カナダが世界に誇るデスメタルバンドの初のオフィシャルライブDVD。画質は文句なし。かなり綺麗です。音質はギター、ベースの音が引っ込み気味で少し悪いかな。彼等の曲を知ってる人には問題ないが、そうでない人には曲の輪郭が掴みにくいかも。 カメラワークはヴォーカルのロード、ドラムのフロ先生を中心に撮ってます。個人的にはベースのエリックをもっと撮って欲しかった。彼の指弾きが好きなもんでね。
ヴォーカルは半ば伝説化してたあのロード・ウォーム。1stで聴かれたようなゲロ声がなかったのが残念でした。でもイイ声してますよ。よく喉が潰れねえな・・・。ギターはソロは9割はアレックスが弾いています。はっきり言って巧くない。ミスするし音が綺麗じゃないんだよねえ。Cold hate,warm blood(3rdの#2)とWe Bleed(4thの#2)だけはジョンが弾いてました。こちらはほぼ完璧に弾いてました。やっぱこの人すげえわ。カメラマンはソロは全部アレックスがやると思ってたらしく、後半にやったこの2曲のソロの時もアレックスを撮ってた。弾いてるのはジョンだというのに・・・。フェイントかけられやがったなこの野郎。ああ、ジョンの指使いが見たかった。
ドラムのフロ先生は神がかってます。カメラも映しまくり。ドラムが主役といっていいほどです。超絶ドラミングが見たい人は買うべし。ライブアルバムではドラムの音が軽くてがっかりしてのだが、これは問題なし。ライブアルバム同様、通常バージョンよりスピードアップしてます。ブラストビートはもちろんだが特にツーバスの速さが尋常じゃない。フィルインもアホみたいなことしてます。何食ったらこんなことできんの?ドラムソロはライブアルバムとは違うパターン。時間も長いしフレーズ的にもこちらの方がカッコイイ。あと、数秒だけだがグラビティ・ブラストも披露してました。でもまだ完全には使いこなせてない感じ。
収録時間は69分。演奏は自他共に認めるテクニカルバンドなだけあってほぼ完璧。文句なしにオススメできる作品です。
追記:ギターはジョンではなくてサポートとして入ってたMARTYRのギタリストみたいです。なんか変だと思ったんだよ・・・。太ってるしさあ。
音質は最高。クリアで重低音も効いていて文句なし。ヴォーカルはあのロード・ウォームが復活!あのゲロ声がまた聞けるのかと期待してたのだが、かなり大人しくなってます。正直言うと何の魅力も感じない。このアルバムを聴くときは彼の声は全く耳に入ってこない。ギターはアレックスがかなり頑張っています。頼むからライブでも頑張ってくれよな。この人、ライブではギターソロが不安定すぎるんだよ。リフについては前半の曲はそうでもないが、後半になるにつれて魅力のあるリフが出てくるようになる。特に#11の1:52からのリフには驚かされた。鳥肌が立ちましたよ。
ドラムのフロ先生は相変わらず神がかってます。ドラムの音が大きく―――特にツーバスは地鳴り状態で、彼の非人間性が嫌と言うほど堪能できる。恐らく今回からスネアにもトリガーをつけたのだろう。以前までのブラストの音が小さくなっていく、というのがなくなった。それが唯一、彼から人間性を感じさせるものだったが、今作からそれがなくなり、完全無欠の音作りとなっている。それと、今作からグラビティ・ブラストも導入しているが、元ORIGINのジョンよりは若干遅めかな。他のブラストに関しては今までより速くなっている。フィルインもどうやって叩いているのかわけのわからんものばかり。4thを聴いたときもあっけにとられたが、それよりもさらに凄くなるとはな。
日本盤はボーナストラック2曲(ライブ音源)を含む60分7秒。楽曲はさらに複雑になっている。しかし、それでいてブルータル度もアップさせているのがこのバンドの凄いところ。普通は複雑にしすぎると、迫力とか暴力性が失われるというのにね。複雑だが非常に聴きやすくオススメ!!