フィンランドのブラックメタルバンド、AZAGHALのNarqath氏による 一人コールド・ブラックメタル・バンドの3rd。AZAGHALと言われても、マニアさん以外はCD持ってないだろ・・・。 ちなみに僕も持ってないです。
さて、このCDだがコールド・ブラック・ファンはとりあえず買っとけな内容。音質は綺麗になり過ぎず、汚くもない、ちょうどイイ音質だと思う。ヴォーカルはゆったりと吐き出すように唸っている。邪悪度はかなりのもの。本当にすばらしい声だ。不気味さは、あのATTILA氏とまではいかないがそれに近いものがあると思う。
ドラムはスラッシュビート、ブラストビートを軸に疾走している。ブラストはあまり速くないが、#3でのツーバスの連打は結構速い。この疾走感がなんとも心地よい。そして何よりドラムの音が素晴らしい。ちょっと篭っていてトコトコした感じの音だが、冷気を出すにはこの音が一番だと個人的には思う。
ギターは切ないメロディーを奏でるアコースティックのパートも多い。 それ以外のパートではギターの音はあまり聴こえないが、なかなかカッコいいリフを弾いている。 一番目立っているのがキーボード。これが主役と言っていいだろう。 重厚な音で素晴らしい冷気を放っている。まるで吹雪が吹いているかのよう。 ちなみに、ギターが目立たないのはこのキーボードの音が大きいから。 正直言うと、もう少し音を小さくして、ギターの音を上げてもよかったんじゃないかなと思った。
全5曲48分。風雨や雷のS.E.も使われていて、聴いてると北欧の美しい自然が頭に浮かんでくる。 個人的には悶絶しまくった作品。本当にオススメさせていただきます。