椎名林檎研究(vol.5)

やっぱり目をそらせない椎名林檎を正面から見据えて

正体をみれたらいいな、というわけで書いています。


普遍化した林檎(2)

私は「椎名林檎はリスナーを挑発している」からこそここまで普遍化したと思います。では、

どんな挑発をしているのだというのでしょう。

 

私が見るところ、女性に対して「性的な衝動がすなわち恋愛であることを認めなさい。そして

男をつかまえて、ふりまわして、自分の思う幸福の中に男を連れ込みなさい」というメッセージを

無意識に発していたのではないか、と思ってしまいます。

 

恋愛とセックスを分けてしまいがちな女性にとって、彼女の歌は新鮮なメッセージにみえるはず

です。また、逆説的にもみえるのですが、あらゆるモラルが壊れた中、恋愛やセックスにおいても

こわれている人たちにとっても「純愛のすすめ」になりうるのです。なぜなら、彼女は作品の中で

二股をかけたり愛してもいない人とベットに入ったり男を捨てたりすることなく一途に男を愛する

女として振る舞っているからです。

 

日々何となく”恋愛”をしている女性達に対して椎名林檎はまさしく挑発していたのです。そして

その挑発にのって続々と林檎の世界に入ってくる女性が私にはみえるのです。これは単なる

幻想でしょうか。それとも男でありながらこのメッセージに載った私が間違っているのでしょうか。


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