| ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説 |
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1981年に発売されたデビュー、いや再スタート・アルバム。最初こそBLIZZARD OF OZZというバンド名でスタートしたものの、後々は自分の名前で活動。当時のメンバーは元ユーライア・ヒープのリー・カースレイク(ds)、元レインボーのボー・ディズリー(b)そしてこの頃はまだまだ無名の新人、元クワイエット・ライオットのランディ・ローズ(g)。このランディをオジーに紹介したのは何とSLAUGHTERのディナ・ストラム!!昔から裏でいろいろと彼は動いていたらしいが、これはサッカーで言えばワールド・カップ日本代表優勝くらいのすばらしい仕事っぷり。このアルバムはもちろんオジーあってのものだが、ランディで決まったと言っても過言ではない。 「I DON'T KNOW」の静かなSEを切り裂くヘヴィなギター・リフ!!いまだにウオオオーって叫び声を上げたくなるカッコよさ。中間部の静かな部分の何とも綺麗な旋律とのバランスは見事。生々しいギター・ソロは目の前で聴いているみたい。そして説明の要らない(全曲そうかな?)「CRAZY TRAIN」!!始まりのリフは何度練習したことか。緊張感抜群の始まりとキャッチーでメロディアスな本編、そして歌うはオジー。この見事なバランスが保たれているのはいまだに興味深い。きらびやかなギター・ソロも聴き応え十分!!そして続く「GOODBYE TO ROMANCE」の繊細さには心を打たれる。これほど綺麗な歌があるだろうか。ソロのメロディもすばらしいし、ランディが天使に感じてくる。まさに名曲!!そしてさらに続く「DEE」でもそれが感じられる。何と言ってもギター・インストだから。そして再びパワフルかつ攻撃的に「SUICIDE SOLUTION」。“自殺志願”という日本語タイトルもすごいよね。これで本当に自殺者が出たというから何とも…。仰々しいキーボードで始まる「MR.CROWLEY」のメロディとギター・リフは圧巻。恐らくランディ以外で作れる人はいないだろう。引き倒しまくるギター・ソロもすごい。「NO BONE MOVIES」や「STEAL AWAY(THE NIGHT)」のキャッチーなメロディとリフはランディにとってはお手のもの?!スカッとする簡潔明瞭な出来。最後に残るは究極の大作「REVELATION (MOTHER EARTH)」。この壮大な大作のメロディは“天の黙示”というタイトルがぴったり。これもやはりランディなくしてはありえない曲。ギターの聴かせどころも言葉には出来ないほどの迫力。 ランディ・ローズというギター・リストの能力を爆発させたこのアルバムは、見事にオジーのソロ・イメージを作り上げた。他が真似出来ないバンドBLIZZARD OF OZZはデビューにしてHR/HM界最高峰のアルバムを放った。鳥肌が立って止まらないほどの出来の良さである。 |
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