| ロー・オブ・ジ・オーダー |
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1980年代を地道なライブ活動で切り抜け、1986年の自主制作アルバムに続く1989年のメジャーデビュー作。ギターのスペンサー・サーコムとかの有名な踊り(!?)で知られたヴォーカルのリチャード・ブラックが中心となったバンドである。 長年の努力の甲斐あってのデビューアルバムであるが、さすがにこのアルバムはすばらしい!!独特であり、音域のそう広くはない渋みと色気のあるヴォーカルに、なんとも言えないキャッチーであり、かつ不思議なメロディーを醸し出すギターははまらずにいられない。1980年の後期は個性を持つバンドが乏しくなった時代であったが、そんな中このバンドは確かに個性を放っていた。 一曲目の「PARIS CALLING」から勢い良く力強く始まり、2曲目・3曲目と耳に残るすばらしいメロディの応酬。4曲目は言わずと知れたあのバラード「BAD FOR EACH OTHER」。なんとも言えぬお決まりの流れ。わかってはいるがうれしくてしょうがない。その後もよい曲が立て続けに披露され(ライブ定番の「GET SOME STRANGE」を通り過ぎ)最後まで思わず聞き入ってしまう。終わったときにはすっかり虜に・・・。 こんなに良いバンドが売れないのもこの80年代という時代の所為かと思うとこの頃が好きとはいえちょっと悲しくなってくる。今は何をしてるんだろう・・・。 |
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