手をひらひらさせて他のメンバーを一人一人盛り上げている。30年前の初来日には絶対こんな事しなかったろうに..年月はここまで人間を大らかにさせようとは。今回のツアーの最大の注目はやはりリックの復帰だ。私は始めて生リックを見たのだが、でかい、とてつもなく。さらさらヘアーのロン毛金髪にトレードマークのスパンコールのマント風のコスチュームイエスソングスのビジュアルが脳裏に蘇る。割とそっけなくポジションについた。フォーラムに集まったオーディエンスの殆んどが、無意識にイエスソングスのシベリアン・カートゥルを想像してしまう。そのイントロがいよいよ。ズルゥ〜ドテ〜(新喜劇風に)スティーブ・ハウが一瞬遅れて、しかもテンポがちょっとずれて遅い..イントロからリズムが入ってもぎこちない演奏だ。今にもリズムセクションから乗り遅れそうなほどガクガクのピッキング。大阪で指を怪我したという後遺症なのか?ちょっと心配になったがとにかく始まった。ジョンの声は永遠だった。どういうケアをすればこの声を保てるのか。脈拍数が急上昇するなかリックのハープシコードのソロに差し掛かった。さぞかしやんややんやの歓声かと思えば、意外や意外冷静に皆さん見ていました。スティーブ・ハウも後半取り戻したようで例の鶏首、にわとりポーズもでて一安心。確かフルアコ持っていたと思うが、相変わらず硬い音を出している。ただペダル・スティールの音が程よくのびがあって良い感じだった。例の変拍子も無事済んでフィニッシュ。すかさず「マグニフィケーション」へ。これはオケをのせて作られた曲なのでリックがどうアレンジするかが見もの。キーボードのセッティングとかは殆んど無知なので詳細は分からないが、多分コルグのTritonでヴァイオリンのアンサンブルなど華麗な指さばきでよい感じ。スティーブ・ハウが赤のザ・レスポールに持ち替える。マグのエンディングの崩れから一瞬ブレイク。(かなり見事な静止だった)アランのドラムから「クジラに愛を」へ。これはクリスの曲で、ベースのボヨ〜ンという波打った感じの特徴があったが、ここではそのベースも押さえ気味。 私は何度もブー○でこの曲聞いているが、どれもスタジオより良いと思ったことは無い。ライブに向いていないと思っている。リックのクジラの鳴き声ソロも音が小さく聞こえにくく、迫力もイマイチ。次に行く前にジョンが(確かこの辺で言ったと思う)"6ヶ月も待たせてごめんよ"的な事を言っていた。リックの静かなピアノから「In The Presence Of」へ。この曲はライブ中盤にはもってこいの曲ではないか。ピアノとジョンのボーカルが聞かせる。何とも印象深いのはクリスのベースだ。トレードマークのリッケンバッカを替えて裏のほうから登場フェンダー・プレジョンベースかと思えばLakland Joe Osborn Signature Series bass (finished in Inca Silver Metallicというらしい(→写真はこちら ) 後半のベースパートなど一音一音が存在感。ゴーンという音が静かな雰囲気に腹に響く。しかも思い切り髪がなびいている。この辺、まるで大草原でプレイしているような錯覚に陥りそうだ。(何処に扇風機があったのだろう?笑)  このツアーでファンが最も期待している曲、「天国への架け橋」と「南の空」が始まった。前者はさすがにエコーの深いスタジオ盤には程遠いが、アルバム上でも内容が同じ神秘的なものとしてセットで扱われているので自然だ。SEの足音をが鳴る中、ジョンが子供の様に足をばたばたさせる仕草が可愛い。静かにリックの南の空中間部のピアノが流れる。突如アランのドラムがけたたましく鳴り出した。痛い!このドラムは痛すぎる。私の南の空のこだわりはビルブラのドラムインだけに、これだけ叩かなくても..過去にも2,3度ほど、しかもアンコールのみでしか演奏されなかった曲、そりゃぁ期待しますぜ。このセットリストの中でも一番ロックしているジョンのボーカルが何とも格好よい。しかも3パートコーラスも完璧。どうして今までライブで端折っていたのか分からない。しかも後半のリックとハウとのリードの掛け合い。8小節くらいからの掛け合いからエンディング間近に4小節くらいに。リックは確かミニムーグを弾きまくっていた。ここでは二人がアイコンタクトを取っていたのだが(リードの掛け合いのたびに)、残念な事に一番のキメのラストにフィニッシュが合わなかった。素人目で一回間違えたような感もあった。これは残念だったが会場は割れんばかりの歓声。この後、語学力がなくて聞き取れなかったのだが「同志」に関してのうるっと来そうな事を喋っていたような..と思っているといつの間にかハウが12弦のハーモニックスが鳴り出した。思いっきり拍手したいのを抑えて。やはりこの曲は素晴らしい!何百回とも聞いた曲なのにまた新たな感動が押し寄せてくるなんて..凄く素朴な曲なので、演じる人によって凄く雰囲気が変わる曲..やはりこの面子は重みが違う。割と冷静にステージを見ていたつもりなのにこの曲だけは詳細が思い出せないなぁ..もしかして頬に涙が伝っていたのかな(嘘、嘘)知らぬ間に終わっていた。ただ途中、クリスがハーモニカをクルーに投げ渡していたのが妙に格好よかった。メンバーはバックステージへ、スティーブ・ハウだけがアコギを伴いステージ中央へ。丁度腰だけ当てるくらいの長身の椅子で、スタッフにこそこそやっているかと思えば単音で始まった「To Be Over」。2002に出た「NATURAL TIMBRE というアルバムにTo Be Overのアコースティックバージョンが 収録されている。彼自身一番好きな曲ということで、聞いている側もなるほど肯けるアレンジだ。相変わらず鶏の様に客席を凝視するポーズはここでも。終わりを告げるために凝視プラス両手差出ポーズには正直苦笑した。 で、定番の「クラップ」。私は手元を追いかけるのに精一杯で手拍子も打たずに見入っていた。タイトルがクラップだからといって全員クラップする事もないだろう。この人は終わった後は、オーケストラのコンダクターのごとく客の歓声を全身で受ける。"Thank You Very Much!"とお決まりの捨て台詞(おいおい^^;)を残しバックステージへ。職人ながらの地味ながら派手なプレイを客席と分かち合った満足感なのだろう。他のメンバーとは違う独特のスペースがここにある、流石だ。

Stage Rick Wakeman (無断転載を固く禁ずる)Alan White (無断転載を固く禁ずる)  
↑念写したら写っていました。 (^^ゞ
かなりピンボケで見難いかも。
↑クリスファンさんが成田まで追っかけて(^^ゞ撮られたリックとアランの写真。とても紳士なメンバー達だったそうです。
(この写真はリック、アラン同意のもとで撮られたものです。したがって著作権はクリスファンさんに属します。コピー配布や無断転載等を固く禁じます。)
"15 Minute Intermission"とローディーの声で休憩が告げられる。そういえばクラッシック以外で休憩が入るショーは初めてだなぁ。後半、多分映画館などでおなじみのDaffy Duck 登場のテーマにのってジョンが、コメディアンのように登場。愉快なおじいちゃんだ。今回の童謡は?特注のギターで弾き出したのは「チューリップ」だった。オチもあった^^;;"な〜らんだ〜な〜らんだ〜赤白キイロ〜"のキイ〜ロのメロディーが、さ〜いた〜と同じ音階のドレミで終わるという..(説明する方が変^^ゞゞ)さらに"ぞ〜さん"と歌いかけてヤメタ。実にオチャメで癒し系な人だ。そういえばステージ真正面でクビを横にゆらゆらしながら見ていたワイフ、この時居なかった様な..ジョンのソロ曲「Show Me」が始まる。ジョンらしい心に問い掛けて来るようなナチュラルな曲。後半リックが伴奏で加わり、実に心が和んだ所に、"何とかカンとか〜(分かりませんでした)アメージング・キーボード・プレイヤー、リック・ウエイクマン!"とコール。(その時のジョンの顔は確かに、キミタチはこれを待ち望んでいるのだろう?"という雰囲気が少しあった(笑))会場のボルテージは最高潮だったのではないか、この日。勿論ヘンリー八世の六人の妻から「アラゴンのキャサリン」おなじみのイントロから「キャサリン・ハワード」の静かな調べから、ソロライブでも聞かれる軽快なパートが終わるや「ジェーン・シームーア」の荘厳なオルガンが大音量で響き渡る。これが圧巻。多分レコード(CD)より5倍くらいのスピードで弾いているのでは、と思うくらいの凄さ。セッティングはやはり彼を6角形のように取り囲みミニムーグから対角線のシンセまでは飛びつかないと届かないくらいの距離。イエスソングスでも聞かれた音が上って下るあの音、昔はエフェクトのつまみを上げ下げしていたっけ。今回は右で多分ローランドを押さえ、クロスする形でムーグを滑らせて弾いていた。このこの難しく弾くスタイルが実に格好良い。フィニッシュのオルガンの早弾き、見えないがあの指を寝かせる独特の奏法で5分あまりの独演は終わった。やんややんやの大歓声!あまりの反響に出てきたジョンも"かなり練習したんだぜ"(プラクティスという言葉が聞こえた)というような冗談皮肉も。まるで、激旨ラーメンを息もつかずに一気に食べ終えてため息をついた気分(..ひどい例え)畳み掛けるように「燃える朝焼け」へ。これから当分はクリスの独演場か。最近ちょっとイントロ明けのベースパートをかなり自由に弾いている。でもこのリズムでよくあれだけ即興で弾けるものだ。一歩間違えれば頭真っ白かも。素人がやる曲では無いと確信。リックのソロが頭にちらついて、こんなインパクトのある曲があまり頭に残っていない。やっと落ち着く。ハウとリックが慎重に掛け合い「遥かなる想い出」のイントロが流れる。この時点で誰もがクリスに食い殺されるのを期待している。(笑)「ザ・フィッシュ」に突入し殆んどリズム隊だけの演奏になる頃、スティーブ・ハウはまた座ってハーモニックスを弾いていた(笑)ステージ中央に仁王立ちしたクリスが先ずした事は"腕まくり"だった。(^^)シャツの袖を両腕捲し上げて客席にニヤリ。こ、こわい。フィッシュも終了し「ホワイトフィッシュ」へ。先ずは「ドラマ」からTempus Fugit-光陰矢の如しから。続いてOn The Silent Wings Of Freedom-自由の翼へ。途中アランとの掛け合いで年相応でない迫力だ。私は、裏方稼業のベースでどれだけ人を驚かせられるかというクリスの挑戦に真っ向から挑み、見事沈没していった一人だった。この場面だけは生で見ないと味わえないアトラクションだ。アランについてはスネアの表、破れたことないのかなぁと正直に思った。最後はまるで大魔神が呪いから解けたように静かに崩れて行ったのだった(笑)まだ耳がブーンブーンと鳴っている。ついにクライマックスが訪れた。リックのジャズっぽいピアノのイントロが流れ「悟りの境地」だ。セットリストからは「危機」などの長丁場曲は割愛されていたが、フルサークル、周り巡るという意味からすればリックが再復帰した「究極」のメインをラストに持ってきたのは自然の流れだったのだろうか?スタインバーガーに持ち替えたハウの切り刻むようなギターが、2時間以上の熱気で多少疲れた神経をピリっと引き立ててくれた。またもクリスがリックのセットの後ろからのっそりトリプルネックのギターを軽々と持ち替えて登場。凄い!凄い!凄い!こんな空間はコンサートで体験した事はないよ。ジョンのハープとアランのなんだろう?パーカッション、クリスのトリプルの上段のギターで無の境地を描き、リックのオルガンがそれを諭す様な亜空間。横を向くような人、そわそわする人などこの時間帯には皆無。そして教祖様が歌いだすと、まるで宇宙空間のようにバックのスクリーンに幾多の星が流れるようなイメージのライティングに変わる。メンバーを持ち上げるかのように浮き上がるステージ。本当にやさしく、壮大な空間に戻りスティーブ・ハウのギターが終演を告げた.....スタンディングオベーション、まるでこちらがお礼を言うかのようにいつまでも拍手が続いた。そのまま立ちっ放しでアンコールをまつ。でて来たイエスメンバーもおおぉ立ちっぱなしかよ、と少し驚いた模様。もうハウの手にしたギターを見て一目瞭然、EのキーをくれかEのキーで行くぞとかいうお決まりのセリフ後アランのカウントで始まる「I've Seen All Good People」。気分は一変してとてもリラックス。もうノリまくっていて何が何だかあまり覚えていません。この状況で冷静に見れる人は真のファンだ(爆)最後は「ラウンドアバウト」。やらねば後悔、やれば無いものねだり(スターシップも聞きたいとか)。出来ればショートバージョンじゃなくてフルバージョンで聞かせて欲しい。あの1,2,3,4のカウントでリックのソロに入るのはアメリカ的で好きでない。完全にアンコール型として演奏されるなら他のあの曲を...なんで最後に苦言を呈するのかなぁ<最後に欲深い本性が出てしまった自分。またもや終了時間を見るのを忘れてしまったが、聞いた話だとほぼ3時間で、休憩を抜くと2時間45分とあっという間のイエスショウだった。明日も見れるという余裕なのか、あまり余韻に浸りもせず出口に急いだ。この後オフ会にてたっぷり余韻に浸らせていただきました。今回色んな世代のファンがたくさん見ていたが、どの世代も満足のいくステージだったのではないか。
9月15日へ続く。