テレビ番組的アーティストその2

〜リスナーを新たに作る〜


1999年という年は、J-POPというジャンルの中に、新たな動きがたくさん出てきた年として

記憶に残る年でした。それぞれの方法論でもってたくさんのアーティストがデビューして

いきました。その中でも、記録に残すべき動きが1つありました。

 

1999年上半期、リスナーの誰もが「上半期1位は宇多田ヒカルだろう」と思っていたはず

です。しかし、宇多田ヒカルの歌を抜いて1位になった曲がありました。『だんご3兄弟』

です。

 

1999年3月29日付のオリコン歴代シングルチャートが手元にあるんですが、そこでは

『だんご3兄弟』は約239万枚売り上げて9位に入っています。一方、宇多田ヒカル

『Automatic/time will tell』は約192万枚で23位にはいっています。その後両方とも

結構売れているはずですが、『Automatic/time will tell』が『だんご3兄弟』を抜かなかった

ことが印象的でした(オリコンでは)。

 

『だんご3兄弟』がなぜ売れたか、それは「新たな購買層を獲得した」ことにつきるでしょう。

教育テレビ『お母さんと一緒』の中で流していたことから、結果的にそれまでの音楽ファンを

無視し、幼稚園から小学生までの子供に向けて流していたことになるのです。

 

幼稚園から小学生、そしてその親が動けば、音楽ファンを無視した形でヒット曲を作れる

ことが明らかになったという意味で、『だんご3兄弟』は無視できない楽曲となっている

のです。

 

代表的アーティスト:だんご3兄弟、慎吾ママのおはロック

熱狂度:★★☆☆☆(音楽ファンは当然支持しない)

新鮮度:★★★★☆(ファンを無視した音楽という意味で新鮮でした)

統一度:?????(ジャンルといえるまでにはなっていません)


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