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無事日本デビューを先月23日に果たし、ヨーロッパ&日本プロモツアーへの出発を翌日に控えたtaxirideのソングライティングの要、Tim Wild(G, Key, Vo)を地元メルボルンにてキャッチ!

バンドの要、Tim Wild。出発前日だと言うのに丁寧に答えてくれました。

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第1話〜第5話

第6話〜第10話

第16話〜最終話

第11話「Can You Feelのビデオクリップ」

taxiridejp : 日本のファンはImaginateの楽曲を初めて聴くことになりますので、あなたのペンによるものだけで構いませんから収録曲の解説を手短にお願いできますか?

Wild : 良いよ。一曲目から順番に行こうか?

taxiridejp : そうですね、ではCan You Feelからですね。

Wild : Can You Feelは…。じゃぁ僕の覚えている範囲で曲に対して持っている印象を手短に説明しようか?それが一番簡単だと思うから。

taxiridejp : お願いします。

Wild : Can You Feelについて言えるのは、あの曲を書いた時というのは僕自身がとてもインド音楽、特にドラミングに興味を持っていた時だったんだよ。その影響は曲のオープニングの部分に表れていると思うんだけど…。

taxiridejp : シタールの使用ですか?

Wild : シタールもその影響の一つだね。あの頃僕達は丁度シタールを手に入れたところだったし、素晴らしい楽器だからどうしても何箇所かでは使いたかったんだ。それから僕の住んでいる所から程近いところに発電所があるんだけど、この発電所から周波数に影響を与えるような持続低音(ドローン)が出ているんだ。音楽をやっている人ならこの話は分かると思うんだけど、とにかくこの唸りを利用して上にメロディを乗せるととても良い感じになるんだよ。

taxiridejp : 難しい話ですね(苦笑)。

Wild : 歌詞の点では、Can You Feelは何年も前に僕の祖母が僕に呉れた手紙にインスパイアされて書いたものなんだ。

taxiridejp : どんなセッティングのクリップですか?

Wild : あぁ、そうだねぇ。とにかく誰も居ない砂漠のセッティングなんだ。「ロスト・イン・スペース」という映画を知ってるかい?あの映画に出てくるシーンのようだよ。本物の砂漠で撮影したんだ。

taxiridejp : オンエアがますます楽しみになってきましたが、あとどのくらい待てば良いんですか?

Wild : 月曜日には完全に仕上がるはずだから(インタビューは金曜)、上手く行けば来週中にも見られるかもしれないよ。

taxiridejp : セールスの方も更に期待できそうですね。

Wild : それもそうだけど、僕たちにとっては良い作品ができたという事実だけで充分幸せなことだよ。

taxiridejp : そうですね。早くクリップが見たいところです。(まだリリースされてないのを)知らずにずっと音楽チャンネルつけっぱなしでチェックしていたんですから(笑)。

Wild : もう少し待ってくれよ。大変だったのはずっとツアーが入っていたからなんだ。時間配分の調節が難しかったよ。

(以上15/3/00更新分)

第12話「Tim Wildによる全曲解説(1)」

taxiridejp : 日本のファンはImaginateの楽曲を初めて聴くことになりますので、あなたのペンによるものだけで構いませんから収録曲の解説を手短にお願いできますか?

Wild : 良いよ。一曲目から順番に行こうか?

taxiridejp : そうですね、ではCan You Feelからですね。

Wild : Can You Feelは…。じゃぁ僕の覚えている範囲で曲に対して持っている印象を手短に説明しようか?それが一番簡単だと思うから。

taxiridejp : お願いします。

Wild : Can You Feelについて言えるのは、あの曲を書いた時というのは僕自身がとてもインド音楽、特にドラミングに興味を持っていた時だったんだよ。その影響は曲のオープニングの部分に表れていると思うんだけど…。

taxiridejp : シタールの使用ですか?

Wild : シタールもその影響の一つだね。あの頃僕達は丁度シタールを手に入れたところだったし、素晴らしい楽器だからどうしても何箇所かでは使いたかったんだ。それから僕の住んでいる所から程近いところに発電所があるんだけど、この発電所から周波数に影響を与えるような持続低音(ドローン)が出ているんだ。音楽をやっている人ならこの話は分かると思うんだけど、とにかくこの唸りを利用して上にメロディを乗せるととても良い感じになるんだよ。

taxiridejp : 難しい話ですね(苦笑)。

Wild : 歌詞の点では、Can You Feelは何年も前に僕の祖母が僕に呉れた手紙にインスパイアされて書いたものなんだ。その時に祖母が説明してくれたんだけど、彼女の夫、つまり僕の祖父はもう死んでしまったのだけど当時は第2次世界大戦中で戦争に出ていて戦地で手紙を書いて出したんだ。彼は本当はボルネオ(カリマンタン)島で戦っていたんだ。まだ手紙は手元に取ってあるよ!

taxiridejp : まだちゃんと保管しているんですね!

Wild : そうそう、持ってるんだ。

taxiridejp : どうやって手紙は見つかったんですか?

Wild : 祖母はメルボルンで母と一緒に住んでいるんだけど、整理中に祖母の持ち物の中から出てきたらしいんだ。近くに住んでいるから毎週会ったりしてるんだけど、ある日母が突然その手紙を僕に呉れたんだ。彼女もミュージシャンなんだ。

taxiridejp : お母様も手紙からあなたがインスパイアされるのではと思ったのでしょうか?

Wild : 手紙自体が既に詩的なものだったけれど、あの歌詞通りに書いてあった訳ではないんだ。何行かはそのままだけど、あとは手紙の雰囲気を大切にしたんだ。

taxiridejp : なるほど。素晴らしい仕上がりだと思いますよ。

(以上20/3/00更新分)

第13話「Tim WildによるImaginate全曲解説(2)」

taxiridejp : 次はGet Setです。

Wild : Get Setは、前にも説明したように、アメリカや世界の国々へ出て行くことに対しての期待感を表したものなんだ。実際のところ僕達にとってアメリカがバンドとして初めて行った外国なんだ。だからとってもエキサイトしていたのさ。まぁそう言った感じの曲だよ。

taxiridejp : Everywhere You Goは…

Wild : 僕達はいつも究極のドライブ感を持つ曲が欲しいと思っていたんだ。この曲の歌詞はストーカーというか、一年中男を追いまわしている女性や逆に女性を常に追いかけている男についての曲といった感じだね。実際どっちがどっちかは僕は知らないけどね(笑)。基本的にはライブでオーディエンスが盛りあがるような曲にしようと心掛けたんだ。だからみんなが楽しんでくれればそれが一番良いね。

taxiridejp : なるほど。その話を聞いてどうしてUS盤のImaginateに入っているバージョンがあなたたちの求めていたものとは違うという話が理解できましたよ。

Wild : そうそう。あれは違うんだよ。

taxiridejp : オーストラリア盤に比べてパンチに欠けるというか…。

Wild : 君の言う通りだよ。こう何か今一つ物足りないんだ。グッとくるものがないんだ。

taxiridejp : 私もオーストラリア盤に収録されているバージョンの方が好きですね。

Wild : 面白いのは、USバージョンのEverywhere You Goしか聴いたことのないオーディエンスの前でこの曲をプレイすると、みんなビックリするんだよ。「なんなんだ、このロッキンな曲は」ってね。

taxiridejp : それは私も思いましたよ。最初のHornsbyでのギグであなた方がEverywhereをプレイした時、凄いエネルギーだったので驚いたのを覚えています。

Wild : ああ、そうか!じゃぁ、君は「なんだこの曲は?全然違うバージョンじゃないか!」って思ったんだね。

(以上21/3/00更新分)

第14話「Tim WildによるImaginate全曲解説(3)」

taxiridejp : 72Hour Dazeですね。

Wild : 72Hour Dazeは…この曲は僕たちにとってとても特別な曲なんだ。バンドのお気に入りの曲の一曲でもあるしね。Jasonが彼の変わった体験に基づいた歌詞のアイディアを持っていたんだ。そこでJasonと僕で曲のアイディアを持ち寄ってこの曲を書き上げたんだ。コーラスではTimの声がよくマッチしていると思うしね。(ダン、ジェイソンと)3人で共作した最初の曲なんじゃないかな。そういうこともあって僕たちはこの曲が好きなんだよ。

taxiridejp : 最初の共作だったんですね。

Wild : 僕達はあれから何曲も一緒に曲を書いたりしているし、曲によって曲作りのパートナーはバンドの中で変わったりしているけど、Imaginateはデビューアルバムだから、どうしても重要な意味合いがあるわけなんだよ。

taxiridejp : とても特別な想いの込められた曲なんですね。

Wild : そうさ。

taxiridejp : 次の収録曲はRocketshipですね。

Wild : Rocketshipか…。

taxiridejp : いつもライブではこの曲で始まりますよね。

Wild : そうだね。ライブの曲順に関しては常に改善していこうと思っているからこれから順番が変わることがあるかもしれないけど、この曲もやっぱりバンドのお気に入りの一曲なんだ。

taxiridejp : 私もこの曲は個人的にも大好きな曲です。

Wild : そうなのかい?バンドのお気に入りだと言ったけど、実はこの曲には裏話があるんだよ。もともとデモテープに収録されていたんだけど、アメリカに持っていって、プロデューサーに言ったんだ。「この曲どう思う?なんかDoobie Brothersか何かみたいじゃないか?(笑)」ってね。実を言うとあまりこの曲には自信がなかったんだ。でも彼は「なに寝ぼけたこと言ってるんだ?この曲は最高だよ!」って言ってくれたのさ。

taxiridejp : そうですよ、素晴らしい曲だと思います。

Wild : レコーディングも全て終わった今はこうやってプロデューサーの一言に感謝しているって落ちついて話せるけど、一時期はこの曲のおかげで気が狂いそうになっていたんだ(笑)。他のミュージシャンが今プレイしている音楽の方向性とはあまりにもかけ離れたものに思えたんだよ。今現在この手の曲を聴きたいと思ってくれるリスナーがいるかどうか疑問だったんだ。でも結局は、僕らの音楽はオリジナルなものだから興味を持ってくれる人がいるに違いないと思ったんだ。

taxiridejp : 興味深い話ですね。

(以上24/3/00更新分)

第15話「Imaginate全曲解説(4) 〜60'sエレキシタールの謎〜」

Wild : あ、そうそう、それからこの曲(Rocketship)ではシタールも効果的に使っているんだよ。Get Set以外の曲でシタールを使っているのはこの曲だけだね。

taxiridejp : そうでしたか。

Wild : この曲とGet Setは言ってみれば姉妹曲みたいなものなんだ。この2曲は書かれた時期としては1年半ぐらい離れているんだけどね。Rocketshipは最初に書いた曲の1つだし、Get Setは知ってのとおり最後の1曲だ。でもこの2曲にはそういった音楽的な繋がりがあるんだよ。

taxiridejp : シタールのアイディアというものはJasonから出たものなんでしょうか?最初からJasonが持っていたとか…。

Wild : あぁ、それはね…。

taxiridejp : シタールと言えばインドの代表的な民族楽器ですよね。

Wild : そうだね。でも僕達はここメルボルンでシタールを買ったんだよ。インド人の知り合いがいてね。それでスタジオに持ち込んで色々試していたんだ。確かにJasonはインド人の血を引いているんだけど、それとは関係なくて、シタールを使うようになったのはたまたまなんだよ。

taxiridejp : では計画的にシタールを使ったわけではない、と。

Wild : 残念ながらそういうことじゃないんだ。ジェイソンがインド人の血を引いていて云々、という話はとてもロマンチックだからそういうことにしておけば良かったかな(爆笑)。でも話を作るのは嫌だから、君には本当のことを話しておくよ(笑)。

taxiridejp : ありがとうございます。

Wild : レコーディングの時は最初はシタールで実験をしてみたんだ。して実際アルバムを仕上げるのに当ってはエレキシタールを使ったんだ。

taxiridejp : エレキシタールなんてものが存在するなんて知りませんでした。

Wild : ジェイソンがライブでいつも弾いてるじゃないか(笑)。

taxiridejp : 緑色の…?

Wild : 茶色っぽいヤツだよ。

taxiridejp : あぁ、あの大きな薄茶色のですね。

Wild : そうそう、Get Setのビデオクリップでも弾いているよ。

taxiridejp : 分かりました。新型のギターなのかと思ってました。

Wild : あれがエレキシタールなのさ。コラルという会社で作られたもので、アメリカ製なんだ。アメリカに滞在中に買ったんだけど、もともとそういう物があることは聞いていたんだ。60年代にはアニマルズなんかがよく曲の中で使っていたんだよ。

例えば、When I Was Youngって曲がそうさ。(と、突然歌い出す)When I was young〜♪ぱいや〜ぱいや〜ぱいや〜ぱぁん(シタールの真似をする)。と、これがエレキシタールなのさ。

エレキシタールは、本物のシタールよりも扱いやすいんだ。本物はチューニングがとても難しいから、ライブでマイクを繋げてやるとなると非常に困難なことになってしまうんだ。その点エレキシタールなら、Jasonはギタリストとしても上手だから、それほど問題はないというわけさ。

taxiridejp : なるほど。

(以上28/3/00更新分)

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