このページでは、チャートに関するいろんなことを研究していきます。
イマ旬ランキング(名古屋)
日経エンタテインメントの99年8月号には、「イマ旬ランキング」と題して
読者アンケートと街頭インタビューによって集めたアンケートの集計結果が
出ています。全体の集計ではベスト3が宇多田ヒカル、GLAY、L'Arc〜en〜Cielでした。
それは別にいいのですが、地域別の集計では興味深い結果があります。札幌、
東京+横浜、大阪+京都+神戸、広島では順位までこの通りの結果なのですが、
仙台では1,坂本サトル 2,宇多田ヒカル 3,Dragon Ash
名古屋では1,宇多田ヒカル 2,GLAY 3,松嶋菜々子
福岡では1,宇多田ヒカル 2,Dragon Ash 3,GLAY
という結果になりました。
ここで注目したいのは、今が旬であるとされた人のなかに名古屋だけ松嶋菜々子が
入っていることです。なお、名古屋の4位はL'Arc〜en〜Ciel、5位は藤原紀香です。
つまり名古屋だけアーティストをあんまり認めない傾向があるのです。順位のなかには
入っていないのですが、名古屋ではロンドンブーツ1号2号の人気も目立つとかいてあります。
「名古屋人は笑うことすら惜しみ、拍手をすることさえケチる」という言葉があります。
名古屋人は芸能人を認めるのが一番遅いことを表した言葉です。名古屋では
なかなか芸能人を認めず、そのために流行が遅れるというのです。実をいうと、
私もそう思っていましたが、このアンケートは図らずもそのことを実証してしまいました。
名古屋人にとってはイマ旬の人というものの中に俳優もお笑いも入れるようです。
それはたぶんテレビに慣れ親しんでいるからでしょう。テレビの中こそが流行の最先端で、
その外の現象は流行の外にあるのでしょう。
名古屋のインディーズがどういうものであるか私は全く知りません。少なくとも
名古屋のインディーズを扱った番組は深夜番組を含めてほとんどありません。
AM波には存在するかもしれないのですが、FM波にはインディーズを扱った番組は
存在しません。メジャーマイナーなアーティストが番組を持っていたりするという
考えようによってはすごい一面もあるのですが。
その分テレビに対する反応は他よりも激しい地区でもあります。
モーニング娘。がCDを手売りで売ったときはCD店(たぶんタワーレコードだったと思う)
で売る予定が急遽ナゴヤ球場に変更になりました。ナゴヤ球場がいっぱいになってしまい、
そこで5万枚を達成してしまいました。
テレビ愛知の深夜番組には「BANG!」というプロモーションビデオをフルで流す
番組があります。私は普段ここで先取り情報を手に入れています(リアルタイムでみている
わけではないのですが)。Dragon Ashは「日はまたのぼりくりかえす」の時にみました。
いい曲だなあと思いました。
もちろん他の曲のプロモもいろいろ流れています。全く選別されていません。
しばらくすると、どの曲が名古屋で支持されるのかもおぼろげにわかってきます
(見たことある曲がどれくらいながれるかで)。「名古屋で支持される=全国でいつかは
認知される」仮説に従えばかなりの確率で先取りできます。
(ただしミッシェル・ガン・エレファントははずしました)
この番組がなかった頃はどうやって音楽情報を手に入れたらいいのか想像もつきませんでした。
「高々30分程度の番組を毎週録画してみるのもなんだかなあ、CM時間長いし」
とか思っていた頃に2時間番組が始まったのでみてみたらなかなかいい番組だったので
それから見ています。途中CDTVを避けたり、1時間番組になったりしましたが、
現在でも録画しています。
たぶん見続けることでしょう。
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