私にとっての真理(vol.9)

このページでは、私が実際に聞いたJ-POPのなかからいくつかをとりあげ、

いろいろ書いていくものです。


シンシア(原田知世)

この歌は私にとって不思議な曲です。詞はいつまでもあなたを見ていたいとか、

二人で未来を作りたいからとかのような、ごく普通の愛の歌であり、私にとっては

このような気持ちは激しいもので、ロックの文脈によく似合う世界だと思っていました。

それが(プロデューサーのトーレ・ヨハンソンの影響でしょう)とても静かな曲にのり、

原田知世の「注意していないと聞き逃してしまうような声」で歌われることに違和感を感じて

いるのです。

 

上に述べたような気持ちもあるのですが、いつも静かで感情が表に出ない女性にとっては

恋でさえもこのような静かな動きになるのだろうな、と感じました。

 

こういう人の愛を獲得するのはとても大変なことでしょう。しかし、彼女にとって愛は

一瞬で訪れるものではなく、本人が気がつかないうちにその心に忍び込むものなのかも

しれません。こういう恋は、両思いになったときにも燃え上がらないのですが、暖かくお互いを

包み込む、幸せな世界を構築する恋なのです。

 

そういう恋があるということを改めて知ったように思います。今にはない形の愛ですからね。

WORDS:Tomoyo Harada MUSIC:Uif Turesson/Johnny Dennis ARRANGEMENT:Free Wheel

FOR LIFE 1997/07/24 FDLF-1633


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