このページでは、チャートに関するいろんなことを研究していきます。
マスコミの力(1)
今回は「マスコミの力」と題して、ある作品のデータを元にして研究していきたいと思います。
テレビの威力はいろいろな実験(「Something ELse:オリコン初登場順位が20位以上でないと
解散」「Blume of Youth:武道館に1万人以上動員できなければ解散」以上「雷波少年」・
「Say a Little Player:自主制作CDを1日で1万枚売り切ったらデビュー」「モーニング娘。:
手売りで5万枚のCDを5日で売り切ればデビュー」「太陽とシスコムーン:デビュー曲が
初登場6位以上にならなければ解散」以上「ASAYAN」・「Pocket Biscuits:デビュー曲が別の
ユニット(何だったかな…)より順位が上回ったので存続決定、100万人の署名を集めたことに
より新曲発売決定」「Black Biscuits(表記間違っているかも):バイバイが2ヶ月で73万枚売れ
なかったので南々見、ケディ脱退決定」(←これは注目に値します)以上「ウリナリ」などなど)
でだいたい明らかになっていますので、次の機会に回します。今回は雑誌について考察して
いきます。
さて、私の手元には椎名林檎『無罪モラトリアム』の発売から現在まで(5/3,5/10を除いて)の
各週ごとの売上があります。これはその集のオリコンから抜き出しました。これを使って検証
していきます。
『無罪モラトリアム』は1999年2月24日発売です。その後、6月7日付チャートまで週1万枚を
超える売上を記録していましたが、それ以降はだいたい週1万枚を切っています。それでも、
口コミの力が最大限発揮され(他に宣伝はなかったですからね)た期間にはいっていきます。
そして、9月27日付チャートまで減る傾向にあった売上は突如反転し、11月8日付チャートで
再び週1万枚を超える売上を記録します。
週数千枚売っている時に椎名林檎は9月24日発売日経エンタ!、9月27日発売オリコン、
11月1日発売オリコンに記事として掲載されています。また、再び週1万枚を超えた後にも
11月14日発売FAMOUS(宝島社)、11月15日発売オリコン、11月16日ROCKIN'ON JAPAN
にインタビュー記事が載っています(マキシ2枚同時発売にあわせて)。それを売上データと
比較してみると、日経エンタ!以外の雑誌が発売された後には売上が千枚単位で伸びて
います。
これから考えると、「音楽雑誌の場合は記事になったら売上を増やす」ということが言えると
思います。千枚単位ですが、増えることは間違いないでしょう。また、重複されて記事になると
単純に効果が加算されていくことも比較の結果わかりました。
まあ、あたりまえといえばあたりまえですが、音楽雑誌はリスナーが買って行くわけですから
いい音楽を求めている人に情報を与えればとりあえず買ってみようという行動を起こしやすいと
いえるでしょう。もっとも、新作が出た段階ですでに買っていれば買わないでしょうから、千枚
単位というのは分かる気がします。
次は同じデータをラジオ出演と比較してみたいと思います。
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