10代アートの考察(vol.2)

私が見るところ、10代が支持する10代が増えてきたように思います。

そういったアーティストを考察するページです。


沖縄アクターズスクール

1999年はJ-POPの世界が広がった年となりました。Misiaが開拓し、宇多田ヒカルが定着させた

R&B、椎名林檎が名付けた新宿系は完全にJ-POPに定着したといってもいいでしょう。

 

その先駆けとして、沖縄アクターズスクールの存在があることはまちがいありません。

沖縄アクターズスクールは10代の少年少女にダンスレッスンなどの英才教育をほどこして

安室奈美恵、MAXを世に出しました。特徴的なのは、デビュー時点ですでにアーティストとして

一流だったことです。確かに、早く始めればそれだけ上達するのが早いとか、沖縄という

地域の持つ特殊な音楽体験があったとはいえ、それまでの主流だった10代の売り上げ方

とは違っていたのです。

 

それまで、10代がデビューするとき、それは10代が持っている若さを売りにして、アイドルとして

売り出すのが主流でした。彼女たちのように、デビュー時点ですでにアーティストとして確立

されている事をアピールする売り方はおそらく美空ひばり以来かもしれません。

 

もちろん、彼女たちは実力をアピールし、J-POPの主流に残っていきました。しかしここで、

安室奈美恵が女子高生の間で教祖的扱いを受けるという事態が起こりました。このことは

全く予想されませんでした。しかも、安室奈美恵はたったひとりでダンスミュージック全盛

だったJ-POPの世界を変えたと言えるでしょう。


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