| 89.03.24 DIP THE FLAG INTERVIEW(前編) 掲載誌:CHROTUM・P増刊号/たむたむQ ─まず最初に、新しいドラマーの大原さんに質問ですが… 山路(以下Y):照れるなよ(笑)。 ─DIP THE FLAG に入ったきっかけは? 大原(以下O):誘われました。 ─オーディションとかやったんですか? Y:やんないよ。 ─みんな友達とか… Y:そうだね、やんないよね。人づてに。「このこがいい」とか言って。スタジオ入って。スタジオ入っただけの人もいるし。それで、スタジオ入ったきりで、それっきり連絡してない人もいるし。そんな時に、「実は…」と、伊藤がドラムの奴がいいんじゃないかと。みんなで合わせてみたら、なんとかまあ。やっぱ、“ベスパ”に乗ってたと言うところが非常にひかれたっつーかね(笑)。 ─じゃあバンド歴は? O:ビーンカーズってバンドと、企画やってました。JAMで。 ─DIP THE FLAG に入ってみてどうですか? O:ああ、面白いですね。 ─(笑) Y:「感動した」とか「泣いた」とか…。本当に。だからね、「刺激される部分が多い」とか…。 ─(笑) Y:やっぱり…「伊藤さんのBassには教えられる部分が多い」とか、そういうの無いの? ─DIP THE FLAG に入る前にLIVEを見たことはあるんですか? O:2回だけ。 ─山路さんと伊藤さんのことをどう思いますか? O:素晴らしい人だと思います。 ─またまた…(笑)。 Y:感想文…(笑)。 ─なんかセリフ読んでるみたい(笑)。 Y:お前、書いてきたんじゃないのか、どっかに。これさー、ジョーカーあり?(トランプやってる) ─4/10にコネカバザールから発売される12inch singleについて聞きたいのですが、曲は何が入っているのですか? Y:凄い長い曲と、凄い苦しい曲と、凄い新しい曲だね。 ─(それらの曲は)LIVEではやっていますか? Y:LIVEでは全部やっている。 ─具体的に曲名は? Y:「口紅」って曲と。長いってのが「口紅」って曲と、苦しい曲が「夢が見た」で、そんで新しい曲が「Water Colour」です。 ─その3曲についてコメントして下さい。 Y:ポン! ─ポンですか(笑)? Y:どうゆうふうにコメントするの? ─「レコーディングで苦労した」とか。 Y:「口紅」は、一発録りの生(=LIVE)と言う感じで。で、ピアノとオルガンを…。アコースティックギターもはいってる。でねえ、、15分に及ぶ…… ─割礼のような(笑) Y:でもね、ビートルズの「ヘイ・ジュード」みたいな(笑)。 ─ピアノとオルガンは誰が弾いているんですか? Y:平井って人だよ。普段はWALT FALLでピアノ弾いてる人。で、“夢が見た”は…あれは結構すぐ終わったよね。終わらなかったっけ? ─タイトルの“鰓”って漢字はどう読むのですか? Y:本当の事言っていいんだよね。「エラ」。 ─「エラ」? Y:エラ呼吸の「エラ」。いいんだよね、全部言ってね。(と、伊藤さんに聞く)ジャケットの絵を伊藤がかいてるんですよ。魚の絵なんだけどね。で、テーマが「エラ」なんだよね。んで、レコードの題どうしようか、って。“口紅”ってのはあんまりつけたくなかったから。で、「“エラ”にしようか」とか話してて…。で、その日はこれでおわって、次の日ノブオちゃんから電話かかってきて、「凄いことを発見した!」とか言って、「“エラ”っていうのはってのは魚へんに思う、って書くんだよ。かっこいい〜。」とか言って。それでこれにしたの。英語にすると、ちょっとポジパンみたいだったから。 ─ポジパン(笑) Y:英語にしようかな、って思ったんだけど、英語にしてみたら(ポジパンみたい)だったのでやめて、で“鰓”なの。“エラ”…。 ─最近のDIPの曲は、何か以前と比べて明るくなったような感じがするんですけど。 Y:それは気のせいだと思いますね。だって曲増えてないもん。 ─だって、“Water Colour”とか… Y:えっ、1曲だけでしょ? ─“ブレイン”(2/22の1曲目)は? Y:あれは人のバンドの曲。「SLUDGE」って言う…。 ─ああ…。 Y:“Red Cross”って曲もあるけど。 ─じゃあ、DIPの曲を1曲1曲コメントして下さい。“SLUDGE”。 Y:“SULUDGE”は、「ジャジャッ、ジャジャッ」って… (大原さんはぼーっとしている) ─(笑) ノブオちゃんはね、都合が悪くなると、鼓膜が開いちゃう人だから。 ─(笑)えっ、みんなは、みんなは!? Y:何言ってんの(笑)ノブオちゃん、特にだから。 ─“生” Y:“生”?“生”は最初にコード進行が1つだけあって。 ─いや、別になんでも…。 Y:そうやって出来た曲。 ─ギターがDOORSのような感じ。“THE END”のような。 Y:イントロ? ─イントロとか、間奏とか… Y:ああ…、そうだね。 ─“Mirrors” Y:この前グルーバーズとか言う… ─(笑)グルーバーズ? Y:うん、あのインドみたいなのあるじゃん。あれをやってたの。 ─(笑)へえ〜。 Y:それで伊藤はね、絶対グルーバーズのギターが俺のギターを見てまねしているって言い張ってきかないの。 ─(笑)一応確かめに行かないと…(笑)。 Y:まさかこれ、載せないよね。 ─“Mirrors”。 Y:“Mirrors”はね…伊藤さんは? ─かっこよかったです。 Y:ほんとに? ─“Mirrors”? Y:“夢が見た”。 (一同笑) Y:メトロノームでやると、どれだけ速かったってのがわかると思う。速い。だから、歌詞がのりにくい。 ─“夜光少年”。 Y:LIVEの当日新井んちで作ったんだよ。 (一同笑) Y:そうなんだよ。LIVEの当日新井んちで作ったんだよ。 (爆笑) Y:ドラムが机叩いてて、俺と伊藤は一応ステージで弾けるように、何か知らないけど部屋の中で立って弾いてて(笑)。そんで作った曲。初めてのLIVEの時は、伊藤がリハからすっかり忘れちゃって、もうボロボロ…(笑)。 ─“Water Colour”。 Y&I:ノブオちゃんが入ってから出来た曲。 ─10/2(at.Lamama)にやったのは? あれは“DIZZY1”ってやつでしょ。あれが“Water Colour”。あの時、前のVOCALのコが付けた詞しかなかったから、ちょっとあった詞で間に合わせたから。で、その時“Water Colour”って詞があったから、付けたの。だから、本当の“Water Colour”は今の。あの曲はあの曲でまた、新しい詞が付くと。当分はやんないよね。やる? ─“DIZZY1”。 Y:「チャーラーチャーララー」ってやつでしょ。あれは“Water Colour”って前のバンドの時に作った曲で、あん時もLIVEの直前に作ったような記憶が…。 ─“DIZZY2”は。 Y:あれは、あの頃LORDS OF NEW CHURCH ってのを聴いてて出来た曲かな。「ジャンジャランラララ〜」って言うフレーズがあって、あの原曲みたいなのがね、俺がちょっとLOV-INのVOCALの人とやっていたバンドがあって、その時にその曲をやってたんだよ。 (一同爆笑) Y:「出来たよ〜ん。」って持ってったの。で、改めて自分のバンドでやったの。あれは未だに詞が無い。 ─3/21の最後にやった“合い言葉は消えちゃいました”は? Y:“合い言葉は消えちゃいました”ってのは、たまたまあの時の気分で付けた題で、あれは、P-MODELの“ANOTHER DAY”って曲の中で、「合い言葉は消えちゃいました」って言うセリフが出てくるんですけど、「本当に消えちゃいました」だなあ、とか思ったから、“合い言葉は消えちゃいました”って感じで。本当はちゃんとした題があるんだけど、あんな曲のくせにPUNKみたいな題だから言いたくない(笑)。 ─えっ? Y:それは聞こえないように言ったんだよ。終わりの歌だよ、終わりの歌。終わりと始めの歌かなあ。あれは最初、ベクトルのレコ発の時、1曲目にやったんだっけ。…違うよ。 ─(笑) I:俺、居たんだよ(笑)。 Y:やっぱ暑くなる前に行けて良かったな、って言うのだよね。 ─対バンがSPEAR MENですが、それはどうですか? Y:頑張らないとヤバいな、って感じかな。 ─(笑) Y:修学旅行生とばっかり仲良くしてらんないね、って感じですけどね(笑) (一同笑) Y:コメ兵とかで安い服ばっかし買ってらんないね。 ─おこずかい貰ってくるんでしょ? Y:それでおばあちゃんに…、えっ!?何で知ってんの? ─(笑)まあ、ちょっと人に聞いた… Y&I:浜名湖で貝汁定食食ってる場合じゃないんだよね(笑)。 ─(笑) Y:あれは結構旨いんだけどね(笑)。まあ、気合という感じですか。どーんと。いかなきゃいかんぞ。新曲も出来る事だし。 ─名古屋がSPEAR MENで、大阪が花電車で… 大阪がうちとSPEAR MENと花電車で、名古屋がSPEAR MENとうちと、なんかLOOTSって言うHUCK-FINで推してるバンドかな。まあ、東京に帰ってきてからツアーの締めみたいなもので、5/21にLA-MAMAでやりますから。あれは、SPEAR MENとうちだけだ。 ─今までで1番良かったLIVEは? Y:ノブオちゃんが入ってからはこないだが… ─影響を受けた人を3人ずつあげて下さい。 Y:やっぱ影響を受けた人はねえ… ─(爆笑) I:別に、それは音楽とかだけに限らないんでしょ? ─はい。 Y:誰かな…。今井。俺の高校の時の友達。 ─伊藤さんは? Y:プロレスの人とか出てきちゃうのか、奴は。 ─大原さんは? O:山路さんと伊藤さん。 ─(笑) I:なんだよ、こいつ。 ─最近好きなバンドは? I:う〜ん、なし。最近は良いの無いね。 ─伊藤さんは痛郎が好きだとか…。 I:うん、痛郎は好きだよ。 ─キリシタン…(笑) I:そうそう。島原はどこだっけ? ─違うって、長崎だよ(笑) I:マリア観音ってのは見てみたいです。あとは見てみたいバンドなし。LIVEが入ったりすると疲れるから、そんなに行けない。 ─たちくらみ、といえばイカ天… I:素晴らしい!(大原さんに)あんたがやってたの。 ─そう言う噂が… O:だって、友達なんだもん。 (一同笑) I:何か、楽しそうなんだよね。 (一同笑) ─練習風景はどんな感じですか? Y:練習風景はね、(スタジオを)6時間とってあってね、俺がギター弾いてるときは伊藤が酒飲んでて、そんで、俺が酒飲んでたりすると、伊藤が弾いてて。 ─普段はみんなバラバラなんですか? I:そうだね、一緒につるんで遊ぶとかはないけれど、たまに会うとかは。 ─最近感動したことは? Y&I:無い…… ─漫画や小説や映画などで、最近読んだり見たりしたものは? Y:感動したよ、そういえば。“アドルフにつぐ”読んで感動したよ。それは1番最近、半月位前。あれはなかなか感動したなあ。 ─どう言う所が? Y:ハッハッハッハッ、やっぱ『アドルフがんばれよ』って所が。 ─(笑) Y:いや、でも感動したよ。 ─大原さんは? O:THE QUREの“IN ORANGE” ─伊藤さんは? I:小説はね…。あんまり本とか読む方じゃないからなあ…。 (一同笑) Y:もっと前だと“いやいやえん”。 (一同爆笑) Y:それ位になっちゃうね。読まないんだよね。哲学科とか言ってますけど、全然本読まないから、申しわけなくて(笑)。 ─いや、別に感動とかそう言うのじゃなくて…。 I:『いいな』、って。 ─緊張するとどうなっちゃいますか? Y:わりとするねえ…。自分のバンドの時はあんまりウロウロしたりしない。 ─人のバンドだとウロウロするんですか? Y:人の時はあんまり緊張しないけどね。そん時は、直前まで人と話してたりするけど。人の弦を張り替えたりして、怒られたり(笑)。自分のバンドだと気の入れようが全然違っちゃうなあ。自分のバンドはあんまり動かないようにしている。いつも、なるべく追いつめてるとかしている。だからね、遅刻もその一貫って言うか… ─(笑) Y:自分を追いつめるようにしている。遅刻は… ─そういえば、1年間でなんかお客が増えましたね。去年も3/21に屋根裏でEFFECTとかとやった… I:ああ、あったねえ。あの時は(客が)ステージを遠巻きに取り囲んでて… ─みんな座って見てるの。私たちも結構遠巻きにして見てたもん。壁に寄りかかったりして。 Y:あれじゃ、前に来るに来られないよねえ。 ─この間の3/21は何か凄かったですよ。人がいっぱいで。 Y:良かった?本当? ─いや、DIPも少しずつ違いますよ。 ─ほう…。山路さんは? Y:ROBERT QUIN(RICHARD HELL&THE VOIDOIDSのG)は好きなギタリストの1人ですから。 ─TELEVISIONとかは? Y:TELEVISION?聴いてるよ。新しくないけど、RICHARD HELLがBASSやってた頃とかね。その位しか新しいの聴いてないよねぇ。 |
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