| ■ひろこさんから頂いたレポートです |
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4月の終わりから5月の初めにかけてイギリス旅行に行ってきました。今回はSheffieldにも立ち寄り、Steveのお墓参りにも行くことができました。Steveのお墓参りに行くにあたり、睦実さんのレポートがたいへん役にたちました。ありがとうございます。一緒に旅行した友人も大のLeppsファンで(特にSav)、Sheffield滞在は1日半と短いものでしたが、Leppsにまつわるところは極力立ち寄りましたので、レポートを書かせていただきました。みなさんに楽しんでいただけたらうれしいです。 Steveが眠るWisewood Cemetaryは、ほんとうに緑の美しい丘にある墓地で、とてもPeacefulなところでした。なかには乳母車に赤ちゃんをのせたご老人が散歩に来ていました。わたしが行った日は、天気も素晴らしくよく、お墓参りには最高の日でした。ゲートをくぐり、中に入っていくと、濃い緑の丘が目に入ってきます。舗装された道なりに歩いていくと、左手にたくさんのお墓が見えてきます。Steveのお墓見つかるかな・・・?と少し不安に思っていると、お墓の掃除夫さんがいたので、「Def LeppardのSteve Clarkのお墓はどの辺ですか?」と聞くと、「すぐそこだけど・・・」と言いながら親切にも案内をしてくれました。 Steveのお墓にはたくさんの赤いバラやカーネーションがかざってあり、また最近飾られたと思われる彼の写真、ちょっと色あせてしまった黒のLepps Tシャツ、そして小さな日本酒のビンがありました。Steveが亡くなって10年近くたちますが、こうしてたくさんのファンが今も彼に会いに来て、お花や思い出の品をかざっているのを見ていると、ただただジーン・・・としてしまいます。しかも、まさか自分がここまで来るとは思っていなかったので、Steveのお墓と向かいあっていると、なんとも言えない感動と不思議な気持ちでいっぱいでした。 Wisewood Cemetaryと道をはさんで「Admiral Rodney」という大きなパブレストランがあります。とても雰囲気のよいお店で、外には木でできたテーブルといすがあり、晴れた日にはそのいすにすわってSteveも見ているだろう緑の木々に覆われた丘を見ながら、深呼吸をしているととても平和な気持ちになります。Wisewood Cemetary周辺は、多少の家とこのお店があるだけで、それ以外特に何もないので、Steveの思い出と共に、この丘の雰囲気をしばらく堪能したい方にぜひおすすめします。 さて、Sheffieldは、イギリスの中でLondon、Birmingham、Manchester に続いて4番目に大きい都市で、実際に行ってみると緑の丘に囲まれた大きな街で、街中に歴史的な建物がいくつも残っています。行くまでは、映画「フルモンティ」のイメージが強く頭に残っていて、さぞさびれた街なんだろうなぁ・・・と想像していましたが、さすがイギリスで4番目の都市ということもあり、立派な街でした。また、Londonと比べるとこじんまりしており、ちょうどいい大きさの街でないかと思います。 早速、Leppsの知名度チェックと、HMVやVirginに立ち寄りましたが、LeppsのCDは数が少なく、「えー、こんなものなのぉ!!?」と、友人とショックをうけてしまいました。しかしながら、Sheffiledでは何かしらLeppsを知るひと方々にお会いすることができました。 まずはHotelでわたしたちを迎えてくれた品のよいおばあさま。「Sheffieldにはどうして来たの?」と聞かれ(観光よりも仕事で訪れるひとのほうが多いところのようです)、Def Leppardの大ファンだからというと、お年を召しているにもかかわらず、Leppsを知っていらっしゃいました。実はそのおばあさまの知り合いの息子さんがRick Allenと大の仲良しで、まだLeppsがアメリカに進出をし始めたころ、Rickがしきりにその息子さんに一緒にアメリカに行こうと誘ったらしいのですが、行っても自分は何もできないからと断ってしまったらしいのです。Rickは「Tシャツを売ったり、スタッフとしてやることはたくさんある」と言ってくれたらしいのですが・・・。 次にSteveのお墓参りに行った帰り、バスが全然来なくて困っていたところ、奥さんのお墓参りを終えたというおじいさんが話しかけてきてくれました。睦実さんのおっしゃる通り、なかなか街へ戻るバスが来なくて、すでに50分も立ちっぱなし状態でした。(途中、1度バスが来たのですが、回送で乗ることができませんでした)。「バスがなかなか来ないんですよ。」と話すと、「大丈夫、もうそろそろ来るよ。一緒についてくれば大丈夫。」と気さくに話かけてくれて、これで帰れるとほっとしました。「お墓参りに来たの?」って聞かれたので、Def LeppardのギターリストだったSteve Clarkのお墓参りに来たんですよと答えると、「あー、あのバンジョーを弾くひと?」って聞かれたので、「エレクトリックギターですよ。」と訂正しておきました。(笑)今でもたくさんのひとがいろいろな国から来るのを見ているようで、Steveのことは知っているようです。しかも彼のご両親が住んでいる通りの前を通るから教えてあげると、バスに乗り込んだ後、わたしたちの前の席にすわり、いろいろと教えてくれました。結局土地感の無いわたしたちは、瞬時に「この通りをずっと行ったところにSteveのご両親が住んでいるよ。」と言われても、よくわからなかったというのが本音です。でも、おじいさんに会えて楽しいひとときを過ごすことができました。おじいさんに感謝です。 そしてSheffieldを離れる日、ホテルから鉄道の駅までTaxiに乗ったのですが、ドライバーさんは40さい位の方で、ちょうどLepps時代のひとと思い、友人が「もうDef LeppardはSheffieldでは人気がないの?」って聞いたら、「そんなことないよ。今でも彼らの歌はみんな好きだよ。」って言っていました。そのドライバーさんは子供のころ、Rick Allenと同じ通りに住んでいたそうです。 みんなLeppsのことをいろいろ話してくれるというのは、今でもLeppsはSheffieldの誇りだからと強く思いました。 Sheffield市内には立派なトラムも走っており、Don Valley Stadiumにはトラムで行くことができます。市内から10分くらいだったと思います。駅名は「Arena / Don Valley Stadium」です。閑散とした駅で、コンサートなど何も無いときはかなりさみしいところです。市内から来た場合、駅を出て右に歩いていくとArena、左へずっと歩いていくとDon Valleyです。この駅はArena および Don Valleyの裏側になるようで、しかもDon Valleyに行くにはちょっと木々の多いさびしい裏道を歩くことになってしまうので、特に女性ひとりは避けたほうがいいかもしれません。実際、わたしは友人と女同士2人でしたが、ちょっと怖かったです。できれば、「Arena / Don Valley Stadium」のひとつ前で降りるといいと思います。(ちょっと駅名は忘れてしまいました・・・)そのほうが同じくらいの歩く時間で、Stadiumの正面玄関方面に出ることができます。Stadiumの中には入れませんでしたが、ちょっとだけ中を覗けるゲートがあったので、思いっきりのりだして中の様子を拝見。高々と設置されているライトをみると、Leppsがコンサートを行ったときの「Rocket」の出だしのシーンを思い出します。 5年前にLeppsがアコースティックライブを行ったWapentake Clubは、今は「CASBAH」というクラブに変わっていましたが、外の壁には「このクラブは数々の素晴らしい思い出と共にこれらのアーティストに捧ぐ」というプレートが飾ってあり、そのアーティストたちの中で一番最初に書かれている名前はもちろんSteve Clarkでした。Steveの他にJohn Lennon、John Bonham、Phil Lynottなどたくさんのアーティスト名が載っています。このクラブは金曜など週末にOpenしているようで、平日Sheffieldに来ていたわたしたちは中に入るチャンスがありませんでした。ドアには次の金曜日のお知らせがが貼ってあり、「DJ: Jeff Leppard & Alan Maiden」なんて書いてあって、思わず笑ってしまいました。 1日半という短い滞在ではありましたが、すこしでもLeppsが育った街の雰囲気や彼らの軌跡を感じられたらいいなと極力いろいろなところに立ち寄ってみました。 そして、そこで見て聞いたことをまとめてみましたが、少しでもみなさんがLeppsの故郷Sheffieldについて知ることのお手伝いができれば、とてもうれしいです。 |
| ■Kumaコメント |
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私の中で長年のナゾだった「地元シェフィールドの普通の市民の間でのバンドの知名度」というのが良く分かって、とてもウレシかったです。思わず、ひろこさん達の出会ったおじいさんの「あー、あのバンジョーを弾くひと?」ってのにハマってしまいました(笑)。でも道行くおじーちゃんも知っている地元の有名人として、ちゃんと知られているのですね。お墓参り以外にスケジュールに余裕のある場合は是非レポートにあるゆかりの地もいろいろ尋ねてみたいです。全く行ったことのない外国の街のことながら、旅行のリハーサルをしたような気分になれてとっても参考になりました。どうもありがとうございました! |