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これも前のサイトの日記に書いた、 去年夏に行ったナイジェリアでの体験談です。 かなりシリアスで悲しい話なので、 そういうのが苦手な人は読まない方がいいかもしれません。 でもこういう事が起こってるんだというのを伝えららればうれしいです。 |
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“ハロー” と挨拶したのに何故か“アイムファインサンキュー” とにこやかに返す人々が住むナイジェリア。
時間にルーズ過ぎて搭乗手続きを前日に済ませなければならない国ナイジェリア。
渋滞につかまるとバックしてその場でUターンして逆走行してくるのが当たり前な国ナイジェリア。
というわけで行ってきましたナイジェリア。
彼女とご両親(白人、ナイジェリア人ではない)のおかげでとても有意義な2週間をすごすことができました。
7月一日首都アブジャに到着。 まず用意してくれた宿が親父さんの会社が管理する白人居住区 (大抵ここで働く白人は高い壁で仕切られた居住区に住む。 武装強盗がかなり多いので警備はかなり厳しい。) のゲストハウス(バンガロー)。 しかも彼女の家から歩いて2分で滞在費も親父さんの会社持ちという正直申し訳ないくらいの接待を受けた。 居住区にはプール、テニスコート、バー、スーパーマーケットなど必要な物は一通り揃っていて基本的に筆者はここで2週間すごした。 ただ観光もちょこっとしたので一番印象が強かった経験を一つ。 彼女のお母さんの紹介で体の不自由な子供達を世話する イギリス人(性格には北アイルランド人)のクリスチャン女性と会い、結局施設を案内してくれることに。 都心から離れたところにあった村は、基本的にアブジャでもっとも貧しい人たちが住むところ。 もう一人のクリスチャン女性(イギリス人)とほとんどチャリティーで集めたお金のみで施設の管理経営を全部行っていると聞いて正直驚く。 政権が腐敗しきってて、そういうところにケアが全然届いていないのだ。 まず現在建築中の新しい施設を案内してもらうが、思っていたよりも小さい。 やはりチャリティーのお金だけでは建物、機材、人材に使うお金にもに限界があるとの事。 そして今の施設を案内してもらうが、これがまず施設と呼べるような物ではない。 小さい中庭を囲い立つ一階建ての家、部屋の数はわずか5つで、家具などほとんど無い。 部屋の一つは小児科になっていて、多くの村の人たちが病気の子供達と35度を越える炎天下の中長い列を作っている。 これがここに住む人たちとっては当たり前の生活。 筆者がここに住んだら、おそらく一週間持たないだろう。 それでもここで生活する障害をもった子供達はみんな愛想が良くて元気のある子ばかりだった。 障害をもつ子供達が普通の学校へ行かずにここで教育を受け、世話されるのは身体上の問題以外に理由があった。 文明が2世紀送れているといっても過言でないようなこの村(あるいは似たような生活水準の村)では、 体の不自由な子供は蛇の化身であり、昼間に人間の体をしているだけだという、とんでもない迷信のおかげで、この子達は虐待を受ける。 先日バルセロナで行われたアフリカのエイズ問題のキャンペーンでマンデラが “まずHIV所持者の、特に子供達に対する差別を無くさなければいけない” と言っていたのは、こういうことだ。 こういった施設は子供達にとって“安全”なのだ。 かなり個人的な話になってしまうが、筆者は子供の頃、病気で2・3年歩くことができなかった。 でもその時親父が外で遊べないからという理由で買ってくれたファミコンがあった。 また自分は覚えていないだが母からこんなエピソードを聞いたことがある。 自分は幼い時父の会社の都合で、バンコクに数年滞在していた。 日本に帰ってきて自分と弟はお菓子屋に連れて行ってもらった。 二人で小一時間立ちすくしていたそうだ。 選べなかったのだ。 あまりにも種類が多すぎて。 ここの子供達にはもちろんゲームやお菓子などないしTVだって買ってもらえない。 その上、ただ体が不自由と言うだけの理由で、自分の身の安全まで考えなければならないのだ。 クリスチャン女性は言う。 “この子達の生活水準を考えたら信じられないかもしれないけど、この子達は今、幸せなのよ。 私にとってここの生活ははっきり言ってものすごく辛いときもあるけど、いつも励ましてくれるのは子供達。 ただ歌ったり笑ったりして生活すること、 自分達が生きていることが幸せなことなんだといつも思い出させてくれるの。 ここの子供達はいつもなにかを私に与えてくれる” 正直泣きそうになったさ。 ここの子供達に安全な場所を提供したいの一心で計画を立ち上げたこの女性は凄いと思う。 しかし悲しいことにその安全も完全ではない。 実際施設は一回警備の薄い昼間に武装強盗にあったという。 信じられないだろ? 体の不自由な子供達の施設までも襲わなければならないほどの貧困。 しかももっと貧困のひどい国はアフリカ上に数多くある。 強盗にあった時、子供達と部屋の中にいたクリスチャン女性。 二人組みの強盗は、二人とも銃を持っていた。 ついてこいと言う強盗。 子供達を離れる訳にはいかないという女性。 撃ち殺すぞと叫ぶ強盗。 撃ちなさいと叫ぶ女性。 泣き叫ぶ子供たち。 銃を突きつけながら、無理やり女性を連れ出そうとする強盗。 子供たちを離れられないっていってるだろ、やめろよと叫ぶもう一人の強盗。 そしてこの強盗は警備に射殺される。 泣いたよ。 戦争なんかやってる場合じゃないって早く気づいてくれよ、頼むから。 筆者は今伝えることしか出来ないけど、(実は)クリスチャン(日本の某プロテスタント教会所属)の筆者にとってこのクリスチャン女性には感銘したし、子供達と会ったことは、貴重な体験だった。 “多くのチャリティーは募金の一部しか有効に使われていないから募金なんて無駄だってお前言うけどさ、例えそうだとしても命が助かる人がいるんだよ。“ と筆者に言ったクリスチャンの友人を思い出した。 、、、なんか暗くなってスマン。 |
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