このページでは、私が実際に聞いたJ-POPのなかからいくつかをとりあげ、
いろいろ書いていくものです。
poker face(浜崎あゆみ)
人生の中で、泣きたくなることはたくさんあります。でも、そういうときでも笑って生きていたい、
そういうことはいままでいろいろな形でいわれてきました。でも、この歌が発売される前に
これほどの説得力を持ったメッセージがあったでしょうか。特に、女子高生に支持される
メッセージの形としてはあまりなかったように思います。
日常の自分とは別に「本当の自分」が存在しているという認識はいつごろから主流に
なったのでしょうか。夢を隠して、あるいは夢がないまま日々を送っているといった認識を
持っている人が70年代くらいから増えたように思います。(追って雑報で書きたいと思います)
自分より上の世代には「どうせわかってくれないからと」口をつぐみ、同世代も信用できない
(というより、存在を知覚しないのかもしれませんが)女子高生にとっては、浜崎あゆみの書いた
世界はリアリティをもっていたのかもしれません。
それにしても、ここまで悲しい歌を歌う人が1998年4月時点の十代のなかにいたでしょうか。
彼女は、もっと成長しないとわからないはずの世界観に達してしまったのです。この曲、そしてこの
後のシングルでもって、浜崎あゆみは時代を転換させてしまったのかもしれません。
作詞:浜崎あゆみ 作曲:星野靖彦 編曲:本間昭光
avax trax 1998/04/08 AVDD-20288
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