チャート研究(vol.31)

このページでは、チャートに関するいろんなことを研究していきます。


藤井隆とリスナーの傾向

3月8日、つんくファミリーのモーニング娘。・太陽とシスコムーン(現T&Cボンバー)・

平家みちよ・ココナッツ娘がシャッフル企画で「黄色5・青色7・あか組4」としてユニット

デビューしました。そしてその影で、あまりリスナーに注目されず、むしろ色物扱いとして

藤井隆『ナンダカンダ』がリリースされました。

 

最初の評価としては「よく浅倉さんがやる気になったなあ」とかその程度にしか思って

いませんでした。しかし、オリコン6月5日号を見ていて気づいたんですが、かなり売れて

いたんですね。縦軸は一万枚ごとです。

藤井隆「ナンダカンダ」売り上げ

5月29日時点での累積推定売り上げ数は267,930枚で、この数字は1999年3月8日に

リリースされた椎名林檎『無罪モラトリアム』の初動(227,210枚)を上回っています。

 

売れる要素としては、「プロデューサーが浅倉大介」「リリース後スポットCM多発」くらい

しか思いつきません。浅倉さんだけあっていい曲に仕上がってますし、藤井さんは意外と

歌がうまいんですが、何しろ藤井隆ですからねえ(つまり、お笑い芸人としての方が

認知度が高いという意味です)。藤井さんの熱狂的ファンなら発売直後に動くはずですし、

カラオケ人気で歌う曲でもないでしょう。

 

私が思うに、(リスナーの一部ではあるでしょうが)曲だけで買うという人が出てきている

のでしょう。つまり、曲だけで買っていったであろう人や、あのキャッチーなサビで買う気に

なった人が動いた結果、上に挙げたような売り上げを示したのです。

 

藤井隆だというだけで買わない人がいるのは当然として、「藤井隆に曲を書くなんて、

浅倉大介もダメになったなあ」とか「だって浅倉大介でしょう。あれくらいのこともやるさ」

とか「どうせダンスミュージックでしょう。すぐ廃れていく曲に決まってる」とかいう感想を

意外と聞かないんですよね。雑誌の上では。その意味では、少しばかり健全な判断を

示せるようになったということでしょう。

 

もちろん、私の知らないところでバカにされているんでしょうが、そこまではなんとも

いえません。Yahoo掲示板のように、モーニング娘。を侮辱する椎名林檎掲示板とか、

西川貴教を非難する娘。掲示板とかいろいろありますからね。インターネットの上には。


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