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クリスチャン・バーンズ(ヴォーカル&ギター)、マーク・バリー(ヴォーカル&キーボード、ホイッスルetc…)、スティ・マクナリー(ヴォーカル&ギター)の3人グループ。

3人ともに、ビートルズからビリー・ジョエルにいたるまでの偉大なるソングライターから影響を受け、スティービーワンダーやダニー・ハサウェイらソウルシンガーに憧れを抱いていた。

 そんな3人がであったのが96年春のこと。初対面から意気投合した彼らはその後、クリスチャン曰く、『曲を書いて、書いて、書きまくる日々を過ごした』そう。そして、本格的な音楽活動とプロ・デビューを手に入れるべく、ロンドンへ。ロンドンでは、友人のフラットに寝泊りし、連日レコード会社周辺に出没しては、路上でバスキングした。そのパフォーマンスは次第に業界関係者の噂となり、評判が評判を呼び、彼らの存在は広く知れ渡るようになっていった。

 そんな状況の中、3人は最後のチャンスとして、自分達でBBマックのショーケースを計画。リヴァプールのロマックス劇場を予約し、ロンドンのあらゆるレコード会社のA&Rに招待状を郵送した。そして、当日、3人の予想をはるかに越える多くのレコード会社がリヴァプールを訪れ、彼らの前で『Again』を含む5曲をパフォーマンスした。一度は『あなた達の音楽には興味がないから、もうコンタクトを取る必要はない』という手紙を郵送してきたレコード会社までもが、『あの手紙は破って欲しい』といってきたほど、そのショウケースは評価されたのだった。

 そして、メジャーを巻き込んで繰り広げられた争奪戦。そのなかで彼らが選んだのが、最も勢いのあるインディーズのテルスターだった。3人が契約書にサインをしたのは、98年8月。それから1年かけて、デビューの準備は進められた。

 

 アルバム中のプロデューサーは、ダレン・アリソン(ディヴァイン・コメディ)、ディロン・オブライアン(ジャン・アーデン)、オリヴァー・リーバー&ジョン・ジャンクス(コアーズ)、Pro-Jay(アン・ヴォーグ)、ロビン・シック(ブラウンストーン)といった人達。クレジットをみる限り、驚くほど大勢の人がレコーディングにかかわっている。

 基本的に楽曲は、クリスチャン、マーク、スティのコラボレイトだが、そこにプロデューサーが加わったり、ナタリー・インブルーリアの成功で知られるフィル・ソーナリー(元キュアー)と『バック・ヒア』や『キャント・セイ』をコラボレイトしたりもしている。また、『モア・ザン・ワーズ』はエクストリームの91年の全米No.1ヒット曲のカバーである。

 日本では、8月に1stシングル『バック・ヒア』をリリース。10月に2ndシングル、今年1月に3rdシングルを予定し、満を持して1月か2月にアルバムをリリースするという。雑誌の記事によれば、緻密なマーケティング計画が立てられ、『バック・ヒア』はテルスター初の試みとして、インターネットを通して視聴できるようにしたとか。また、パフォーマンスのお披露目も順調に進んでおり、英国ミュージック・ラジオ99のショウケースでも、彼らのステージがハイライトとして大いに注目された。