●海上自衛隊 「おおすみ」型輸送艦
 

~ 目を閉じれば見えるんだ・・・空母が・・・ ~


博士:

「日本のミリタリーマニアの人数と同じ数だけ『おおすみ』がある。各々の心の中に・・・。」と五月にある人は言ったのじゃ。

助手:

ふふっ、ふふふ・・・シーハリアー(※1)とか並べちゃったりして、ぐへへへ・・・。

博士:

やれやれじゃの。では、ふんっ!



バキッ!(バットで助手の頭をぶん殴った音)


助手:

はっ、僕はいままでいったい何を!

博士:

君はその雑誌に掲載されていた「おおすみ」の写真を見ているうちに、「おおすみ」が放つ強力なオーラに誘(いざな)われ、「おおすみ時空」(※2)に行ってしまっていたのだよ。

助手:

はっ、そういえば、その写真を見ていたら・・・。

博士:

わしにはわかるぞ。君は、「『おおすみ』が空母だったらいいのに」とか考えてしまったのじゃろう?

助手:

違います!「『おおすみ』が強襲揚陸母艦だったらいいのに!」って思ってたんです。

博士:

この場合同じようなものじゃ。ばか者。

助手:

言われなくたってわかってます。わかってますよっ!「おおすみ」の甲板がハリアーの排気温度に耐えられないことくらい!「おおすみ」のヘリコプター運用能力が低いことくらい!(※3)

博士:

それでも妄想せずにいられないんじゃね。

助手:

あの全通甲板(※4)が、あの全通甲板がいけないんですよぉ(涙)。

博士:

まったく罪な艦(ふね)じゃのう。いや、罪な全通甲板というべきか。

助手:

ところで、いつの間にたんこぶができてるんですよ。いたた。

博士:

さて、そろそろワシは帰ろうかの。戸締りをよろしくな。


※1:素敵な艦載型VTOL戦闘機
※2:不思議時空の親戚、不思議時空にいると、不思議獣は(以下略)
※3:1番艦「おおすみ」にはスタビライザーすらついてないしね。
※4:船首から船尾まで平らな甲板




【海上自衛隊輸送艦「おおすみ」】

上陸用ホバークラフト2隻を装備し、330人の隊員と90式戦車10両を運搬・上陸させる能力を持った大型輸送艦です。
1番艦「おおすみ(LST4001)」の進水は1996年。同型艦として、「しもきた(LST4002)」「くにさき(LST4003)」があります。
特徴的なのは空母を彷彿とさせる島型艦橋と全通甲板です。この姿が公開されたとき、軍事マニアと左翼ジャーナリスト達は空母を妄想せずにはいられませんでした。
実際はヘリの運用能力が低く、甲板がVTOL航空機のジェット噴射の温度にも耐えられず、エレベーターもそのようにできてません。
あくまでも車両運搬に向いた輸送艦ですから! 残念! (死語)
あ、けど、自衛隊はヘリ空母を導入予定だそうです。




ON SET :

12/MAR/2006