| リリアン・アクス |
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1988年に発売されたメジャーデビューアルバム。ラットの故ロビン・クロスビーがプロデュースした事でも話題になった。1983年にはニューオリンズで結成されており、1987年にデビューアルバム時のメンバー編成になっている。 ドラマチックなイントロからそれをベルの音でかき消す事で幕をあける「DREAM OF A LIFETIME」。良いメロディとすばらしいギターワークが光る佳曲である。アメリカのバンドにしては不思議な魅力を持つ曲作りは続く「INSIDE OUT」にも表れている。どこかヨーロッパのバンドの雰囲気を漂わせていてそして幻想的である。「VISION IN THE NIGHT」ではスティーヴィーのどこか陰を引きずった感じのするすばらしいギターソロを聴くことが出来る。「THE MORE THAT YOU GET」や「MISERY LOVES COMPANY」などでは他のバンドとは一味違った雰囲気のキャッチーなサビを聴くことが出来る。「NOBODY KNOWS」ではどこか切ない感情を表現しており、寂しい気持ちに襲われる。そして「WAITING IN THE DARK」。ディープなこの曲と共にこのバンドの表現力をまざまざと見せ付けられる。クラシカルでなきの入ったギターソロは単にテクニックだけではないことを証明している。 リズム隊の技術がちょっと追いついていないところがあり多少気にかかるが、全体的には良くまとまったアルバムだと思う。大物になるには時間がかかりそうだという印象を当時は受けたが、個人的には素敵なバンドだと思う。 |
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