私が聞いた意見(vol.23)

このページでは、J-POPに対する意見をあげて、それについて考えていきます。


ヴィジュアル系とロックの関係

キャロルを聴いてロックを始めた人は、キャロル以前のものに遡及していくわけね、ビートルズへ行ったり、それ以前にも……。ここからは、BOφWYと尾崎豊に影響を受けた世代がバンドブームをつくっていく。

(J-ROCKベスト123 1968-1996 篠原章著 講談社文庫より抜粋)

もともと私がヴィジュアル系とロックとの連続性に気づいたのは、上に挙げた本からです。

論調は好きになれませんが、おそらくロックの通史としてははずせない本だろうと思います。

 

さて、私が音楽を聴き始めた頃は1990年代にはいっていたので、すでにロックが音楽性と

いうよりもスタイルも含めたトータル面で「音楽好きが聞くべき音楽」として認知されていました。

ロックから人生観や生き方のモデルを学んでいた時代の名残がまだ残っていたように思います。

 

しかしすぐにロックが時代遅れになり、小室哲哉氏がダンスミュージックをスタンダードに

のしあげました。そしてロックをテレビで聞くことはなくなっていたのです。次にテレビから流れて

きたのはヴィジュアル系でした。私はそこにロックの薫りを感じ取りました。いわば、ヴィジュアル系

によってロックを知ったようなものです。

 

ヴィジュアル系が「音楽ファンなら聞いてはいけない音楽」に分類されているのを知ったのは

その後のことです。その時はなぜなんだろうと疑問に感じましたが、SHAZNAが出てきたときに

おぼろげながら分かったような気がしました。

 

要するに、ヴィジュアル系はロックのスタイルを無視していたから反発されたのでしょう。

ロックのスタイルはほぼ固定されていて、それを含めて「ロック」なのでしょう。つまり、

伝統芸能化しているのです。

 

ひょっとしてと思いましたが、予想通り来年まで使わないといけなくなりました。まあ、期待

しないでお待ち下さい。


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