そして時代は…


以上、私が思うところの分類をやってきたわけですが、もちろんこれが正しいわけでは

ありません。今までの分類だと、J-POP以前からの流れを汲むシンガーソングライター

(小野正利・福山雅治・広瀬香美・岡本真夜)や、ヴィジュアル系ではないバンド

(Mr.Children・シャ乱Q)などの流れを考慮できないのです。

 

ただ、彼ら彼女らはJ-POPの世界にまでなぐり込みをかけたわけではありません。

必ずしもJ-POPのアーティストではなかったわけです。

 

J-POPの外で勝負をかけていた人たちが、事務所やレコード会社の戦略によって、

たまたま流通に乗っただけだと私は思っています。

 

従って、この流れに乗っていて、今でも活動しているのはMr.Childrenだけだといっても

間違いないでしょう。彼らにしても、流れに乗ろうと決意するのに長い活動休止期間が

必要だったのでしょう。

 

ところで、J-POPは今や、ビーイング系・後期10代アーティスト・テレビ番組的アーティスト

に集約されたと言えるでしょう。小室さんは勝負するフィールドをアジアに移しましたし、

初期ヴィジュアル系の面々はそろってロックミュージシャンへ移行しました。単にリスナー

をつれて移っただけであって、新たな動きを作れるような体制ではありません。

 

私が見るところ、新たなムーブメントはここ2年は起きないでしょう。新人は出続けますが、

もうリスナーは食傷気味だと思いますよ。

The end. 2000.09.23


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