J-POPリスナー研究所所長のtursiopsです。 メールありがとうございます。 じっくり読ませていただきます。 そのうち、ホームページ上でも書こうと思いますが、 まずはメールにて、思ったことをおくらせていただきます。 >こんなこといっちゃうとHP自体否定してしまうことにもなりかねませんが、私はジャ >ンル分けというものにかねがね疑問を持っております。 > ジャンル分けには、確かに既成概念で分類するという側面もあります。 しかし、分類せずに一くくりにしてしまうのにも問題があると思います。 それに、正しく分類しておかないと、明らかに違ったものとしてとらえてしまう ことになってしまいます。 典型的な例として、椎名林檎を取り上げてみます。彼女は確かに、後期10代アート の一員として、独特の地位を確立しています。そのためか、彼女とロックとの関係 が、人によって食い違っています。 ロック関係だと、椎名林檎はロックの一員になっていますよね。どこが、という風には 言い切れないですが、そういうことを聞いたことがあります。 しかし私は、椎名林檎はロックとは基本的に関係がないと思っています。つまり、 ポップスの一員だと考えているのです。 これは私だけでなく、たしか佐野元春も似たようなことを言っています。今手元に ないので何とも言えませんが、必要なら後でおくります。 彼女自身がジャンルを超えて自分の音楽を作るときには、確かにジャンルという ものが先入観を与えるものとして作用します。しかし、椎名林檎の音楽を評価する 時には、彼女にないものをあるものとして見たり、彼女が持っているものを持って いないという判断をしたりすると、不当におとしめられたり持ち上げられたり する原因になるのです。 「たいてい最初は叩かれる」ということに関しては、従来の音楽のファンは 求められないものを与えられて反発するものですし、新しい音楽のファンの間に 浸透するのには時間がかかってしまうものですから、当然の反応と言えるでしょう。 >話は変わりますが「最近のリスナーの動向」についても記述がありましたね。 >日本では絶対にはやらないといわれてきたヒップホップが流行になって、(好き嫌い >は別にして)ちょっと変わってきたかな?ぐらいには私も思いましたけど、ただ単に >現代の「普通」の基準がちょろっと変わっただけであるように思います。 > (以下略) ふーむ、この考えは新しいですね。「普通」は崩壊したのではなくて、変化した だけである、ということですね。これは考えてみる価値がありますね。 どうも感想メールありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。 「J-POPリスナー研究所」所長 tursiops