
BASQUIAT
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配給エース ピクチャーズ 表表紙 |
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「ボウイがウォーホルを!有名人が有名人をノリにノって演じる、シユナーベルらしい遊ぴ心がいっぱいだ」 実在の有名人の、豪華キャスティングが話題だ。ウオーホルをデヴィッド・ボウイが(ウオーホルが実際に使用したカツラ、サングラス、ジヤケットを着用)、大物画商プルーノ・ビショツプベルガーをデニス・ホッパー、シユナーベルらしき“人気アーティスト”にゲイリー・オールドマン。その他、クリストファー・ウオーケン、ウィレム・デフォー、テイタム・オニ一ル、コートニー・ラプの強烈な印象、そして、パスキア役のジェフリー・ライト(トニー賞俳優)、画商メアリー・ブーン役のパー力一・ポージー・・・ |
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君に教える事なんかないよ 天才だもの 有名人? でも友達は君だけだ
スターになるほど増えて行くのは、嫉妬、中傷、利用されるという恐れ。 |
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『バスキア』でのアンディー・ウォーホル役は、久しぶりの特殊メイクものであり、またジギー・スターダスト以来、虚構のキャラクターは数多く自己演出してきたボウイが舞台劇『エレファント・マン』以来、これまた久しぶりに演じる実在のキャラクターものである。 1971年に初めてボウイがウォーホルをファクトリーに訪ね、裏口から入ろうとすると、ウォーホル側は裏口からはどうしても彼らを入れようとはしなかった。・・・数年後のボウイだったら、有名人好きのウォーホルは、裏口にかぎらずどこからでも招き入れたに違いないからである。・・・ それはともかく、会ったウォーホルはボウイに冷たくほとんど会話が最初成立しなかった。 |
腰のひねりが可愛い? ボウイのウォーホル 映画評論家 滝本 誠 ↑
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映画『バスキア』では、本当にたくさんの音楽が流れる。この映画に於いてサウンドトラックが果たしている役割は、ことのほか大きいといっていいだろう。もっとも昨今のアメリカ映画(だけではないが)では、さながらジュークボックス状態のように次から次へと曲が流れっぱなしのものが少なくないので、音楽の量、というだけなら特にどうということもないのだが、問題はその種類と、そこから窺える音楽的趣味、である。映画の中で流れる曲は全部で35曲。パブリック・イメージ・リミテッド、ゼム(ヴァン・モリソン)、トーディーズ、PJ・ハーヴェイ、グランドマスターフラッシユ&メリー・メル、ジョイ・ディヴィジョン、トム・ウェイツ、デヴィッド・ボウイ、ポーグズ、ギャヴィン・フライデー、ジョン・ケールといったところはサントラ盤にも収録されているが、それ以外にも、チャーリー・パーカー、サイケデリック・ファーズ、ローリング・ストーンズ、ブライアン・イーノなどが、映画ではフィーチャーされている。 「バスキア」を体現する音楽家たち 音楽評論家 佐々木敦 |
デニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケン、ゲイリ−・オールドマンなど豪華なキャスティングは、シュナーベルが自分の絵を通して知り合い、ボランティアに近いようなギャラで出演を快諾したのだった。
注目のキヤステイング、アンディ・ウォーホル役のデヴィッド・ボウイにとって、今世紀が生んだ大物アーチストを再生させることは、かなりの試練だったはず。ただ、ミユージシャン兼俳優のポウイもポップ・スターの一人。実際には朝メシ前だったようで、「アンディを演じるのは比較的ラクな作業だった」と語っている。「彼のジエスチャーには独特の癖があるし、言葉の抑揚もイギリス人に近くて体得しやすい。あの出で立ちもマネしやすかったしね。アンディは世の中を実に鋭く捕らえた男だ。言葉の使い方は巧みでなかったけれど、その実、頭の中のモーターは猛スピードで回転してた」。アンディ・ウオーホル美術館は、ウオーホルが愛用したカツラ、眼鏡、ジヤケットをボウイに貸し与え、この作品に協力している。
裏表紙
