2003 APR





2003.4.12

12:30起床 小雨

7:30に目が覚め寝れなくなったので、時差ぼけ?と思いつつ
部屋に用意されていた雑誌を読むこと10分、再び眠りにつく。
再度目が覚めると12:30、もう寝れなかったので起床。

シャワーをあびて朝食をとると、リズがスーパーへ連れて行ってくれた。
刺激的、しかしそんなに日本のスーパーと変わりまてん(爆)
物価もなかなかのもの、レタス1つ2ユーロって250円以上、ああ・・・。
会話はというと何とかなるもので、とりあえず間違いを恐れず
しゃべっていました。

夜は旦那さんのマッツの妹(バツ1)が遊びに来て、マッツ・リズ・妹・妹のBF
で食事。
リズも私だけを構ってはって入られず、私は終始無言。
飲む&食べるしかする事がなく、ワイン5杯×ベーリーズ×大量の
食料を摂取。
酔いました。悪い生徒です。
酔った勢いで最後は喋っていたけれども・・・

とりあえず、疲労+酔いで朦朧。



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2003.4.13

5:30起床 雨+強風

これが本当の時差ぼけなるものです。
5:30以降全く眠れず、苦しみもがく。

リズが9時に起きるまで1人朦朧。
空腹に耐えつつ、リズが朝食を作るのを待つ。
出来上がり次第、猛スピードで食べ、リズは目が点。
その量たるもの半端なく、ほぼ1人でゴージャスな朝食
を食べ尽くしました。

「私あまりに空腹で、ぺったんこになってたの」と言ったら
「好きなときに好きなものを探して食べなさい」といってくれた。

お昼になったらウェストコークへドライブに連れて行ってくれたのだけど、
あいにくの豪雨で霧がかかり、あまり景色が見えず撃沈。
しかし豪雨の海も荒々しくて素敵なのでした。

  海が荒れる(波が強い) very rough
  霧が濃い heavy mist
  風が強い strong wind

veryだか、heavyだか、deepだか、strongだか・・・
逐一メモりつつ、ボキャブラリー増やしに勤しむのでした。



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2003.4.14

7:30起床 12時間睡眠 時差ぼけ解消
くもりのち雨のち晴れ

授業の始まり。
1日4時間のレッスンに初めてチャレンジ。
いやーヘビーっす。
昨日まではレッスンが無く、喋る事に専念して楽しんでいたけれど
今日からはグラマーが加わり辛くなった。
マジメに分からず、死にかける私。

レッスンの後、マッツが賞をもらったとの事でコーク大学へ。
音楽の賞らしく、学園長とかお偉いどころが出てきて悪夢
のような2時間。

さっぱりわからない。

リズのいっていることは8割聞き取れるのだけど、他の人と話して
いるときは、わけわかめ。
ちなみにリズ以外の人と話すのは問題外。

長い2時間の後、マッツの弟・お母さんとリズと4人で食事へ。
マッツのお母さんはもう90なのに、とても元気でスゲー可愛らしい。
何度も手をぎゅっと握ってきて、その手のしわとぬくもりは
涙が出るほど穏やかであたたかいものでした。

そーいやマッツって実はシゴイ人です。
ちふてんのメンバーと一緒にやってたり。
賞をもらうだけの人です。



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2003.4.16

ここの生活にもかなり慣れてきた。
ご飯は美味しいし、部屋は広くてキレイだし、皆優しくて
フレンドリーで楽しい。
毎日があっという間に過ぎているわりには、もうここに来て
何ヶ月も経つように感じる。
日本での瀬克が遠い遠い昔のように、遠のいていくのを感じる。
でも、ホームシックは微塵も無い。
リズが本当にあたたかく接してくれるからだと思う。

今日は授業の後マッツがディレクターをしているというTV番組の
収録に行った。
リムリックまでの長旅で3時間くらいかいかったが、景色が
最高でドライブにはもってこい。
しかし交通渋滞がすごくて、2人でトイレに行きたいともがき苦しんだ(爆)

収録場所は小さなパブで、アイリッシュミュージックの番組らしい。
すごい若くて可愛い女の子がプロ級のフィドルの腕前を披露していた。
いかし、到着したのがすでに10時過ぎでしばらく見てから帰りました。

疲れすぎてベッドへダイヴー・・・・



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2003.4.17

今日は授業後ブラ―ニーキャッスルへ。
ブラ―ニーキャッスルと言えばアイルランドを代表する
観光名所で、お城の頂上の石に寝そべって城壁にキスを
すると雄弁になれるらしい。

お城の中は狭くてどんどん上に上っていくが、高所恐怖症の私は
かなり参って頂上についたら腰が砕けて、リズが爆笑していた。
寝そべってキスをするためには上半身を宙にさらさないと
いけないらしく、腰が砕けた私にはとても無理であった。

お城は古い石で出来ていて、苔が生して美しい。
リズはお城の中の階段の写真を取りまくっているので
「階段がすきなの?」と聞くと「古い石が大好きなの」と言った。
リズとはフィーリングが合う。
私も古い石は大好きだ。

その後リズが大好きだと言うお城の庭園を歩いた。
古い木や石や川があって、本当に美しかった。
2人共あまり言葉を発しず、ただ歩いた。

夜はマッツがフィドル※を弾いてくれた。
素晴らしい演奏で手が振るえた。
ちなみにリズも「1チューン弾けるのよ」と言って弾いたが
聞けるものではなく大爆笑した。


※フィドル:アイルランドの伝統楽器。バイオリンと同じ。



フィドルを弾くマッツ。



ド素人に本気出すマッツ。




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2003.4.18

リズは日本が大好きだ。
始めは日本の話ばかりするので、気を使ってくれてんのかなぁと
思ったけど、本当に好きで話しているらしい。
私が来る1週間前まで1ヵ月日本に旅行をしていて、目を輝かせ
ながら「私の人生で1番素晴らしい時間だった」と言う。
日本人は非常に礼儀正しく、親切でスピリチュアルだから大好きらしい。

日本食も大好きで納豆を含めなんでも食べられる。
そのおかげか、リズの家には醤油、うめぼし、結構色々揃っている。

リズが日本を話す時の目は、私がアイルランドを話す時の目ととても似ている。
それにリズもとてもスピリチュアルな人で、本当に気が合う。

今日は最後の授業で、授業の後コーヴへ行った。
断崖と海がただただ広がり、地平線が霞んでどこまでも続いていた。
こんなに素晴らしいところはディングル以来初めてで、コークの中
では1番気に入った。
「ここが1番気に入ったでしょ?」そういくリズに「うん」と言うと
「そう言うと思ったのよ」とまるでお見通しのようでした。

「ついに明日行ってしまうのね。寂しい、私には息子しかいないから
あなたが娘だと思ってる。いつでも帰っていらっしゃい。
いつでも電話してね。私があなたをここに置いておいたら、日本の
お母さんはびっくりして急いでパスポートを作るでしょうね。」

「Oh,my girl,my lovely daughter」
こんな台詞を一昨日くらいから何度も言っている。
私もリズが大好きだ。
美人でお茶目でおっちょこちょいで・・・・でも自然が好きだったり、
日本で言う"わびさび"が好きだったり・・・・ジョークも通じるし
笑いのツボも一緒だし・・・ここを離れたくない。
明日なんてずっと来なければいいのに、と正直思いまいした。

それでも夜が来て、最後の夕食をとり、相変わらずリズの料理は美味しいので
沢山食べてキャサリンにさよならを言いに行きました。

キャサリンはお茶を用意して、パダと二人で待っていてくれました。
キャサリンがイースターが日曜だからと、イースターのたまごのチョコ
をくれました。
最後に私は何度も泣いてキャサリンが
「早く帰っていらっしゃい、それとも私がゴールウェイに行こうかしら」
とジョークをかまして、笑って別れた。

帰ってくるともう12時で、荷物をまとめないといけないのでくたびれ
過ぎて部屋に戻る事にした
「oh my lovely girl・・・」そう言ってリズはわたしを抱きしめて
おやすみの抱擁をしてくれる。
今日だけじゃない、初めて来た日からいつもおやすみの時はこうしてくれる。

「Good night and sleep well!」
「You too! See you tomorrow」
いつものように、今日も1日終ってしまいました。



大好きなリズ。

パダとキャサリン。






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2003.4.19

とうとうやって来てしまいました。
リズは私がゴールウェイ行きのバスの中で食べるようにと
私の大好きなサラミが入ったサンドイッチを作り、水を
ペットボトルにつめ、ティッシュとナプキンをセットに
して渡してくれた。
私がいつも服に食べ物をこぼすので、こぼしてもいい様にだそうだ。

バス停でチケットを買い、バスを待っているとリズの友達で
これまた日本好きのトマーツも見送りに来てくれた。
70過ぎなのに、非常にもんづ的で大好きなおじちゃんである。
なんせ初対面の第一声が
「(日本語で) わたしは こむぎこ あれるぎぃでぇーす」
だったもんで、非常にかわいいのである。

「(日本語で) つまらないものですが」
とトマーツが自分のCDをくれた。
イーリアンパイパー※らしく、数々の著名な本も書いているらしい。

そうこうしているうちにバスが来て、なきながら抱きつく私にリズは
「辛い時、誰かと話したい時、いつでも電話して良いからね。
 週末には戻ってらっしゃいね。」
と言って、トマーツが「(日本語で) さよならぁ〜 またね〜 あいましょ〜」
と言って私はバスに乗った。

※イーリアンパイプ:バグパイプより一回り小さく、空気の入った袋
 をわきの下にはさみ、ひじで押して音を出す。
 "イーリアン"とはケルト語で"ひじ"という意味で、伝統楽器。


トマーツ。
5人目のもんづ席は空けて待ってます。


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この1週間おんぶに抱っこだたので、初めて1人でバスに乗る。
バスの中でリズのサンドイッチを食べて、眠りこける事4時間半
ゴールウェイに到着。

新しいホストファミリーはどんな人だろう?
良い人だって、留学業者は言ってたし・・・
そんなこんな思いながらバスを降りると、1人の女性が待っていて
「あなたのホストマザーよ。」と言ってきた。
痩せて、ちょっと老けて見える感じの人で、タクシーを呼び
家まで乗せてくれ、部屋に案内してくれた。

「何かあったら遠慮なく言ってね。夕食まであと1時間、荷物をほどく?
 私の言っていることがわかる?」
そういわれて、私は部屋で荷物をほどく事に。

部屋はリズの家で使っていた部屋の半分以下、日本で言う5畳くらいで、
窓からは海が見える。
西日が差し込み、とても見晴らしの良い部屋なのにすごく寂しくなった。
部屋はあまり清潔ではなく、棚や床は埃があり、引出しの中には誰のだか
わからない髪の毛が落ちてたりする。

 ― リズの家とは違う。
新しい人が来るのにこんなもの?
私は歓迎されていない?
そう思うと、リズが恋しくて涙があふれた。
埃のかぶった棚と引出しを、リズが詰めてくれたティッシュで拭きながら
ただ泣いた。
リズはこんな事をする為に、このティッシュやナプキンを詰めて
くれたんじゃないのに・・・・・・。

一時間経つと、夕食に呼ばれた。
カレーを出され、
「朝は7:45、夜は6:00に食事。選択は週1回、シャワーは食後
 夜10時まで。フルーツは好きな時に食べて、テレビも好きな時に見て。
 とにかく自由でいいから。分からない事があったら聞いてね。」
と言われた。
私はカレーをもそもそ食べながら、リズのご飯を思い出して泣きそうになった。

この人は悪い人じゃ無いけど、おそらくホストファミリーをビジネス
としか思っていないと感じた。
それに笑わない、ジョークも無いし、その上この人の発音は嫌いだ。
クリアじゃないし、変なアクセントだ。
リズのようにキレイな英語じゃない。
リズは分かりやすくキレイな英語ではっきり喋るから理解出来るし、
リラックスして私も返答出来る。
返事に詰まっても待っててくれるし、辞書をひいても待っててくれた。

今の私は新しいファミリーのアクセントが分からず、分からないから
怖くて喋れなくて、喋れないから何度も説明される。
ちなみに旦那さんの英語もあまりクリアじゃない。
唯一娘さんのアニータだけがわかりやすいほうかも。
アニータは15歳で、あっけらかんとしていて嫌な感じはしない。

でも、今日は疲れた。

何もかも疲れたのである。



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2003.4.20

昨日、朝食は何時が良い?と聞かれたので、10時と言ったら
10時に旦那さんが起きてコンフレークとトーストを出してくれた。
ホストマザーのアンはまだ起きていないようだ。
10時と言ったから、皆で10時に食べるのかと思ったのに、
私1人で食べた。

食べ終わったらアンが起きてきて、シャワーの使い方を説明してくれた。
ドアを閉めてシャワーを浴びようとすると、シャンプーも石鹸も無い。
「・・・・・I'm sorry,I don't have shampoo.....」
と言うと、ちょっといぶかしげにシャンプーとリンスを取り出して
シャンプーだけ貸してくれた。
ほんとはリンスも無いんだけど、「リンスは持ってるの?」と聞かれず
しまわれてしまった。
あぁ・・・石鹸も無い・・・・
とりあえず、手洗い用の石鹸を使い洗った。

シャワーを浴びてしばらくすると、新しい学校までの道を
車で教えるからついておいで、と言われて車に乗って学校まで行った。
何度か説明されて、やっと学校がわかった。

家に戻ってくると、
「明日でも今日でも、街や学校まで行ってみたければ行ってみていいからね」
と言われたので、「今行きます」と言って家を出た。

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教えられた道を徒歩で行ってみようと思った。
今はあの家に居たくないし、街中でインターネットカフェを
探そうと思った。

そして歩く事30分、学校を見つけ、これで火曜日から間違えずに
いけると思い、その後街中を歩いた。
インターネットカフェを見つけて、「日本語は使えますか?」
と聞くと「NO」と言われ、また他のカフェを探した。
が、無かったので、する事も無く帰ることに。

帰り際、とあるショップでシャンプーや歯磨き粉を買った。
帰りたくないけど、する事が無い。
どこで何をすれば良いのか分からない。
知らない街で、喋れなくて、帰りたくないのに、買える家があそこしかない。

どうしようも無い気分で、涙をこらえながら下だけを見て歩いた。
何もかもが嫌になって戻りたくなった。
日本にではなく、コークに、リズの家に。
日本が恋しくはならないのだが、リズの家にホームシックだ。
誰も知らないし、誰も私を知らない。
リズの家に電話しようかな、でもまだ1日だし弱音は吐けない。

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家に着いて部屋に戻ると、むしょうにお腹が減った。
この家に昼ご飯と言うものは無いのか?
しょうがないので、昨日リズが持たせてくれたサンドイッチの残りを食べる。
下の部屋では、アン一家とアンの友達とその子供が楽しそうにしていて
頭がおかしくなりそうだった。
リズなら、もしリズなら、と思ってみても仕方が無いのだけれど、
何度も泣きそうになって、涙をこらえた。

しょうがない、あと2ヶ月はこの家だ。
比べてみてもどうしようもない、いつか馴染む事を願って。

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と思ったが、夕食がなんと5時。
おかしくない?フィーリング的に絶対無理。
この家族とはきっとなじめない。

つーか、旦那のあの顔ありえない。
あのバリバリなアイリッシュ訛りのイントネーションのくせに、
私が聞き取れなくて「?」って顔をすると、黒目を上に持っていって
両手をあげて「こりゃだめだ」って顔をする。
辞書を引こうとしても、スペルを教えてくれないし、もうダメ。
ほんとに。

60日のうち、まだ2日。
毎日×しるしでカウントしていくようだわ。
この先どうしても馴染めないなら、変わってもらいます。
訴えます業者に。
どうせ私はただの下宿人、あなた達にとってはいい小金稼ぎの
ビジネスでしょうから、出て行たっていいでしょう。

中には同じお金で毎日おいしいご飯を食べて、1日2食と言う決まりなのに
お昼にサンドイッチを作ってもらい、いろいろな所に連れて行って
もらい、生活用品を揃えて貰ってる人だっているんだから。

あなた達がそう割り切るなら、私も金払ってんだからと割り切らしてもらいます。



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2003.4.21

あーもう、何なんだバンクホリデーって!!
今日から学校かと思いきや、バンクホリデーって、いわゆる
祭日で学校が無い!

朝ご飯はトーストのみで、リズんちみたいに卵やベーコンが
出るわけでは無し、もそもそ食って昼にはまた街まで出かけた。

雨が降ってもいいように傘を買って、本が読みたかったので本屋に
行ったら休み。
昨日とは違うインターネットカフェを見つけたので、入ったら満員、
しかも日本語は「read only」つまり読むだけでタイプは出来ないらしい。

寒いし、腹は減ったし、する事ねーし、でも帰りたくないし、
スーパーをぐるぐる回って食料を探す。
どっかに入ってゆっくり食べたいが、怖くて注文すらできん。
食料を買うにも、どれも高い!
しょうがなく、今日賞味期限の少し安くなっているサンドイッチを調達。

風邪の吹きすさぶ中、とぼとぼ帰宅。
2時過ぎに昼食を食べ、恐ろしい事に5時には夕食。

助けてくれ。相変わらずオヤジがムカツク!
と、もう螺旋階段のように嫌な事ばっかぐるぐる回って、
自分で自分を締め付ける。

私って何?自分らしさって何?

取り戻すべく、成田ですが嬢から受け取った手紙を再度
読み返して笑ったのである。
この部屋に来て初めて、ほっとして笑った。
そして、手紙が入っていたトーマスの袋とペッツ、ひ×みから
もらったブレスレット、レ×コから貰ったアメを本棚に飾りつつ、
「ガンバレ自分!」的エールを送り、Mっ気溢れて頬を叩いて
目覚めよ自分〜とかしてみて、また笑う。

しばしのシアワセさ。
あんな、ぐでんぐでんの字でも、マジメに元気出るよ、ありがとすがち。
やっぱ言葉って、日本語って、母国語ってスバラシイ!
言葉が感情をこえるとは思わんが、嬉しい、苦しい、悲しい、
そんな思いを伝え合えるのって、ほんと幸せ。



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2003.4.24

22日、23日とあっという間に過ぎました。
なぜならば学校が始まったからであります。
新しい学校は楽しい!
マンツーマンと違って、沢山の生徒が居てワクワクする。
初めは友達が出来るか、とか不安だったけど、今は新しい
人を見かけるたび、ワクワクします。

今のクラスは日本人は私を含め2人、イタリア人2人、韓国人1人。
今のとこ、韓国人の子と仲良くしています。

しかし小さい学校なのに、日本人が5人も居て、微妙です。
初めて彼らと会った時は、「日本人だ!」と思って嬉しかったけど
どうしても日本人同士つるむ癖があり、1人でも他の国籍の人が
居れば日本人同士でも英語を話すのだけど、日本人だけになると
どうしても日本語で喋ってしまいます。

ので、今は親しくしつつも、べったりしないよう、他の国籍
の子と過ごすよう心がけてる。
日本人同士で英語を喋っても、ジャパニーズイングリッシュなので
聞き取り易すぎて勉強になるとは思えない。

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そういえば、22日・23日夜パブ行き、日本人の男の子(ヒ×オ氏)の
友達とか言うスペイン人(セルジオ)と飲んだり、サッカーを見たり
して夜遊びをしておりました。

こっちの人のサッカー好きは、やはり半端じゃない。
今日はレアル×マンUでパブは大騒ぎでした。

韓国人のクラスメート(ソルシル)はレアル、私とヒ×オはマンUに
賭け、最後はただ酒飲みました、万歳。

しかし、物価高い!
パブも控えないと破産する・・・・この一ヶ月で1ユーロ128円から140円
にぐんぐん上がっている・・・・代撃沈。見通し暗いな・・・・



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2003.4.27

昨日学校の無料エクスカーションに参加したは良いが、あいにくの
天気ですっかり風邪っぴきです。
喉が痛むので、レ×コさんがくれたアメで喉を潤しています。

こっちの天気のひどさと言ったら、日本で言う大雨、夕立って
感じで、風邪の強さは台風並みです。
おかげで、傘がすぐ上向きにひっくり返り、ぶっ壊れます。
なす術が何もありません。

さて、私がアイルランドに来て早2週間以上経つわけですが、
自分の中で価値観が変わったような気がします。
語るにはあまりにも時期尚早な気もしますが、この先変わる事も
見据えて、とりあえず今の気持ちを書き残してみる。

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色々なカルチャーショックを受けつつも、それは国が違い、言葉が違い、
風土が違い・・・・様々な違いが作り出しているもので、素直に受け止め
つつ、価値観にまで影響を及ぼす程のものではありません。

では、一体私の中で何の価値観が変化しつつあるのか?
というと、"アイルランド"という国が私の中で特別な国では
無くなった、ということ。
そういうとまるで嫌いになったかと思われるかもしれませんが、
そうではなく、何ていうか、ミーハー心が無くなったというか・・・・

それに伴い、私はやはり日本という国がとても、いや1番好きだと
いうこと。
日本語、日本食、日本の文化、どれをとっても私の生きてきた
全てを司るものが"日本"であるわけです。
私の中で当たり前の"日本人"であること。
これが今非常に重要で、誇り高き事であるという事を実感しています。

でも、アイルランドは好きです。
でも、今までとは違う"好き"です。
今まではアイルランドが1番!日本なんてそっちの気であったわけ
ですが、今は一日本国民である事を最大の幸せと感じつつ、
アイリッシュライフを楽しんでおります。

--------------

次に、「英語」というものについて今思う事を書き残して
みようかと思います。

英語を話す上で、一体何が重要か?

ボキャブラリー、文法、熱意・・・・色々な重要事項を踏まえた
上で、最大級に重要と今感じているのが「リラックス」です。
リズの家に居たときより、今のほうが英語が話せなくなっている
ような気がするのは、やはりまだ緊張、遠慮の塊が、私の
何かにストップをかけてしまっているわけです。

じゃぁ、リラックスを感じるにはどうしたらよいか?

それにはまず時間、それとフィーリングであるような気がします。
日本語も同じだけど、初対面の人と話す事は、とても気を遣い
あまり喋れないのと同じで、でも付き合いを重ね、時間が経つに
つれて、分かり合い、沢山喋れるようになる訳です。

あとはフィーリング。
これまた日本語でも同じですが、「この人とは、何か通じるものを感じる」
という直感が、「もっと喋りたい」という気持ちを駆り立てるわけで、
逆に直感的に何かそぐわないものを感じると、どんなに時間を
かけても分かり合うのは難しいわけです。

リズとはフィーリング的にばっちしで、その上、毎日寝るとき以外
一緒に居たので、いつもリラックスしていて英語が話せる・話せない
とかで困ったと感じる事があまり無かった。
さらに酒など入ると、リラックス度が増して、いつも涙が出るほど
笑い転げていたなぁ・・・・

次に大事だと思うのがボキャブラリー、つまり英単語数。
文法なんて、はっきり言って中学英語でおつりがくるくらいで、
あとは単語数がものを言うと思います。
文法は、現在/過去形、現在/過去進行形、現在完了が出来れば
おそらく問題無いんじゃないかと!



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2003.4.28

リズ!
今日1日何があったか忘れてしまう位、24時間の中の15分は
私にとって、とてつもない価値の物でした。

ゴールウェイに来て、初めてリズに電話をかけた。
かけなくては、かけなくては・・・と思いつつ10日近く
過ぎた今日、リズからEメールが届いていたのです。

「I'm missing you (貴方が居なくて寂しい)」
何度も繰り返されるその言葉に、私の視界は前が見えないほど
ぼやけていました。

そのままメールで返事、って思ったけど、さすがにメールと
なると時間がかかって面倒くさいので、そのまま電話へ直行。

電話中リズの声が聞こえ無い程、私の心臓は嬉しさのあまり
高鳴っていて、
「Every day,every time,I'm missing you...!」
自分でも訳がわからないほど、このセンテンスを繰り返していた。

何度も溢れそうになる涙をこらえているのが分かったのか、
「いつでも、どこでも、辛い時、話したいときかけてきなさいね。
 私達家族も、キャサリンも、皆いつも貴方を心配しているからね。」
と言ってくれました。

私がお金が無くて、お酒も、食べ物もあんまり買えないから、
いつもお腹が減っているよう・・・・・と言うと、
「コークへ戻ってきたら、またジントニックを沢山飲ませて
 あげるから、早く戻ってきなさいね」 といってくれた。

リズは、私の中で何か超えるものがあって、実のところ、今は
自分の母親よりリズを思い出したほうが、ホームシックで
泣きそうになる。

でも、"第2のお母さん"と言うよりは、友人であり、尊敬する
先生であり、何というか説明できない。
とにかく、愛しの、愛しのリズなのである。
うーん、なんか危険なニュアンスイに聞こえてしまうのかしら・・・・・

とにかく今日は、"Liz day"であったわけである。



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2003.4.29

この家に来て、初めて洗濯をお願いした。
下着は見られたくないのでいつも風呂のついでに洗ってるし、
靴下も洗っているので、常に洗濯物は無いのである。

しかし、セーターやカットソーは2〜3回着たので、3〜4枚
洗濯物を頼んでみた。

洗濯後、「このタートルセーター、いやに小っちゃいんだけど?」
とホストマザー。
あまりの変化に目が点、20cm近く縮んでる!
しかも修復不可能!

大爆笑しそうになったが、アンは大真面目で言ってるので、
「インナーとして着てるからいいの」と言ってみた。
「ふーん、インナー、上に何か着るのね、小さいわね〜・・・・ブツブツ・・・」

オーイ、気付いてくれっつーの(笑)



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