フィンランドの激速ブラックメタルバンドの1st。んで日本デビュー盤でもある。1stで日本デビューするブラックメタルバンドって珍しいんじゃないの?まあ、このアルバム、かなり完成度が高いからな。
ヴォーカルはかなりレベルが高く、狂ったようにひたすらギャ―ギャ―とわめいてます(一本調子というわけではない)。完璧にイってます。時折、地獄の底から聞こえてるような低音デス声も出してます。これも凄まじい声です。#2ではわめき声とデス声でハモっててとんでもないことになってます・・・。ゾクっとしました。最高です。
ドラムは噂に聞いてた通り、ツーバスの回転速度が異様なまでに速い。速過ぎる・・・。なんだこの足技は。ツーバス世界最速と噂されるだけのことはあるな。や、これはマジで凄いわ。特に#6の速さといったら・・・。ほんとに人間がやってるのか?打ち込みなんじゃねえの?と疑いたくなるほど。ブラストも凄く速いのですが、巧くはないと思う。テンポずれてないか?手のパートはイマイチでしたが、あの足技にやられました。あんなの反則です。
ギターはブラック特有の寒々としたリフを主体に弾いてますが、時折かなりメロディックな音も出している。キーボードも荘厳でシンフォニックなメロディを奏でていて巧いなと思った。北欧の連中はほんとメロディセンスが良いよなあ。一聴すると暴虐な音楽だと思うかもしれないが、よくよく聴いてみれば結構メロディックだというのがわかると思う。
曲はブラックにしては結構複雑でドラマティックに展開していく。ブラスト一辺倒でなく、ブラストパートとスロー・ミドルパートが上手い具合に混ざってます。曲作りはかなり上手いと思う。実際、良い曲ばかりだし。ほんとオススメです。