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『方向音痴 経由 ドライビング話』
 

山手線で学校に通っています。
ある時、電車から窓の外を見ていたら渋谷に着く直前に「DeSeO(デセオ)」というライブハウスを発見。
名前は聞いたことあるけどこんな所にあるんだ、と。
 

そして、その後、通学時にそこを4〜5回通過して初めて、
そのライブハウスは、いつもバンドの練習をしているスタジオの隣だということに気づきました。
あれ、あのスタジオってここにあったの?
あぁ、スタジオの前に見える線路がこれなのね、と。

私の土地勘なんてこんなもんです。
 

そして、私は道を覚えるのが苦手です。
苦手というより、覚えようという気がさらさらありません。
 

例えば、

渋谷の駅からPARCOなどのデパート系に行く場合も、
毎回あっちでもないこっちでもないとやってからたどり着くので
結局どう行くのが正しいのかいまだにわかりません。
 

例えば、

センター街の中を歩いていたらHMVを見つけました。入りました。
CDなんて買いません。あの冊子をもらうだけです。
そして店から出たら、もう自分がどっちから来たのかわからなくなっています。
通ってきた道にどんな店があったかも覚えていないので、
とりあえず、「人が流れていく方が駅」という勝手なオレルールに従います。
 

バイト中も客に道を聞かれることが多々あります。
でも、地図が常備してあるのでそれを見せて、あとはほっときます。

地元なので、自分で歩いていけば、たどり着けるのですが、
道順を説明するのは不可能。
いくつめの角を曲がるかなんていちいち覚えていません。
 

道を覚えないと車の運転はできないと教習所の教官が言っていました。
道があやふやだと自信をもって運転できないからキケンだと。

そうかもね。

私はもう1年2ヶ月くらい運転をしていません。
免許を取ったのは去年の2月。
教習所を卒業するとき、
あぁ、これでもう運転しなくてすむ、と安堵。

それでも何度かバイト先に乗っていくこともありました。
歩いて20分くらいの距離、車でも20分くらいかかりました。
まず車庫から出すのに一苦労なんで。

そうです。この車庫がかなりのクセものなのです。
出るのはまだまし。入るのが超困難。
どんなもんなのか見せたいくらいです。
最後はここにおさめないといけないと思うと乗る気も失せるってもんです。
 

とりあえず今まで1人で走ったことがあるのは、家からバイト先まで。のみ。

友達に、「免許もらってすぐ、うれしくて1人で富士山まで行った。おまえも行って来い。」
などと言われても、車庫を出て、まずどっちに曲がれば富士山に通じるのかがわかりません。
わかろうともしてないし、わかりたくもないんだけどね。
 

教習所からの帰り道、
道路をさりげなくスイーっと走ってる人達を見ては
オマエらスゴイよ、尊敬だよ、と。

そして、足で歩く安全さを再確認。
やっぱり徒歩が確実。
自由自在に動けるし、なんてスバらしいんだろう、と。
 

運転しながらいつも、こんなに死と隣り合わせになることなんてない、と思っていました。
誰かを殺すかも知れないし私が死ぬかも知れない。
わざわざそんな危険をおかすことはないのでは。

高速道路なんてもってのほか。
考えただけで恐ろしい。

必死。

「必死に〜する」じゃなくて、「必ず死ぬ」の意。
 

運転は性格的に向いていないのです。
慎重派なので。

歌いながらドライブがしてみたかったのですが、
そんな余裕あるワケなし。
冬でも夏でも窓を開けて外界の音に注意深く耳を傾けていました。
いつ救急車が来るかもわからないし。

運転後はいつも太股が筋肉痛。
チカラ入りまくってます。

最後に乗ったのは去年の9月。

今はもう免許証さえどこへいったやらわからんです。