
当リンクはすべて、2編からなる4行詩によって構成されています。
大河を越えた街に住む男は
兎たちの王であり
彼の民への奉仕は
碧空に一片の雲も残さない
宮殿に咲く紫陽花の花が
東の都にむかって咲き乱れる頃
茶色く苦い水が
姫の部屋の机に置かれるだろう
第三章二十一篇「喫茶店あじさい」
魔術師の妄想に酔いしれよう
よろず屋が狸によって引き裂かれようとも
諸国の王達はいずれ
彼の軍門にくだるのだから
女王や月の時計を畏れてはならない
西夷の乗り物を畏れてはならない
給仕の黒い装束が
結論まで覆い隠すことはできないのだから
第四章九篇「スミマイクロ」
(参考文献 「結論掲示板」 「妄想外車生活」 「rlth」)
書物は彼女の右手に
速き車輪と楽士隊は彼女の左手に
日々は鹿の女王によって語られる
さらに「2」と「4」が賞賛される
広場は旅人たちで大いに賑わうが
口の軽い為政者や
虎の皮を被った王子が
無残にも打ち捨てられるだろう
第一章三十篇「鹿鳴屋」
学院の鐘が鳴り止む頃
詩人は岳を望む
運転手 闘技者 歌姫
いずれも宿の主人にはなり得ない
赤、黄、緑の扇動者が
操り人形のひもを手放すことはないだろう
王達によって綴られた
偽りの叙事詩が未完のままであっても
第四章十ニ篇「たけたけ」
編まれた法典は
何よりも多く彼女のことを語るだろう
粉黛を施す調度品は
そこで明らかにされる
物語のほとんどは
王妃の庭にて演じられるが
市の賑わいが絶えることはない
瞳でそこを見渡せるのだから
第八章二十ニ篇「あいあいのれっつらごー人生」