私が聞いた意見(vol.19)

このページでは、J-POPに対する意見をあげて、それについて考えていきます。


往年の大スター

 最近のCDチャートで、井上陽水・矢沢永吉・郷ひろみ・小泉今日子等’70〜’80初期のスターが名前を連ねるのを見ると、凄くホッとすると同時に嬉しくなるんです。私がオリコンを買い始めた頃は、彼らが常に上位をキープしていて、いまだに支持されているのは凄いことですよね。もっとガンバレ!!往年のスターたち!!

(オリコン 1999年9月13日号より抜粋)

1987年に解散した「おニャン子クラブ」以降、3年ほど前までの音楽シーンはそれ以前の曲や

ちょっと前の曲を素早く懐メロにして記憶の彼方に押し込めようとしているようでした。そのころは、

現在進行形でがんばってテレビに出続けていないとメジャーに残れないという過酷な条件で

アーティストはよく頑張っていたように思います。

 

誰が口火を切ったのかわからないのですが、ベスト盤ブームが突如わき起こり、そのために

昔の曲を再評価しようとする動きがメジャーに乗り始めました。数々のベスト盤、槇原敬之の

カバー曲集アルバム、アニメ主題歌の再評価などの動きが活発に語られて、そのコンセプトにのった

商品がチャートに乗り出すようになりました。

 

もちろん、この投書に乗っている人のように昔を無価値にしようとするブームと戦ってきた

人は結構存在します。ただ、その試みは成功する可能性が少ない賭けのようでした。おニャン子以前の

曲は忘れられ、それ以後にデビューした人たちでもかなりの部分が忘れられています。

全く悲しいことですが、話題に上った中でも辛島美登里や久松史奈、爆風スランプや久宝瑠璃子、

亜波根綾乃など、私の記憶の中からでも結構な人々の名前が挙げられます。

 

往年の大スターたちは、現在再評価されようとしています。それは嬉しいのですが、どうも以前の

ファンが満足しているだけのように感じるのです。このままでは、メディアが再び忘れ去ったときに

再び忘れられるような気がしてなりません。せっかくほかのアーティストでは経験しにくい境地にいる

のですから、そこから名曲を生み出していってほしいものです。


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