What's Jazz?
Jazzとは何か?
言葉で説明するのはとても難しいことです。
Jazzには現在多種多様なスタイルがあり、聴く人によっては「そんなのJazzじゃない!」ってなこともありうるのです。
そんなこと言ってたら始まらないって?(笑
でも「Jazzが何か」はわからなくても音楽を聴いて「この曲はJazzっぽいな」とか感じることは誰でもあるはず。
そう、今日JazzはJazzのメインストリーム以外にも様々な音楽と融合してすごく身近な音楽になっているのです。
とりあえずJazzについて言葉で説明することを試みてみましょう。
Jazzが産まれたのは20世紀初頭。場所はアメリカのニューオリンズでした。
ニューオリンズは港町でしたので、様々な人種の人が集まっていました。
そこで、黒人の音楽と西洋の楽器が融合してJazzが産まれたのです。
Jazzのバックボーンとなった音楽はブルースとラグタイムだったようです。
ブルースからは独特の雰囲気を醸し出す「ブルーノート」という特有の音階を。
ラグタイムからはリズミカルなシンコペーションを得てJazzが出来上がりました。
Jazzの演奏スタイルは多種多様ですが、それを時代順に並べるとこうなります。
ニューオリンズジャズ・・・全てのJazzの原型になった音楽。まだ黒人音楽色が強い。
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スウィングジャズ・・・日本人が一番耳にしているスタイルじゃないだろうか。ベニーグッドマンやデュークエリントンなどのビッグバンドはこのスタイル。
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ビ・バップ・・・集団で演奏するが故の拘束を嫌ったアーティスト達が始めた、即効演奏を取り入れたスタイル。これによってJazzの地位は確立された。
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クールジャズ・・・冷たいJazz?んなわきゃない(笑 英語でcoolはカッコ良いという意味で、サウンドの雰囲気が知的でカッコ良いことからこう呼ばれた。
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ウェストコーストジャズ・・・アメリカ西海岸の白人アーティスト達が好んで演奏した明るくて華やかなスタイル。
ハードバップ・・・ビ・バップと同様にアドリブが中心のスタイルながら、さらに情熱的な表現を駆使したスタイル。
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モードジャズ・・・コードに縛られていたそれまでのアドリブを革新させたもので、それぞれの個性を打ち出した音楽性溢れるスタイル。
フリージャズ・・・モードジャズをもっとフリーにしたJazz。音楽云々ではなく人間性そのものを演奏していると言っても過言ではないだろう。
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フュージョン・・・エレクトリック楽器の発達とともにロックとJazzの融合(フュージョン)が起こった。若い人は一番聴きやすいかも。
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コンテンポラリージャズ・・・最近のJazzの総称。現代はまさにJazzの混沌期。個人的にはグルーヴ感を重視するスタイルが最近多いと思う。
初期のJazzはダンスフロアのBGMとしての音楽だったようです。
それがしばらくして純粋に鑑賞する音楽のジャンルとしての地位を確立してきたのです。
日本でのJazzの歴史の始まりは戦後までさかのぼりますが、戦時中は敵国の音楽だとして禁止されていました。
戦後のJazzの普及は駐留米軍との交流から広がっていったようです。
日本でのJazzスタイルの全盛期は今のところ70年代のフュージョンブームでしょう。
しかしながらあの頃のフュージョンはJazzの比重が軽いものが多かったように感じます。
多種多様な音楽が受け入れられた現代でもJazzと言うと日本人は身構えて聴く人が多いのではないでしょうか。
しかし普段何気なく聞いている音楽をよぉ〜く聴いてみて下さい。
TVのBGMなんか特に、Jazzの曲が使われている場面は多いものです。
Jazzが流れるとその場面がcoolなイメージになるのでよく使われます。
日本人はJazz特有のビート感・グルーヴ感が苦手だと言われています。
演歌の国ですからね(笑
しかし今、若手のジャズミュージシャンの台頭が進んでいて、密かなジャズブームが来ようとしています。
17歳の天才ジャズピアニスト松永貴志、16歳のアルトサックス奏者矢野沙織、スタイリッシュなスタイルで若者に圧倒的な支持をうけるギタリスト小沼ようすけ氏などなど。
TVでもだいぶJazzが取り上げられるようになって、これからが期待できそうです。
Jazzは決して難しい音楽ではありません。
上記しただけで10個ものJazzスタイルがあるんですから、いろんなJazzを聴いて自分に合ったスタイルを見つけてください。
聴く側としては部屋のBGMとして、リラクゼーションミュージックとして。
演奏する側としては、Jazzフィーリングを得るために。
クラシックと並び、20世紀最大の音楽的功績と言われたJazzにぜひとも皆さん触れてみてください。