NO FUTURE

織田哲郎が見いだした女性ロックシンガー、相川七瀬さんの曲。刹那的な情熱の赴くままに愛する女心を布袋ロックでシャウトしてくれます。アニメ「ゾイド新世紀/0(スラッシュゼロ)」のオープニングでした。曲は...いつもの通りです。
2001年7月29日に行われた、「Wakanadas2001年度版」発売記念握手会のレビューです。

その日、俺は小道具を持たずに、銀座の街を歩いていた。ナップザックの中には、ろくに冷えてもいないスポーツ飲料が横たわっている。胸にちょっと重たいWGPキーホルダーをぶら下げ、博品館に着くと、おもむろに昼間食ったづけ丼のご飯粒を取った。ふと見ると、最近の流行に合わせてか、小麦色のキティちゃんの着せ替え人形が売っていた。夏らしく水着を着ている。『時代は変わったな...』思いながらその場を後にした。
福家で整理券を買おうとおろおろしていると、あんにゅいが助け船を出してくれた。後はもう、いつものむさい集団が、歩行者天国の真ん中に集まるといういつもの光景。と、
「ひさしぶりー!」
見たことのある厚い壁に抱きすくめられた。けいえすである。瞬間、暑さよりうれしさがこみ上げる。見たことのある女の子の隣にいるちっちゃい人に目がいく。後に、この子がとんでもない秘密兵器になるのだが、いつもの光景にとけ込まない若い吉田日出子は、正直気になった。
「140番までの方!」呼ばれるままにけいえすたちの後ろに着く。裏から見ると、けいえすとその子の掛け合いは夫婦漫才さながらであった。「お前らいっそくっつけ!」とは、大きなお世話のツッコミだった。
やがて、本棚の森を抜け、俺たちは標的に近づく。...見えた!えっ?
その標的は白ではなく、小麦色をしていた。後にスポニチさんの記事を見ると、髪も茶系統に染めていた。表紙との顔のイメージの差は、その程度である。肌が白いままだとデビュー当時のアグネス・チャンまんま(と言うより今の感じが...まんま)なのだが。
次に目がいったのは、黄色いキャミソールである。3人祭に飛び入りで参加しても遜色なさそうな、そんな服装である(これが彼氏の趣味だったりしたらものすごくいやなのだが)。後にけいえすといた子に聞いた服装は、黄色いキャミソールにデニムスカート、腕にはビーズのブレスレットをしていたらしい。
けいえすたちと前に出ようと飛び出して、グレー集団に止められた。
『焦るなよ、tosh。練習しような』言い聞かせて定位置に戻り、握手の練習。と、
「指、きれいですねぇ」WGPの秘密兵器から荷電粒子砲(ゾイドを見てない人にわかるのかなぁ、これ)が炸裂した。スタッフに笑いが洩れる。
『まず、こうやって』右手に来るから左手でフォローする形でしっかり握手、と、ここまではいい。
『えっと...やべぇ、わかんないや』今まで言おうとしたことが、練習でも真っ白になってしまう。森の中でも何度もやったのだが、結果は同じだった。

場は暖まった、意識レベル正常、この上ないロケーション。
キャップの唾を後ろにやる、若菜ちゃんを見るために。このために来てるんだから。
バトルフィールド、セットアップ。フィールド内、スキャン完了。tosh VS.酒井若菜、READY,FIGHT!!!
俺:「こんにちわぁ」
若菜ちゃん:「こんにちわぁ」
俺:「お久しぶりです」
若菜:「お久しぶりですぅ」(右手に両手を伸ばす)
俺:「可愛いね」(左手でフォロー。相変わらず柔らかい(^^))
若菜:(笑いながら)「なぁに言ってんですかぁ、もぉ!」
ここで変な間が空いたため、toshをシステムフリーズとみなします。
WINNER,酒井若菜!(この後、スタッフに「もう一回回るんでしょ?」と言われた。先立つものがあればねぇ...)

今回、からかわれただけでもかなりの進歩と見ていいでしょう。気が付いたんだが、この言葉、らすとのページの以前のタイトルじゃなかったか?
小麦色良かった...それだけで壊れた...できることなら、できることなら。

「もう一度逢いたーい!!」

仲間内でウケ狙ってどーすんだっつー。その後のチャットで、ピンクのマニキュアにラメ入りだったことが発覚した。レビュアーにとってこのようなこと細かいデータベースはうれしい。

次の日、上司に電話でたたき起こされ、遅めの朝食を食べながらテレビを見ていた。居間のテレビでは「レッツ!」が放映されている。今日は午前中父がいるらしく、母親ももちろんテレビを見ながら、やってきた叔父の接待をしていた。この場で、もしも...。私はそうならないことを祈りながら、敢えてチャンネルには手をやらず、やり過ごすことにした。

...見事に凍ったね、部屋の空気が、一瞬。

おじさんが気づいたかどうかは、謎である。(Jul.31,2001)

感想、苦情等々ございましたら、管理人:tosh tanaka@iidanet.or.jpまでどうぞ。

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