DEPARTURE 11 APR 2003



3:30起床、4:45馬場出発。日暮里6:30発のところ5:30に到着。
スーツケースをふと見るとなんと恐ろしいことにタイヤが破壊されて
います。しばし無言。どうりで動かないはずだよな。
あまりのショックに、どうしようもないので無視。

ようやく1時間消費し、電車到着。ホームにて最後のお別れ。
朝早くからどうもありがとう。

-------------------------------

成田に付くとカートを発見。カートに荷物を乗せて運ぶと
これまたすこぶる快適。しかし、上手く運転できず
外人さんに「免許取りたて?」と日本語で冷やかされいるのにも関わらず
「イエース、マイカー」と英語でてんぱる私。

しかし、その外人さんにナンパされ3つも電話番号渡された。
私の電話番号も教えろとうるさいので、1桁違うのを教えておいた。
しかしチェックが鋭く2度も復唱させられ、その後逃げた(爆)

-------------------------------

とりあえずチケットを引き換えにカウンターに。
そこで荷物を計られ、6キロも重量オーバーにてお姉さん苦笑。
でも、多めに見てくれてまるで天使のよう。一生忘れまてん。

あとはもんづに会って搭乗・出国手続きのみ。もんづは来そうもないので
100円インターネットにて「今成田〜」とか友達にメールしまくり
なんだか暇人。
搭乗時間45分前にもんづ到着。あっとゆーまの15分で、せっかく遠くから
来てくれたのに申し訳なかったです。
でも、非常に嬉しかったどうもありがとう。
まさか全員来ると思ってなかったんだよ。あんな風に皆がガラスに
張り付いてばたばたしてくれるなんて、想像はしていたけどやはり
嬉しいものです。最後の瞬間が1人でなくてもんづで良かった。
やはり1人じゃしんみりするもんです。

出国手続き後免税店でタバコを購入し、少しばかり時間が余ったので
もんづからの手土産を広げてみる。
ひよみからのお土産を腕にはめ、すがちの手紙を読み込む。
なんだかね、最高に嬉しい手紙でありました。
これから先くじけそうになったら読み返します。
でもあまりのへた字に所々解読不能す(爆)


-------------------------------

いざ搭乗。飛行機に乗り込みオドロキ。なんと窓際の席ではありませんか!
成田空港を見つめながらいよいよ離陸。
この場に及んでまだ実感が湧かない。
あーでも、今ごろもんづは窓に張りついて「飛んでる!飛んでる!」
とか皆で騒いでいるんだろうなぁ。

その後はひたすら揺られ揺られる事12時間。
途中機内食にすし、カップラーメンなどもアリでもちろんのこと完食。
おそるべしスピードでたいらげる私に周囲が唖然。
いーんです、ハングリーなんす。
相変わらず私は飛行機で睡眠は無理らしく、一睡もせず悶々としながら
時間は過ぎる。

-------------------------------

14:45分アムステルダム到着。
とりあえず格安航空券にて次の飛行機まで6時間待機。
この時点で時差6時間の為、私の4月11日は30時間にものぼる。

限りなく広い空港を朦朧とさ迷って。なぜか日本を探す。
日本人、日本食、何でもいいから日本らしきものを見つけたい。
この眠さと疲労と寂しさの中少しでも日本らしきものを見つけると
ずるずると尾行してしまう私。

そんな怪しいことしててもしょうがないので、とりあえず無一文な
自分に気づき両替を試みる。
つーか、オランダって何だ?ユーロ?
両替のお姉さんに「この空港ってユーロなんですか?」と少々意味不明な質問を
すると笑って「OK!OK!」とおっしゃった。
ので、1000円差し出すが、何故か見栄が...5000円にとってかえる。
ユーロならアイルランドでも使えるし良いだろう。

とりあえずの資金を手のひらにトイレで歯を磨く。
皆見てるけどこれってこっちではダメなんでしょーか?
まあとりあえず気にせず、磨いてまたうねり歩く。
なんだか皆がこっちを見ているような・・・・そんなに東洋人が珍しいか?!
つーかすげー幼いな自分・・・いや、むしろ皆私のこのマスクを見ているに
違いない。SARS予防のつもりなのだが、自分以外誰もマスクをしていない(爆)
皆がなんとなく、自分を避けているような・・・(爆)

とりあえず、もう疲れたのでネットのできるところに行くが使い方が
わからず喫煙所にてこの日記をしたためている。

-------------------------------

5時間呆然と過ごし、あと1時間・・・さて様子を見に行くか・・・と
搭乗ゲート「D5」へ。
すると何故か閉まっていて入れず、画面に私の乗るはずの便が載っていない。
なんでぇ〜っ?!とD5のガラスに張り付く自分。
中のスチュワーデスのおねーさん方が笑っている。
笑ってねーで、何とかしてくれマジ。

訳が分からず一気に血の気が引き、空港内を走り回りインフォメーションを発見!
駆け込んでチケットを見せ「D5 CLOSE!!」と涙声で叫ぶと
お兄さんが「Ah−...」と言って「D7」とチケットに書き込む。
知らんうちに、搭乗ゲートが変更されていたらしい。
何なんだよ、オイ。

D7に戻ると確かに私の便が画面に・・・!!おお〜神様仏様。
しかし、そういえば乗り継ぎって手続きいらないのかしら??
とふと思うと頭の中に浮かぶ「トランスファーカウンター」の文字。
一体何のためのカウンターか知らんが、乗り継ぎの絵が書かれていた。
マズイ、もしや今更乗り継ぎの手続きが必要とかだったらどうする?!

またも猛ダッシュで今度はトランスファーカウンターに。

「I'm from Tokyo!!」カウンターのお姉さん唖然。
「I'm in transit to Cork(コークへの乗り継ぎ客です)
Do I have to do anything here?(ここで何かしなくちゃいけないんですか?」

と言いたかったのだが、伝わったかどうかわからないし、文法も怪しげ。
しかしお姉さん笑いながら

「Do you have a ticket??」
「Ye--s!!!」

と見せると「Very good!」とまるで子供をあやすよう。
「.....It's O.K. No problem」と言われ一人で騒いでいただけらしい。
むだあし、やりぞん。しかし、とりあえずノープロブレム

-------------------------------

しばらくしてエアリンガスに乗り込みいよいよアイルランドへ。
またも窓際の席でラッキー!と思いきや夜で何も見えず撃沈。
入国カードを配られるはずなので寝ちゃいかん・・と頑張るが
配られる気配なく、コークへ到着。

つーか、野外に降ろされエアフォースワンな気分。

-------------------------------

いよいよ入国審査。
半年滞在とはいえ、1ヶ月の格安航空券で来ているので
「1週間プライベートレッスンの学校に滞在、その後は観光して
計1ヶ月で帰ります」と言いはるつもりで突入。
早足できたせいか、自分がこの便で初めての入国者らしい。
入国カードが無いのが気がかりだが、審査員の前に行ってみる。

「何の為に来ましたか?」
「勉強と観光です」
「勉強?学校の書類は??」

案の定・・・と思い1週間滞在予定の学校のスクールレターと領収書を見せる。
これでOKに違いない、もしくは残り3週間どこを観光するのか
と聞かれるかなと思いきや、審査員はしかめっ面で私の帰りの航空券
を見つめながら帰国日、滞在先の住所などを聞いてくる。
すごく怪しがっている感じ。
疑われてるのがわかるからこっちも気が気じゃないムードで、
それが更に審査官の疑いの視線を煽る。
「ヤバイ、入国出来ないかも...!1ヶ月のチケットの為1ヶ月滞在と
言い張ってるのがバレたかも・・・」
と思った瞬間に入国スタンプを押してくれた。

しかし、そのスタンプは見たことの無いもので、しかも「11MAY」と
わたしの帰国航空券の日にちが記入されている。
おそらく、1ヶ月のビザか学生ビザ何だろうが、普通ただ観光でも
3ヶ月貰えるのでやや焦る。

その瞬間「カメラを見て」と言われ写真を撮られる。
本当に疑われているっぽい。通常ただの観光と言って入国するよりも
学校へ行くと言った方が入国しやすいのだが、初め行く1週間の学校
しか見せなかったので、それを元に入国し残り3週間を過ぎてても
アルバイトなどで不法滞在などをするのではと疑ってるのだと思う。

半年滞在なのに1ヶ月のビザ・・これって平気なの?!
でも、確か延長手続きとか警察署で出来るんだったはず・・・
悶々としながら何とか終了して後ろを見ると私のせいで長蛇の列。
私はスゲー長かったらしい。
その後は皆あっさり終わって、私がいかに疑われていたかすぐにわかった。

審査を終えて荷物が出てくるのを待っていると、私の後ろに並んでいた
アラブ系の人に「何であんなに長かったの?どこから何しに来たの?」
と聞かれる。私はこのアラブ系の怪しい人よりも怪しく見えたのだろうか

-------------------------------

荷物を受け取り早足でゲートに向かう。
この荷物の量を見られたら「1ヶ月の滞在で何でこんなに荷物が多いんだ」
とか言われそうだからだ。
通常そんな事は無いのだけれど、あまりに小さい空港な為、入国審査の
場所と荷物受け取り場が非常に密接している。

もし止められてスーツケースの中身を確かめられたら半端無い。
中には次の学校の9週間分の領収証が入っている。
それを見られたら1ヶ月滞在と言い張っているのがバレる。

出口だ!と思った瞬間「EUからの入国者か?」と止められる。
びびって見ると検疫官のようだ。
食料や動物を持ち込んでいないかどうか「荷物を見せろ」と言ってきた。
もし次の学校の領収証を見られたら・・・と血の気が引くが
おどおどしていたら余計に怪しいのでかばんとスーツケースを
何てこと無いよという風に見せた。
あちこち探られて、その下めくったら領収書!!ってところで
「OK」と言われダッシュで逃げ去る。

-------------------------------

やっと出口へ行き、迎えに来てくれたLIZ先生と会う。
車に揺られお家に到着。
私の部屋はまるでホテルの様に美しく、他の部屋もすばらしい。

「疲れたのでタバコを一服して寝ます」
と言うと、室内は禁煙なので庭に椅子を置いて、ワインを用意してくれた。
満月を眺めながら、

本当にアイルランドに来たんだろうか?

と思った。まだ全くもって実感が無い。
長い長い私の4月11日はこうして終わった。



----------------------------------------------------














渡愛日記 TOP

TOP