カナダのコールド・ブラックメタル・バンドのデモ音源。2ndの初回限定盤のボーナスとしてついてました。リマスターされたものなので音質はブラックメタルとしてはそこそこ良い。ヴォーカルはヒステリックなわめき声。やや一本調子で上手くはないのですが、狂気や悲しみを感じさせる素晴らしい声だと思う。特に#5のラストの絶叫は悶絶モノ。ほんとに悲しい声を出してます。
ギターはジリジリとした感じの荘厳リフを弾いてます。冷気はあまりないのですが、なかなか良い感じです。冷たいのはキーボードで、全編に渡って使うのではなく所々で使うだけなのですが、素晴らしい冷気を放っています。ほんとに寒い。これだけでも良いのですが、強いて欲を言えばこのキーボードの比率をもっと多くして欲しかったな。ドラムはスロー、ミドルも織り交ぜながらブラストで爆走してます。ブラスト時のハイハットの音が荒々しく、冷たくてとても良い感じです。ライドシンバルもいいですね。
全5曲31分。演奏面などでは2ndの方が明らかに上なのですが、ブラックメタルとしてはこちらの方が何倍もカッコイイ!初期EMPEROR等が好きな方にオススメ。あ、ちなみに1stよりもこちらの方が良いですよ。
カナダのコールド・ブラックメタル・バンドの1st。ジャケットが今まで見てきた中では一番カッコイイ。携帯の待ち受け画面にも使わせてもらってます。音質はまあまあ。ヴォーカルはデモ音源の人と同じ人だが、それよりインパクトが減って普通のわめき声になっていますね。ギターはシャーシャーしていてかなりノイジー。個人的にはあまり好きな音ではないが、リフのセンスはかなり良くなってます。ドラムは足はたいしたことないが、手はやたら速いです。叩きまくってます。キーボードはデモ音源同様、所々で使う程度だが物凄い冷気を放っています。冷気度はデモ音源よりアップしている。EMPERORの1stのような突き刺す冷気とは違い、ふんわりと包まれるようなやわらかい感じがします。
全7曲47分。十分すばらしいアルバムなのですが、ギターの音がSETHERIALの1stもしくはSHADEのミニのような音で、かつ、キーボードの比率がもう少し高ければとんでもないアルバムになっていただろうな。楽曲が良いだけに少々もったいないような気がした。
カナダのブラックメタルバンドの2nd。極寒ブラックメタルを期待して買ったのですが、全然寒くない。ショック!金返せ!と思いました。初回限定盤は過去にリリースされたデモ音源をリマスターしたやつとの2枚組み。音質は良い。全く問題なし。ヴォーカルは普通のわめき声。これといった特徴はないですね。ギターはシャリシャリとした音で荘厳なリフを弾いています。最初聴いたときは「ウンコだな」と思ったのですが何回か聴いてるうちに気に入りました。#4のリフが素晴らしい。特に6:08からのパートは悶絶モノ。寒さを感じるのはこのパートだけですね。
ドラムはとんでもないことになってます。ブラスト、ツーバスともに速過ぎ。特にツーバスは不自然なまでに速い。ブラストは9割がワンバスブラストです。個人的にはツーバスブラストの割合を増やして欲しかったな。そしたらもっと凄いことになってたと思う。爆走するだけでなく抑える所ではきちんと抑えています。#2のスネアロールはなかなか良かった。
全8曲50分。少し冗長な感じもしますが、レベルの高さは保証します。でも、僕みたいに初期のような極寒ブラックを期待して買うと大火傷しますよ。それを期待しなければかなり良い感じです。