WARRANT

Albums
1989 Dirty Rotten Filthy Stinking Rich
1990 Cherry Pie
1992 Dog Eat Dog
1995 Ultraphobic
1996 The Best Of Warrant
1996 Belly To Belly Vol.1
2001 Under The Influence

マネー・ゲーム
 1989年に発売された日本デビューアルバム。いうまでもなく大ヒットしたアルバムであり、全米で200万枚以上のセールスをあげた。(日本では当時あんまり期待されてなかったアルバムだったと記憶しているが。)バンド名やプロデューサーをあのRATTにならったと言う話もある。 1曲目は軽快な「32 PENNIES」。シンプルなロックを展開しているがそのままの流れを持って、ファーストシングルとなった「DOWN BOYS」へと入っていく。ビデオクリップを知っている人はわかると思うが、あのタイミングの合った絶妙な動きが頭をよぎる。そのままノリの良い「BIG TALK」へ。楽しさあふれるアルバムであり、ファーストアルバムにしてはなんとも良く出来た音作りである。そして「SOMETIMES SHE CRIES」ではしっとりとした歌を聞かせる。ここで聞かれるギターも良くまとめあげられてる感じがする。そしてスピーディーな5曲目で勢いをつけ、タイトルトラックである「D.R.F.S.R」へ。お金がふりそそぐ光景が目に浮かんでくる。それからテンポの良い7曲目へと曲は続き全米ナンバー2に輝いた「HEAVEN」へと続く。この第2段シングルとなったこの曲は白を基調としたビデオクリップだったが、いい音楽と共にこの光景が思い出される。そしてアップテンポの9曲目・10曲目とこのアルバム全10曲が軽やかに終了する。 全体的にすっきりとコンパクトにまとまったアルバムであり、この軽快・明快なロックに個人的には飽きが来ずに何度も聞けた。実際当時はこのアルバムがデッキに入らない日がなかったぐらいである。今でも活動は続けているがもう当時の面影はなくなってしまった、残念である。(マスコミにたたかれすぎて精神的にマイッタんだろうが…)
いけないチェリーパイ
 1990年に発売された彼等のセカンド・アルバム。前作で300万枚近くのセールスをあげ、乗りに乗ったままに作り上げたアルバムだけあって、充実した流れを作り上げている。もちろん頭が下がるかのような、前作のための精力的なツアーの賜物でもあるが、前作同様に200万枚以上のセールスを記録し、アメリカでの彼等の地位を築いた。 デビューアルバムを思い出す始まりからの「CHERRY PIE」のパワーとPOPさは絶妙。POISONのハイパーC.C.がゲスト参加してよりダイナミックに。アホなマスコミを吹き飛ばす力強さにかっこいいを連発。ビデオクリップがショッキングだったブルージーなバンジョーの始まりを持つ「UNCLE TOM'S CABIN」では彼等の懐の深さを味わう。単純であらず、さらにパワーあふれる楽曲。次はお得意のメロメロバラード「I SAW RED」。ピアノによるこの楽曲は間違いなくすばらしい。(ジェイニーによるギター弾き語りヴァージョンもある。)余韻を残す間もなくメロディアスな「BED OF ROSES」が勢い良く始まる。コーラスも素敵な1曲。勢いを増して突っ走る「SURE FEELS GOOD TO ME」は彼らのデビュー・アルバムからも窺い知れるハードでヘヴィな部分。簡潔明瞭で、爽快な曲。タイトルからもわかるとおりスピーカーから流れ出る「LOVE IN STEREO」も非常に良く出来たロックン・ロール。すばらしく考え抜かれた作りになっているが、そうは感じさせないところが彼等の才能であろう、楽しすぎる。ラジオ・ノイズから始まるこれまたすばらしいバラード「BLIND FAITH」には鳥肌が立つ。ジェイニーの作曲能力には脱帽。ためにためてサビに入りこむ力強い「SONG AND DANCE MAN」やギター・リフによって作り上げられた「YOU'RE THE ONLY HELL YOUR MAMA EVER RAISED」のキャッチーさもすばらしい。マイナーなところで、後者の跳ねたベース・ラインも良い味を出している。ヘヴィかつすばらしい流れを持つハード・ロック曲「MR.RAINMAKER」はなかなかの佳曲!!このメロディの組立てはガンガン胸を打ってくる。ハーモニカの始まりもゾクゾクさせるBLACK FOOTのカヴァー「TRAIN, TRAIN」も力強くしあがっている。「ODE TO TIPPER GORE」は聴いてのお楽しみ。途中でげらげら笑ってしまうけれど。遊び心を満喫した後のボーナス・トラック「THIN DISGUISE」はなかなかの佳曲。良い曲を外しても、なお良いアルバムを作れる彼等はすごい。 13曲あっても約40分というのはすばらしいロック・アルバム。彼等の本領発揮といったナイスなアルバムであり、彼等をクソとののしる奴らがクソじゃー!!これを聴いてひれ伏すがよい。


トップへ
トップへ
戻る
戻る