ギターを弾き始めたらいつかはYngwieみたいな速弾きがしたい!って思うことでしょう。
左手(フィンガリング)は割と早く動くようになるのに、右手(ピッキング)が追いついていかない…という症状になりがちです。
そこで、ピッキングはあまり使わずに済み、楽に弾ける(と思う)フレーズを紹介します。
Ex1-1
まずはペンタトニック・スケール+αで簡単にフィンガリングできるフレーズ。

※タブ譜下の文字は押弦する左手の指を示します。
基本は3弦の12フレット(以下フレットをfと略)&14f、2弦の12f&15f、1弦の12f&15fからなるEマイナー・ペンタトニック・スケールです。
これはロック・ギターをやってれば必ずお目にかかるフレーズですね。
これに、♭5th音(3弦15f)、メジャー6th音(2弦14f)、メジャー9th音(1弦14f)を付け加えれば、このフレーズの出来上がり。
こうすることで3〜1弦全て押さえるフレットが同じになるため、覚えやすい&フィンガリングが楽になります。
♭5th音によってブルージーな感じが出て、メジャー6th音によってドリアン・スケールの雰囲気も感じられる、簡単かつテンション感の強いフレーズです。
Ex1-2
次はAハーモニック・マイナー・スケールを下降していくYngwie風のフレーズ。

※タブ譜下の文字は押弦する左手の指を示します。
ピッキングは各弦1回のみでOK! あとはハンマリング&プリング&スライドの左手のテクニックのみで弾けます。
ポイントは1&2弦、3&4弦、5&6弦が同じ形をしていることですね。
つまり2弦ずつペアになったフレーズをオクターブで移動しているだけです。
余裕がある方は、ハンマリング等の左手のテクニックを使わずに、フル・ピッキングでも試してみると一層パワフルになります。
Ex1-3
次の譜例はライトハンド・タッピングを用いたものです。

※タブ譜下の文字は押弦する左手の指を示します。なお、Tは右手でのタッピングを示します。
左手で押弦する音はAマイナー・ペンタトニック、右手でタップする音および開放弦はEマイナー・ペンタトニックになっています。
よって、Key=AmまたはKey=Emで使うのがよいかと思います。
各弦8音ずつのフレーズになっており、タッピングは全ての弦で12フレットなので簡単でしょう。
なお、各弦の最後の音が開放弦になっているため、ミュートが大切になります。
しかし、勢いだけのハッタリフレーズと割り切って、開放弦ノイズはあまり気にしない、という考え方もありですね。