| M-497 "ブラックビートル"、その他 | |
~ イージーライダーズ ~ |
助手: | 博士、アメリカのオバマ大統領が全米を結ぶ高速鉄道の開発計画を発表ですって。 |
博士: | 自動車産業滅亡の危機、そして高速鉄道の導入・・・合衆国がそんな状況になるとはの。わしが若い頃には予想できなんだ。 |
助手: | 麻生総理も新幹線の売り込みをしているとか。アメリカに新幹線、なんだか似合いませんね。 |
博士: | そうじゃのう。アメリカ国民には失礼じゃが、精緻なシステムで運営される高速鉄道そのものがアメリカのイメージに合わんのう。 |
助手: | 荒野の一本道を、埃にまみれた燃費の悪そうなでっかいクルマやハーレーダビッドソンで疾走してこそアメリカの旅・・・なんてのはもう古いんでしょうね。 |
博士: | いやいや、アメリカ国民にはまだ意地を貫いていただかんと。 |
助手: | そんなアメリカに似合う鉄道はありますか? |
博士: | 応!あるともさ! アメリカ人の、アメリカ人による、アメリカ人のための高速鉄道車両が!! |
助手: | おぉ!さすがは博士。して、それは? |
博士: | これじゃあぁぁぁ~! |
【ニューヨーク・セントラル鉄道 M-497 "ブラックビートル"】 |
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ジェットでGo! Go! Go! |
助手: | うわぁ~ こりゃあ力業(ちからわざ)だぁ~。 |
博士: | ニューヨーク・セントラル鉄道(既に倒産)が1966年に試験として作った車両じゃ。 |
助手: | 「ガスタービンなんてしゃらくさいことやってられっか~!」という強引さが素敵過ぎます。 |
博士: | まあ、低コストがテーマだったらしいからの。 |
助手: | もしかして普通の気動車にジェットエンジンの載せて、カウルつけただけですか? |
博士: | そのとおり。 |
助手: | 足回りは手を入れてないんでしょうかね? |
博士: | してないようじゃの。手間かかるし。 |
助手: | 耐久性に問題があるのでは? |
博士: | 実は、車両よりレールが高速鉄道に耐えられるか、を調べる意味もあったらしい。 |
助手: | 耐えられたんですかね? |
博士: | 一応、「いけるんじゃね?」という結果だったらしい。速度記録(296km/h)も現在(2009年4月)に至るまで合衆国内最高速度記録じゃ。おまけに車両も実験後に普通の気動車に戻されて普通の鉄道車両として生涯を終えたしの。 |
助手: | 大統領、値段の高い日本や欧州の高速鉄道を買うより、採用するならアメリカらしいコレですよ! |
博士: | しかしの、実はソ連(現ロシア)にもこういうのもあったんじゃが。 |
【ロシアのジェットトレイン】 |
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溢れる未来感…。 |
助手: | ブラックビートルスキー!? |
博士: | カリニンスキー車両製造工場製。1970年に約290km/hを記録したそうな。 |
助手: | こんなところまでオチをつけるとは、さすがは20世紀のネタ満載国家、ソビエト社会主義共和国連邦。 |
博士: | そんなんにいまさらツッコミを入れている我らこそ笑われるべきじゃがな。 |
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