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吟醸酒とは!?


日本酒は太古の昔から作られてきたのは周知の通りですが....ここ50年位前から、日本酒の質を向上させる 目まぐるしい技術の進歩がありました。昔は冷蔵庫がなかったため、酒を日持ちさせるために一般的な純米酒が主流でした。 昭和に入ると、より日本酒を高品質に...という風潮がわき、吟醸酒の立ち上がりとなりました。日本酒は米をけずって芯の部分を使って 作るのですが、この削り工合によりグレードが上がっていくのです。なぜかというと、米の外側の部分を多く残すと、味が重く どんよりとした味になってしまうのです。削れば削るほど味はよくなるのですが、芯の部分になるにつれて削りずらく なってくるのです。そして、当然材料もたくさん必要なのでコストはかかってしまいます。40%以上削った米を使って 醸造された酒を、吟醸酒といいます。50%以上削ると大吟醸酒といいます。
しかしながら、大平洋戦争を経て物資不足が続いた時に、少しの米でより 多くの酒をつくろうとういう、俗に言う3倍醸造や5倍醸造という生産方法をとらざるを得ない時代がやってきて しまいます。本来米からできている日本酒なのですが、廃糖蜜を発酵させて作ったアルコールを添加して 作った...いわば代用酒です。低コストで大量生産できるので、あっという間に日本じゅうに広まっていきました。

時代は過ぎ、日本中が景気の潤ってきても、大量生産できる3倍醸造をやめなかったため、だんだん日本酒ばなれ が進んでいく.....当然うまいわけがないので、酒蔵は四苦八苦するようになってきた。生き残りをかけた 酒蔵が、もう一度本物の酒を作ろうとたち上がったのが、約30年くらい前でしょうか....昭和初期に確立された 吟醸の醸造方法で、うまい酒をつくることで生き残りへの道を探りだしたのです。醸造、流通過程でも品質を 保持することができる現代だからこそ、吟醸酒をつくればいい。美味しければ、皆も買ってくれるだろうと。 こうした動きが地方の酒蔵ですこしづつ芽生え、10数年もたてば地酒ブームが到来する。 こうして現在様々な吟醸酒を楽しめるようになったのです。 (時代考証は結構てきとーです。詳しくは正しい資料をご覧下さい。)

こうして今私達は、大名でも気軽に飲むことができなかった吟醸酒を手軽に飲めるのです!!
これを楽しまないなんてちょっと勿体無いですよね(笑)