CRYPTOPSY

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BLASPHEMY MADE FLESH

カナダの超絶テクニカル・ブルータル・デスメタル・バンド(長いな)の1st。VADERの4thの次にこのアルバムを買って完全にデスメタルにハマりました。ジャケ絵はなんか安物のRPGに出てきそうな感じの絵。 音質は悪いがそれほど気にならないです。

このアルバムの最大の聴き所は世界屈指のゲロ声の持ち主ロード・ウォームさんの変態ヴォーカルと、デスメタルが生んだ奇跡のドラマー  フロウ・モーニエ閣下の超絶ドラミングでしょう。まずロードさんの声だが「ヴォ―ヴァォー」と唸っているだけで何を言ってるのかさっぱり聞き取れない。歌詞カードを見てもわからないのだ。 このゲロ声大好きです。特に#3と#6の前半部分のゲロ声が。

そしてフロウ先生のドラミングも強烈。手数足数も多いし、そしてなにより速い。#1のようなシンバル鳴らしまくりのブラスト・ビートや鬼のように踏んでるツーバスは悶絶もの。でもただ速いだけじゃなく緩急をつけてる所がまたいいのだ。ベースもよく動いてます。ベースがこんなによく聞こえるデスメタル・バンドは珍しいのでは?#1のベースはものすげーカッコイイ。鳥肌もの。ギターは音が潰れてて混沌とした感じだがソロだけはなぜかメロディアスで綺麗。#2と#4のソロは絶品。

しかしまあ、よくもこれだけ複雑な曲をあのスピードで演奏できるもんだなと感心しました。



NONE SO VILE

泣く子が聴いたらもっと泣く発狂デスメタル・バンドの2nd。これは名盤。前作より音質、演奏技術、スピード、展開の複雑度、ビョ―キ度など全てにおいてレベルアップ。

特にロードさんとフロ閣下は前作ではわずかに残されてた人間味がこのアルバムでは完全に消え失せ、化物に進化した模様。ロードさんのお声は前作と比べるとゲロ度は多少減ったが変態度はアップ。殺人級の変態ヴォイスです。これはデス声っつーよりは獣声だな。どうやったらこんな声が出せるんでしょうか・・・。

そしてフロウ先生のドラミングは・・・コレ、ほんとに人間が叩いてるんか?と疑いたくなるほど。この非人間的なドラミングはドラムが好きな人は是非1度は聴いて欲しい。特に#6のドラミングは凄まじいです。ただ唖然とするばかり。

何処のサイトを見てもこの2人―――特にフロ閣下の扱われ方は尋常じゃないがそれもこのアルバムを聴けば納得できる。

あと、あまり(というか全然)語られることはないが個人的にスゴイと思うのがギターのジョン。 どこがスゴイのかというとあの作曲能力である。演奏技術はもちろんのこと、この人の作曲能力、ギターセンスはほんと素晴らしいと思う。あれだけ複雑な曲でも聞き手を飽きさせず最後まで引きつける曲を作るこの人は個人的にはもっと評価されてもいいと思うのだが。どースかね?そのへんのとこ。



WHISPER SUPREMACY

3rdである。今作で日本デビューを果たしたらしい。これも2ndと同じく名盤。
まずは前作に比べて音圧がグンとアップした。と同時に曲の複雑さも少々アップしたような気がする。 ただでさえ轟音みたいな音だったのに、これ以上音圧を上げ、複雑にしてどうしようというのか、彼等は。 ギターの音がかなり歪んでます。やり過ぎだろー、と思うぐらい。ゴリゴリのギターである。これがとんでもなくカッコイイのである。1st〜4thの中でギターが一番聴き応えのあるのはこの3rdだね。

ヴォーカルは1st、2ndで野獣のようなとんでもない声を発してたロードさんが脱退し(ナンテコト!)変わりにどっから見ても悪人面のマイク氏が加入。ロードさん程のキチガイっぷりはないが、かなり迫力のあるデス声である。ベース音もよく聞こえブリブリとかなり動いておられる。#4、#7のベースは凄い。 僕はギターやベースのことはよくわからんのだが(というか楽器全般知らん)かなりの無茶をやってるらしい。

ドラムはもう何も言うまい。フロ閣下は一体何を考えておられるのか。誰か止めてやれ。こんな叩き方してるとぜってー体壊すぞ。#2のブラストビートはどうやって叩いてるんだろうか・・・。細かすぎるぞ、おい。

前作同様、全8曲で約32分。えー?32分しかないの?短いよー、と思う人もいるかもしれないが、こういう音楽はこのくらいがちょうどいいのである。50分も60分もあったら体がもたん。

最後にメンバーに問いたい。これのどこがWHISPER(ささやき)なんですか、と。



AND THEN YOU'LL BEG

4thでやんす。前作より曲がさらに複雑になりました。無駄にリズムチェンジしまくってます。ひねくれてるとしか言いようがありません。何考えてんでしょうかこの方達は。でも音圧が前作より下がったのがちょっと残念。前作の音圧が個人的に好きだったもので。

バカテクっぷりは相変わらずです。さらにテクニカルになってます。そのせいか妙に整合感が出てきました。特にカナダの人間国宝(ウソ)のフロ・モーニエ閣下のドラムは化け物を通り越して神となった模様。人類最強だ、神だと言われてる彼のドラミングの前では誰もが平伏す。これを聴いて凄いと思わない人はいないだろう。異常ですコレは・・・・。

ギター、ベースも凄いです。 ギターは新しく加入したギタリストの影響なのかちょっとキャッチ―なリフがあります。このリフのおかげですんなりと曲を覚えることが出来ました。 ギターだけじゃなく各楽器に耳を惹くフレーズがあったのが良かった。 でなきゃ曲を覚えるのにもっと時間かかってたと思う。これだけ複雑な曲ばかりですから。ギターソロは相変わらず高速でメロウなソロを弾いてます。特に#2のソロは悶絶モノです。このバンド、1st〜4thで共通して#2のギター・ソロが絶品なんだよな。

ヴォーカルは3rd同様マイク氏です。彼もよくこんな曲に合わせて歌えるよな、と感心した。歌が上手くなったような気がします。ただ上手く歌ってるせいか迫力がなくなったのが残念。むうん。

アルバムを出す度に進化し、凄くなっていってるこのバンド。 次はどんなアルバムで驚かせてくれるのだろうか。非常に楽しみだ。

アルバムを出す度にメンバーチェンジをしていってるこのバンド、次は誰が代わるのか?と思ってたらマイク氏が脱退。 まあ、このバンドはドラムのフロ閣下、ギターのジョン、ベースのエリックの3人がいれば問題ないと思う。

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