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アメリカにまで来てアジアの文化に接するというのはひょっとしたら 日本から見ると奇異にうつるかもしれません。確かに「欧米」とひとくくりにされるくらい アメリカとヨーロッパとのつながりは強いものがあります。 そして日本に入ってくるアメリカの文化というものは 欧州的なものが多くなるのも仕方がないことなのでしょう。 しかしアメリカには古くから(といっても百数十年くらいですが) アジアの文化も根づいているのです。 最も古いものはカリフォルニアでの線路施設の際に中国から来た移民の方々でしょう。 彼らは過酷な労働環境の中でも自らの文化を失うことなく子孫に伝えていったのです。 時代は下って昭和恐慌や戦後すぐの時代では日本からもたくさんの人々が 移民としてアメリカに流れてきましたし、同じ事が朝鮮戦争時の韓国人の方々にも あてはまります。 そういった背景がありアメリカでのアジアの文化というものは見逃せないものがあります。 それもチャイニーズタウンのようないかがわしいもの(理由は後述します) ではなく日常的なものの中にも見受けることができるのです。 特にカリフォルニアでのアジア系アメリカ人の比率は非常に高く、 僕のいる大学にもたくさんのアジア系またはアジアからの学生がいます。 そして必然的に同じアジア人で同じ苦境を味わうものとして アジア人がつるんでしまうのも自然の成り行きといえましょう。 そんな中僕はたくさんのアジア人の方々と接するうちに 非常にアジアに興味が湧いてきました。 僕もアジア人なのにこんなことをいうのは妙なのですが、 アジアというものをもっと身近に感じれるようになってきたといえばよいでしょうか。 ここのコーナーではそういった視点からアジアの、ひいてはアメリカの文化を見ていきます。 |