紅白出場歌手から音楽市場を考察する


J-POP音楽市場考察

今年の紅白でも、いろいろな人にNHKは断られています。松任谷由美とか、宇多田

ヒカルとか、倉木麻衣とか、…。

 

でも、個人的にはDreams Come Trueを呼んでくれれば充分目玉になると思うのです。

ドリカムは別にNHKを嫌っているわけではないですし、90年代に8回にわたって出場

して(ときどき紅白ヴァージョンも)歌っているのですから、交渉次第で普通に出てくれる

はずだと思うのです。

 

ただ、ここで問題になるのが、「ドリカムは最近ぱっとした活動をしていない」という点

だったのだと思うのです。つまり、最近2年は全然話を聞かなかったですし、特にヒットした

曲があったわけでもなかったという点が、NHK的に出場してもらおうという気持ちに

ならなかった原因なのでしょう。

 

でも、考えてみてください。1年ヒットがなかったというだけで、過去に出場してもらって

いても出演交渉をしないということは、「NHK的に過去の人である」ということを示して

いるのではないでしょうか。少なくとも、わざわざ年末に出てもらうほどの人ではないと

思っているからこそ、交渉をしなかったはずです。

 

1年だけで「NHK的に過去の人である」→「音楽市場においてはすでに過去の人」と

するのは論理の飛躍かもしれません。しかし、すでにドリカムは「昔はすごかった」という

ニュアンスで(テレビの中では)語られています。それを考えると、あながちまちがっては

いないと思います。

 

1年活動しなかっただけで、音楽市場においてはすでに過去の人になってしまうのです。

となれば、道は2つしかありません。そもそも音楽市場をある種無視してしまうか(つまり、

テレビに露出しないでリスナーを開拓する)、数ヶ月のサイクルで次々と曲を出し続ける

しかないのです。すでにJ-POPの世界はそうなっています。革命的歌姫でさえ、テレビ

露出を避ける(宇多田ヒカル、倉木麻衣、椎名林檎)組と、サイクルを早める(浜崎

あゆみ、モーニング娘。)組に分かれてしまっています。この情報化社会において、

1年活動しなかっただけで過去の人になってしまう傾向はもう是正できないのですから、

アーティストの方でもそれに対応するしかなくなっているのです。

 

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