いきなりでなんですが、私はアーティストには2つのタイプがあると思っています。
その2つとは、「アーティスティックなアーティスト」と「プロフェッショナルなアーティスト」
です。
「アーティスティックなアーティスト」とは、彼または彼女が生みだした作品の品質で
自分の存在証明を行うアーティストのことです。このタイプのアーティストは、自分が
求める世界を描ききること自体が生きる目的なのです。そのために、描ききるために
必要なこと以外が欠落していても気にしないタイプでもあります。つまり、日常生活が
破滅的でも、誰かに迷惑をかけていてもいっこうに気にしないのです。
彼または彼女は、自分の作品が世の中に受け入れられなくてもかまわないのです。
何が大事かというと、「この作品によって自分が求める世界が表現されているかどうか」
なのです。もしも作った作品が自分の求める世界を表現していないと思ったら
その作品を抹殺することもいとわないのです。
「プロフェッショナルなアーティスト」とは、彼または彼女が作った作品が世の中に受け入れ
られる事で自らの存在証明を行うアーティストのことです。このタイプのアーティストにとっては、
「作品が世に受け入れられること」が生きる目的となるのです。そのため、自らの作品が
世に受け入れられなければ、自分で満足していても失敗作であると断ずることができるのです。
彼または彼女は、作品を世間に受け入れてもらうためにならなんでも行います。自分が多少
いやな仕事でも、作品が世間に受け入れられた証と考えてその仕事をやり遂げます。
仕事が完璧にできないことは、このタイプのアーティストにとって恥ずべき事になります。
自分が世間の期待に応えられないことになるからです。
なぜいきなりこのことをかいたかというと、次に具体的な例をあげてJ-POPを論ずるのに
使おうと思ったからです。そのことは次回にでも書こうと思います。
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