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タイトル★かせっとテープ
主演★二宮和也
書いた人★にのまり
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第2話
・・・・・待てよ、俺!?沙希が好きなのは俺なのかぁ!?・・・・・
和也:「冗談言うなよ。」
俺は笑った。すると、沙希の目からポロポロ涙がこぼれてきた・・・。
沙希:「冗談なんかじゃないよ!!・・・もう、いいよ。」
そして沙希は俺の部屋から出て行った。
小学校以来かな、沙希を泣かせたのは・・・。
俺はさっきまで沙希の座ってたベッドに寝転んだ。そして、ため息をついた。
−ホントに・・・沙希は俺のこと好きだったのか・・・それなのに俺、理恵ちゃんのこと相談したりして・・・−
すると、ドタドタと階段を上る音がした。
「ガチャン!」
いきなりドアが開いた。
母:「和也っ!あんた沙希ちゃんに何したのよ!沙希ちゃん泣いてたじゃないの!!」
和也:「・・・悩み相談してたんだよっっ!!そしたら泣いちゃったんだよ。」
母:「あとで電話しときなさいよ!!」
まさか、俺のこと好きって言ってくれて、俺が沙希傷つけちゃうような言葉言っちゃったなんて言えなかった。
そして電話ももちろんできなかった。
−次の日−
今日は日曜日。帰宅部の俺はもちろん部活なんてなくて、
いつものようにボーッとしながら友達にメール送ってる・・・と言いたいけど、
やっぱり昨日のことが頭から離れなくて思うように日曜日をEnjoyできてない。
沙希は俺にとってどんな存在なんだろ?
友だちでもなくて、ただの幼なじみっていうのもちょっと違う感じがする・・・。妹とか姉ちゃん的存在でもない。
俺にとって沙希って・・・
なんか考えすぎたのか気分悪くなってきた。窓を開けようとしたそのとき、窓の向こうに桜井先輩と沙希がいた。
・・・仲良さそうにしちゃって。
すると、沙希がこっちに気づいた。俺はとっさに窓から離れた。なにドキドキしてんだ。俺。
それから5分ぐらいしたあと、パソコンにメールが届いていた。・・・沙希からだ。
≪件名:Dear★和也
昨日はゴメンね。なんかさ、変なこと言っちゃったね。
和也に迷惑かけちゃったね(汗)。さっき見たでしょ!?先輩とは大丈夫。昨日言ったこと、なし(笑)!!
もうマジで和也がうらやましくなっちゃうぐらいラブラブだしっvvv 和也も早く彼女ほしくなったんじゃないの
!?ワタクシ沙希ちゃんはダメよ〜、桜井のモンだから(笑)。
また遊びに行っていい?? From★さき≫
なんで俺、こんなに悔しいんだろ。なんでこんなに無理してんじゃねぇの?って思いたいんだろう・・・。
俺が好きなのは理恵ちゃんだろ!なんでだよ、沙希がうまくいってるんだから一緒に喜んであげるべきじゃん。
それなのに・・・
・・・もしかして、俺のホントに好きなのって・・・沙希なのか?・・・
そんな気持ちで俺は沙希へのメールを書いた。
≪件名:沙希へ
仲良さそうだったじゃん。よかったな。まぁ、沙希が怒ってなくてよかったよ。
あっ、そうだ!今度ウチ来るときさ、おまえの好きなバンドのMD貸して。 じゃあな。 和也≫
≪よかったな≫ホントはそれとは反対の気持ちかもしれない。
俺の隣りにいつも、ずっといてくれたのは沙希だった。俺のこと本気で怒ってくれたりしたのも沙希。
俺が本気で何でも話すことができた女の子は沙希だけだった。
確かに理恵ちゃんのことは好きだったのかもしれない。けど、今思うとそれは沙希とは違う好き・・・
≪アコガレ≫ってやつだったのかもしれない。見てるだけでよかったんだ、理恵ちゃんは。
俺が本当に好きなのは沙希だったんだ。今、確信した。
2時間後・・・
母:「和也ぃ!沙希ちゃん!今から上がってもらうからねー!!」
そして、沙希は俺の部屋をノックした。
沙希:「来ちゃった。はい、これ。」
沙希が俺に渡したのはカセットテープだった。メールで頼んだやつ?でも・・・
和也:「あれ?MDって言ったじゃん。」
沙希:「ウチ、MDないのっっ!!このあいだお父さんがMDコンポとCDとカセットしか付いてないコンポ、間
違って買ってきちゃったのっっ!!だから、カセットでガマンしてっっ!!」
和也:「まぁ、いっか。用はそれだけっスか?」
沙希:「う〜ん・・・ちょっと何か話さない?」
和也:「まぁ、いいけど。」
そして沙希はまた俺のベッドの上に座った。
沙希:「・・・昨日の、マジでビックリしたでしょ。」
和也:「まぁな。」
沙希:「あれ、ドッキリだよ〜。友だちに≪おもしろいからやってみ?≫って言われてさぁ。」
和也:「ムカつく。」
沙希:「ゴメンね。でも和也の反応、おもしろかったなぁ!!」
和也:「フザけんなよっっ!!!!」
俺はそう叫んでいた。 ★つづく★
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