残業を7時で切り上げ、渋谷AXに着いたのが8時前。オ−プニング・アクトのくるりの演奏も終わったらしく、場内はSFAを心待ちにしている雰囲気だった。
息つく間もなく客電が消え、"[A]Touch Sensitive"のサンプリングが流れ始め、ステ−ジ後方にある2つのスクリ−ンにこれからこちらに向かうため、階段を上ってゆく(という設定の)SFAの面々が映し出された。
そして、いよいよ5人が登場し、そのまま"[A]Touch Sensitive"を演奏し始めた。フロントマンのグラフは、何かのスポ−ツ・プレイヤ−かと思う位の大男で、存在感大だ。メンバ−間でのト−クを挟みながら何か言ってるが、ウェ−ルズ訛りでさっぱりわからない。右端のギタ−の彼は、ちょっとかっこいいかも・・・。
最新アルバム"Rings around the world"からの曲を中心に刺激的かつ暴力的な映像がスクリ−ンを駆けめぐり、正直言って気が散る。今回のアルバムは、世界初DVDと同時発売ということも相まって充分理解できるが、もっとポイント的に使ったほうが効果的なのでは・・・と思った。
演奏は、並といった印象。てゆ−かAXは音響がよくない。キャパ的には、クアトロとBlitzの中間といった感じだが、そのどちらにも劣る感じがした。サウンド・チェックを入念にやれば、もうちょっと良くなったのだろうか?
割れんばかりの大音響に耳に手を当てる1幕もあったが、だんだん慣れてきて順応させられてしまった(笑)。
カンフ−・政治・独裁者・暴力・戦争・・・これらの映像と打ちこみの繰り返しに頭がおかしくなりそうになる。これ以上やられたら洗脳されそう・・・みたいな。
"Receptacle for the respectable"でセロリをかじったり(平和の象徴は、セロリ?)、激しくギタ−を掻き鳴らすため弦が切れてしまい、曲ごとにギタ−を替えるグラフという人は、一見でくのぼうのように見えるが、実はすごい人なんだということが、いやでもわかる。オタクも極めればここまでなれるぞって感じ?
選曲は、アルバム同様とっちらかってて、ちっとも統一感がない。ドリ−ム・ポップのあとにいきなりパンクだったり、パンクの後にテクノだったり(笑)。グラフって人そのものを表わすかのようだ。
でも、"It's not the end of the world"のような曲の時には、しっかり泣かせてくれたりする(笑)。"Juxtapozed with U"の時には、夢のような気分にさせてくれる。
正直言ってどうなのよ、と自分に問いかけてみるが、よくわからないのだ。
正味2時間のライブで、いろんな気分にさせられたので整理がつかないのだ。
夢のような気分になったかと思うと現実の憂鬱に直面させられ、爆音に脳ミソと鼓膜をやられ、もう・・・やれやれといった感じで、ライブ後はヘトヘトになってしまったのだ。
ただ、ひとつだけわかったことは、この人たちは何一つ中途半端でなかったって事。真剣勝負だったって事でしょうか・・・。
またライブを観てみたいと思ったのは確か。
■Set list
1. [A] Touch Sensitive
2. Ice Hockey Hair
3. Sidewalk Serfer Girl
4. (Drawing) Rings Around The World
5. Play It Coo
6. Receptable For The Respectable
7. No Sympathy
8. Demons
9. It's Not The End Of The World?
10. Dacw Hi
11. Presidential Suite
12. Fire In My Heart
13. Run! Christian, Run!
14. Juxtapozed With U
15. Northern Lights
16. Do Or Die
17. God Show Me Magic
18. Calimero
19. Night Vision
20. The Man Don't Give A Fuck
21. Gwreiddiau Dwfn / Mawrth Oer Ar Y Blaned Neifion
<< home
|