聞かずに理解(誤解?)する『triple joker』


5曲目は『MID-NITE WARRIORS』です。

 

この曲にも、筋が2つ存在しています。ただ、縦軸と横軸という風に補完し合っている

のではなくて、歌が進むにつれて徐々に入れ替わっていくように展開されていくのです。

 

1つ目は、『自慢話にしか興味ないよな街は(中略)タラレバだけ 繰り返し』という

部分に表れている「今日も失敗したなあ、という感想」です。いつも失敗しているから、

今日こそは彼女にいいところを見せようと意気込んでみたものの、またしても失敗して

しまって、落ち込んでいるというところです。

 

しかし、その思いとは無関係に、日常的な煩わしさが次々と主人公の身におそって

くるのです。最後の方はまさにそういう内容の詞といえます。『ビデオの予約』とか、

『ウチの犬』とかが恋愛に絡むということは想像しにくいです。

 

で、恋愛における失敗と、日常的なイライラ事にもめげずに立ち向かっていこう、という

のが最後にでてくるメッセージなのです。でも、眠れないような感情の高ぶりを覚えて

しまえば、そこから前向きに行こうとは思えないですが。

 

要するに、この曲はやっぱり「前向きに生きていこう」というメッセージを発信している

のですが、それでも無理な男の心情を書いているように思えます。「立ち向かおう、でも

だめかもしんない」みたいな心の葛藤が目に浮かんできますね。

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