このページでは、チャートに関するいろんなことを研究していきます。
オリコンチャートをみていると
オリコンチャートをみていると、いろいろなことに気づく。最新号でいうと、1週間に
50万枚も売れるB'zはすごいな、とか1週間で1万枚程度売れればやはりそれなりの
事件なのだな、とか。
よくみると、だんご3兄弟が1週間に2600枚売れています。
そこで、目を90位がら100位の部分に向けると、演歌がひしめいています。その推定売上数は
週に2000前後です。
でも、日本全国で週に2千個売れるというのは、大変なことですよね。それがなぜ話題に
ならないのか、それはレコード店の数が多いからです。オリコン、プラネット、サウンドスキャン
ジャパンはそれぞれ全国で1,000店前後から集計しているそうです。いったい何店あるのかは
わかりませんが、週に2千個では1店あたりでは1枚以下ということになりますね。それでは
全然だめですね。
外資系レコード店に集中したプロモートをかけて、そこで集中して売ることで、
まとまった量が出ているように見せて社会現象にする。すばらしい販売戦略ですね。
レコード店にとっては、売れ筋商品を確保することで利益を出してその利益であまり数が出ない
ジャンルも在庫に入れて、豊富な在庫を備えることで「ここにないCDはほとんど存在しない」
といううたい文句を達成する。レコード会社にとっては、たくさん売ってくれる小売店
なのですから、そこには見込み客がたくさん来るだろうという予測がたてられる。
客にとっては、とりあえずそこにいけば様々なサービスもあるし、CDはたくさんあるので
自分の求めるものがあるかもしれないという見通しが立てられる。みんなが得をする
いい流通機構が結果としてできあがります。
しかし、週に5千枚くらいは売らないと社会現象にはなり得ないんですね。演歌は
他の曲が売られている流通機構からはずれたところで勝負していますから、曲を社会現象に
する必要はないんでしょう。
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