RELAYER ( To ANALOGUE PAGE)

Produced By Yes and Eddie Offord
Recorded In Late Summer and Autumn
Originally Released On1974 12/5
Persons:
John Anderson (Vocals)
Chris Squire (Bass Guitar,Vocals)
Alan White (Drums)
Steve Howe (Electric and Acoustic Guitar,Vocal)
Patrick Moraz (Keybords )

 

1. The Gates Of Delirium -21:55-
2. Sound Chaser -9:25-
3. To Be Over -9:08-

パトリック・モラーツ制作途中で正式参加。

ウェイクマン脱退後、イエスの存続が危ぶまれる中、元メインホー
ス、レフュジーのP・モラーツが参加。クラシカルだったR・ウェイク
マンに対向して、現代的な音作りに没頭する彼のスタイルはイエス
にとっては良かったのではないかと思う。内心、ジャケットと同じ灰
色の内容かと思いきや、とんでもない、素晴らしい出来だった。イエ
スファンにもウェイクマンの指癖ソロに嫌気を指している人も多く、そ
う言う人にはとても新鮮に聞こえたのではないか。戦争と平和を歌
った錯乱の扉では、このコンセプトがハッキリ見えるくらいしっかりし
ている。何故かハウがテレキャスターを使っている割には音の厚み
が増した様な気がする。なんと言っても聞き所は、後半7分程度の
Soonだろう。(これはシングルエディションとしてシングルカットされ
ている)何ともクリアーなメロディーと、アンダーソンの透明感のあ
るVoがこの綺麗な曲を作りだしている。はうのスティールギターも
熱演。

サウンド・チェイサーでは、チック・コリア(RTF)調のイントロがイ
エスには新しい。強力なベースラインとハウの映画の決闘シーン
でも彷彿させるかのようなギターソロが大熱演だ。

トゥ・ビー・オーバーでは、危機に当てはめると、同志のような存
在。(そう言えばアルバム自体の構成が危機に似ている)今まで
の騒然とした雰囲気を解き放つような良い曲だ。モラーツのソロ
が一音一音確かめて弾いているような丁寧なプレイである。どん
なにハウやモラーツが頑張っても、やはりアンダーソンの色は隠
しきれないJ・アンダーソンのアルバムである。

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