black sea/XTC
XTCの4枚めであり彼らの代表的作品といっていい。でも他の作品だって秀作揃いであるから代表作と断言するのは難しいが。商業的な面でいえばセールスも良かったらしく、代表作と言えるかもしれない。日本盤だって出てるのはブラック〜、イングリッシュ、そしてオレンジアンド〜のみ、他の再発も是非してほしいものだが。
個人的にはこのアルバムはかなり好きである。ロックバンドとしてのXTCの最後の姿がこれであるとも言われているとおり、サウンド面ではロック的な迫力やシャープなギターサウンドが主体となっていてかっこいいのである。実は非常に複雑にからみあっているツインギターもとても魅力的である。そもそもライブで演奏する事を目的に作られた作品だけに緻密な音を構築するのではなくそのままのバンドサウンドで勝負しているあたりが非常に迫力のあるサウンドとなっている。
その上
アンディ節がさえわたった楽曲は聴けば聴くほどはまってしまうのである。
このCDを大音量で聴くのはとて気持ちが良い。どかどかしたドラムサウンドにのって一緒に唄ってみるのもいい。
XTCの代表曲は?と考えた時、思い付くのがこのアルバムの何曲かかもしれない。それだけキャッチーな曲も粒揃いだと思う。XTCはひねくれているとかいうイメージが強い反面、実は聞いてみると非常に聞き易かったりするのである。(ただし自作以降は別。)ジャケットは潜水服を着たやつが有名だが別バージョンもあるらしい。
そこまでコレクター魂はないので別にいいが。俺の中でニューウェーブ・ギターポップの名盤である。